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プラド ガソリン ディーゼルどっちが良い?オーナーが考察。

150系プラド ガソリン ディーゼルどっちが良いか

150系プラドには、2.7L直列4気筒自然吸気ガソリンと、2.8L直列4気筒ディーゼルターボの2種類のパワートレインから選ぶことができます。

筆者も購入時には迷いました。

ディーゼルの方がパワフルで、燃費が良いですが、車両本体価格は50〜60万ほど高くなります。

そのため、コストだけで考えた場合は、燃料代で車両本体代をペイできるかどうかを考慮する必要があります。

 

筆者がなぜディーゼルモデルを選んだか。

その理由としては以下。

  • 年間1万2000km〜1万3000kmほど乗るので、コスト面でのペイが4〜5年でできる
  • 長距離を乗ることが多い
  • ディーゼルのサウンドやフィーリングが気に入った
  • ディーゼルの特徴が、プラドにマッチしている

 

ディーゼルモデルを購入して10ヶ月ほど経過しましたが、後悔はなく、ディーゼルを選んで良かったと思っています。

 

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ディーゼルの何が良いか

そもそも、ディーゼルエンジンとは何か、というところや、ディーゼルのメリットについて改めて解説していきます。

 

ディーゼル(軽油)とガソリンは、どちらも石油からの生成物です。

石油を蒸留させる過程で、重たいところを抽出するのが軽油や灯油。

一方で、ガソリンは軽くガスに近い性質です。

 

軽油は、固体に近く、揮発性が低く、空気に混ざりにくい。

ガソリンは、気体に近く、揮発性が高い、空気に混ざりやすい。

ディーゼルエンジンはシリンダー内の圧縮熱を利用して軽油を燃焼します。

着火温度が高いため燃焼効率が良くなります。

また、ガソリンエンジンと比べて圧縮が高くなります。圧縮をあげると爆発のエネルギーが大きくなり、そのためトルクが出ます。

 

一方でガソリンエンジンは、圧縮はそれほどかけずに、スパークプラグで火花を散らして燃焼します。

揮発性が高いので、圧縮をかけすぎると燃焼してしまうためですね。

 

ディーゼルエンジンの方が圧縮が高く、爆発力が強いのでクランクシャフトをロングストロークの設計にできます。すると、トルクが出ます。長いペダルで自転車を漕いでいるようなイメージですね。

 

それらのガソリン・ディーゼルエンジンの特性を踏まえた上での結論としては、

街乗りではガソリン車でもディーゼル車であっても、それほど高回転まで回すことはないですよね。

そのため、低回転からトルクが得られるディーゼルエンジンは、非常に合理的なチョイスと言えます。

特にプラドは、飛ばす車ではないので、車の性格にもマッチしていますね。

プラドのディーゼルエンジンの特徴

静粛性が高い

ディーゼルのイメージは、トラックや、大型の漁船などに使われているイメージでした。

エンジン音や振動も大きいため、ファミリーで使用するならガソリンかな?と考えていました。

 

しかし実際に購入してみると、最新のクリーンディーゼルは思っているよりも静かですし、振動も少ないですね。

もちろんそれなりに「ディーゼル」らしい音は聞こえてきますし、ガソリン車に比べて音は大きめです。

 

とはいえ、うるさいと感じるほどではありません。

ディーゼルの方が50万円ほど高い

ディーゼルの方が50万円ほど高いです。PMや窒素酸化物の対応コストなどが挙げられると思います。

コスト以上の価値があるかどうか。で判断すると良いでしょう。

EVシフト時代を見越した選択

ディーゼルを選んだ理由の1つとして、今このタイミングでディーゼルを選んでおかなければ、ガソリンとディーゼルを選べる時代はそれほど長く続かないと考えたためです。

ディーゼル車はこれまで乗ったことがなかったのですが、ここでディーゼルを選ぶという選択をしてみる、という経験をしてみたかったのが1つ。

 

今後はEVシフトが進みますので、ディーゼルを購入できる機会はますます減るでしょう。

リセール面はやや不利

海外人気がありますので、ガソリンの方がリセールは良い傾向にあります。

それほどリセールは意識せず、長く乗り続けるつもりでしたのでディーゼルを選びました。

維持費

本体価格は確かに高いですが、軽油が安価で、リッターあたり20円程度違います。

さらに燃費も良いのがメリットです。ガソリン車は6〜7km/L程度ですが、ディーゼルなら9〜10km/Lほど走ります。

一回あたりの給油代が2000〜3000円。

筆者は年間1万2000km〜1万3000kmほど走るのですが、5年以上乗っていれば、価格差をペイできそうです。

ただし走行距離が1万キロ未満の場合、年間で5〜6万円にしかなりません。

税制面での優遇

クリーンディーゼル対応していれば、減税対象になりますので購入時に重量税・自動車税が数万円安くなります。

トータルの維持費でいえば、年間で10万円弱程度安くなりそうです。

もちろん走行距離にもよりますが、5〜6年以上乗る場合には車体代をペイできる分岐点が来そうなイメージです。

選び分けの基準

乗り方がディーゼルにマッチしているか

筆者は一度に乗る距離が長いので、ディーゼルがマッチしています。納車して11ヶ月経ちますが、1万2000kmほど走行しています。

そういう場合は、コスト面でのメリットも活かせます。

PM(DPF再生)ススがたまっていくのですが、それを燃焼させる仕組みがあります。それがちょくちょく動くのですが、短距離しか乗らない場合、DPF再生がしっかり燃焼仕切らないことがあります。

ですので、長い距離を乗る場合はディーゼルがマッチします。

コスト面だけではないディーゼルのメリット

さらに筆者の場合は、コスト面以外にもディーゼルに魅力を感じていました。

ディーラーでディーゼルを試乗した際に、エンジンをかけた瞬間にその感触、独特のサウンドに惹かれてしまいました。

けっしてうるさくはなく、心地よい感覚です。

 

そして走ってみると、ガソリン車よりもやはり力強い。急な登り坂でもグイグイ登っていきます。

荒削りなワイルド感覚があるのも魅力です。

 

筆者の場合、やや予算オーバーでしたが、TX-LをTXグレードにすることで、価格差も解消です。

 

満足感が高いのも、ディーゼル仕様の特徴です。エンジン音が好みに合えば、おすすめです。

もたつきがなく、スムーズに回るディーゼルエンジンです。昔ながらの黒煙を吹くディーゼルエンジンとは別物と考えて良いですね。

ガソリンのプラドはどうか

レンタカーでガソリンのプラドも乗りましたが、パワー不足はそれほど感じませんでした。

確かにもっさりした感じは多少ありますが、ガソリンでも問題ありません。

高速道路にも乗ってみて、判断しました。レスポンスも悪くありません。

ガソリン車がおすすめのケース

  • 短距離しか乗らない
  • 街乗りしかしない
  • 走行距離が少ない
  • 乗る回数が少ない

という場合は、ガソリン車がオススメです。ディーゼルの上乗せコストを燃料代でペイできないためです。

ランドクルーザー300のディーゼルにも試乗

余談ですが、ランドクルーザー300のディーゼルモデルにも試乗しました。

ランドクルーザー300の場合、ガソリン車も3.5L V6ターボでパワフルですので、プラドほどガソリンとディーゼルのパワー面での差がないことが特徴です。

その場合は、低速トルクが欲しければディーゼル、そうではなくすっきりとした回転感覚を得たいならガソリンという選び分けになりそうです。

ディーゼルのフィーリングは良い

ディーゼルの荒削りで、ラフなフィーリングを味わえるのも魅力です。

確かに価格差は小さくないですが、ディーゼルが気になっている方は、選んで後悔しない仕上がりと言えます。

ただし、サウンドには好みがありますので、試乗はした方が良いでしょう。

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ただし、まだまだ中古車市場が下がりきったわけではないので、高く売るチャンスは残っている状況です。

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