JACKALLから加藤誠司氏開発の「シザード」がリリースされましたね。
その特徴を見てみると共に、リザード系ワームの特徴と出しどころを考えます。
目次
JACKALL シザード
加藤誠司氏がアメリカで開発したJACKALL「シザード」。
シザーコームから継承されたシザーハンド一つ一つが小魚の波動を再現し、スイミングで稚魚の群れをイミテート。
主にヘビキャロやテキサスリグで使用する事を想定して開発されました。
デカイ!
7インチで、しかも結構バルキーなボディ。
なかなか大きなワームですよね。
「巻いて使う」というコンセプトだそうですが、こいつを巻き倒すのはかなり勇気が必要そうです。
名作シザーコームのシザーハンドを搭載!
川島勉氏監修の名作ワーム、シザーコームに搭載された「シザーハンド」を搭載。
これにしか出せない波動と、独創的なシルエットで、シザーコームは一度はお世話になった事がある、というアングラーが多いハズです。私もその一人です(^^)
そんな名作シザーコームの釣れる意匠を継承しているというだけあって、シザードの出来も非常に楽しみですよね(^^)
マイクロベイトパターン
アメリカのトーナメントにおいて、リザードワームを使って稚魚の群れをイミテートする、「マイクロベイトパターン」が流行。
そこで、加藤誠司氏が勝つためのリザード系ワームを開発。
より効果的に稚魚の波動を再現するために、シザーコームのシザーハンドが最適、というのが発想の原点になっています。
大きいから、こそ
なるほど、これだけボディサイズが大きいと敬遠しがちですが、「大きいから難しい」というその考え方自体が間違っているようです。
むしろ大きなボディに複数配されたシザーハンドと、大きく水を撹拌するカーリーテールによって「稚魚の群れ」を効果的に演出してくれる、という事ですね♪
リザード系
ところで、そんなリザード系ワームですが、リザード系の出しどころっていつ?って思う訳です。
リザードって、つまりトカゲの事です。爬虫類。
ブラックバスが積極的にトカゲを捕食する事はあまり無いように思います。
そもそも爬虫類は陸上で生活している訳で、水中で暮らすブラックバスとの接点がありません。
うっかり落水しちゃった、とかそういう事でしょうか。
虫系もそういう事ですもんね。
でも、シザードのように必ずしも「トカゲ」をイミテートする必要はないという事でしょう。
※トカゲではなく、イモリ
いろいろリザード系ワームについて調べてみたのですが、どうやらトカゲではなく、「イモリ」をモチーフにしたルアー、という事らしいです。
イモリなら水中に生息しますし、エサとして喰っている可能性は高い訳です。
お恥ずかしい..
リザード系はパーツがいっぱい

リザード系ワームには手など、水をよく押してくれるパーツがたくさんついていますね。
実感として、濁りが入ったときに、すごく効きます。(お察しの通り、たくさん釣った訳ではないですがw)
メリットとしては以下のような感じ。
強いアピール力
ストレートワームでイマイチ反応が無いときなどに、ちょっと強いアプローチをしたいとき、導入してみるのが私のリザード系の出しどころです。
たくさんのパーツが同時に動き、ソフトベイトで強いアピールを求めるならリザード系ワーム一択!です。
バスにとって新鮮
そしてリザード系ワームを使うアングラーって少ないと思うので、バスが見慣れていないというメリットもあります。
イマイチ日本では人気のないリザード系

が、日本ではなんだかイマイチ人気が無いのがリザード系ワーム、だったりします。
エサっぽくないから、という単純な理由からそうなってしまいがちです。
ギル系とか、シャッドテールワームとか魚っぽいワームの方が釣れそうな気がしてしまいます。
それでも、そんな不人気なところも含めて、なんか気になっちゃう存在がリザード系ワームです。
私が愛するリザードワーム
ついでなので、私が愛するリザード系ワームをご紹介します。
deps デスアダーリザード
8インチと長尺で、インパクトがものすごいdepsのデスアダーリザード。
逆付けされた後ろ脚で強い水押しと、移動距離を抑えたアプローチが可能。
ノーシンカーでふわふわメソッドがおすすめです。
ゲーリーヤマモト リザード
古くからある、THEリザードワーム的なゲーリーヤマモトのリザード。
こちらは4inと割と常識的!?なサイズ感なので使い易いです。
ダウンショットやジグヘッドがオススメ。
シルエットもかなりトカゲっぽい。
まとめ
リザード系ワームブームは来るのか?
JACKALLのシザードと、リザード系ワームについてでした。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
