関東レンタルボートスタイルの最大の特長である、持込エレキスタイル。
そんな持込エレキスタイルを支えているのが、電動カートです。
亀山ダムのレンタルボート屋で、電動カートを初めて利用する場合の操作方法や、注意点をシェアします。
目次
亀山ダム

関東を代表する、リザーバーである亀山ダム。
そんな亀山ダムで主流なのが、エレキ、バウデッキ、ハイデッキなどを持ち込んでレンタルボートをカスタムする、関東レンタルボートスタイルです。
重量級のレンタルボートアイテムを車からボートまで運ぶのに、特殊な「電動カート」を使用します。
そんな特殊な「電動カート」の使用方法をシェアします。
電動カート

これが亀山ダムで活躍している「電動カート」です。
正式名称は分かりません。
本来用途は、何になるんでしょうか。ゴルフ場などで使われるのかな?
3輪車で、どんな重たいレンタルボートアイテムでも、へこたれずに急坂もぐいぐい登る頼もしいヤツ。
前の緑色の箱に、バッテリー、エレキ、バウデッキ、ハイデッキなど大型で重たい荷物を積載。
後ろのカゴに、タックルボックスなどを積載します。
安全の為、動かすには3ステップの動作を必要とします。
手順は、メインスイッチをONにして、出力調整ダイアルを回し、ブレーキレバーを解除します。
操作系をひとつずつ紹介します。
まずは最重要保安装備である、ブレーキから、操作系統を見ていきます★
電動カート操作説明
ブレーキレバー

まずはブレーキレバー。何は無くともブレーキレバー。
ハンドルの下の銀色のバーがブレーキレバーになります。
これを握れば通電がOFFになり、必ず止まります。
とにかくちょっとでも不安になったら、ブレーキレバーを握る。まずはコレを肝に銘じます。
ブレーキロック

ブレーキレバーをロックします。
停車時に使用します。
メインスイッチ

主電源。写真分かりづらいですが、操作パネルの右側にトグルスイッチがあり、それが主電源になります。
使い始めるときにONして、桟橋上や駐車場で止める時は必ずOFFにします。
また、カートから離れる際は必ずOFFにします。
出力調整ダイアル

出力調整ダイアル。基本、「停」と「発」を使用します。
空荷のときは一つ強めて「低」を使用しても良いと思います。若干スピードが上がります。
しかしボート屋さんのルールにもよるので注意が必要です。
バッテリーが弱っているので、「発」のみの利用でお願いされることがあります。
必ずボート屋さんに確認します。
特徴
トルクはんぱない
電気の力で進むので、トルクがハンパなく強いです。
電気モーターは内燃機関と違い、回転数に影響されず、電源ONになった瞬間に最大トルクが発揮されるためです。
スピードは遅いですがトルクはスゴイです。
大量のレンタルボートの荷物を積載した状態でぐんぐん坂を上ります。
後方重心
大量の荷物を前輪側に積むため、空荷状態ではかなり後方重心の設計になっています。
また、手動で左右に舵を切るための後方重心でもあります。
空荷のときは、ハンドルに体重をかけるとウィリー状態になってしまうので注意が必要です。
バックは手動で引っ張る
バックは出来ません。
なので、メインスイッチがOFF、出力調整ダイアルが「停」であることを確認してから、ブレーキレバーを解除し、手で体重をかけて引っ張ります。
狭い桟橋で少し移動する場合は、手動でバックさせると安全です。
舵は引くカンジで
左に曲がりたければハンドルの左側を引っ張るようにし、右に曲がりたかったらハンドルの右側を引っ張るようにします。
必ず両手で操作します。
また、常にブレーキレバーをすぐに握れるようにしておきます。
最弱で
荷物を積載しているときは必ず「発」で移動します。
各部積載方法
竿立て

両側に竿や長尺物を突っ込める筒が付いています。
ここに、竿を突っ込みます。
ドカットがピッタリ

カゴ(手前の錆び錆びのカゴ)の大きさがリングスター(RING STAR) ドカット D-4700がピッタリ収まる大きさです。
ドカットはカゴに積載するのがベター。
カゴの下も積載可能
カゴの下も有効な積載スペースです。
上写真の「30」って記載のあるピンク色の場所です。
ハイデッキ使用時の発砲ブロックなどを入れています。
荷掛けフック

見落としがちですが、ハンドルに荷掛けフックが付いています。
お昼ごはんが入ったコンビニ袋などを掛けれます。
大きいものから

前輪側の緑の箱に、大きいものから順に積載します。
ハイデッキ、エレキなどを縦に立てかける様に積載し、前にバッテリーなど重量物を積載します。
上写真に写っている、荷物固定用の紐が付いているので、緑の箱に積載した荷物(バウデッキなど)に紐を通して固定します。
積載時は、必ず紐をSETするように注意します。
紐をSETしないと、荷崩れしたり、紐がタイヤなどに巻き込まれる可能性があるので大変危険です。

まとめ
機種によっても若干仕様が違いますが、基本の操作方法は同じです。
※何かあってもikahimeでは一切責任はとりかねますので、操作方法を必ずボート屋さんに確認してください。
非日常感覚が味わえる?電動カート。安全に運用するように努めます。
つまらない記事ですが、たぶん世の中にまだなさそうな記事なので書いてみましたw
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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