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3年乗ったスペーシアギアの弱点(欠点)をオーナーが徹底解説。

スペーシアギアの弱点(欠点)

スペーシアギアを納車して、早いもので3年が経過し、最初の車検が来ました。

お買い物や、子供の送り迎えなどで重宝しています。

3年乗った結果、良い面も悪い面も見えてきましたので、今回は弱点(欠点)を中心にご紹介していきたいと思います。

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フットレストがない

左足を置いておくフットレストがないのが不満点です。一応、多少の盛り上がりはありますが、角度が足りていません。

左足を平らなフロアに置くことになるため、足首の角度がキツイです。長時間の運転時は疲労が溜まりやすくなっています。

ライバルであるN-BOXは、ゴムの滑り止め付きのフットレストが装備されています。

電気式パーキングブレーキがない

電気式パーキングブレーキがなく、古き良き足踏み式のパーキングブレーキ仕様です。

ライバルであるN-BOXは、2021年12月のマイナーチェンジでオートブレーキホールド付電子制御パーキングブレーキを新たに全車に標準装備しています。

オートブレーキホールドは、Dレンジに入っている状態で停車した際に、ブレーキを離しても停止状態を保持してくれる機能です。

オートブレーキホールドは一度味わうと病みつきになる便利装備ですよね。

ぜひ、SUZUKIにも頑張ってもらって、電気式パーキングブレーキを装着して商品力UPをして欲しいですね。

追従式クルーズコントロールがない

筆者のスペーシアギアはXZターボのグレードですので、クルーズコントロール自体は付いています。しかしながら、前車追従式ではなく、一定速度を設定する方式です。

これも、N-BOXの上級グレードでは前車追従式となっていますので、遅れている部分です。

あまり高速道路に乗る機会はありませんので不要ですが、装備のレベルとしては劣っています。

リアゲートが大きい

リアゲートが大きすぎて、狭い場所での開閉ができません。

ただしこれは、スペーシアギアに限ったことではなく、軽ハイトワゴン全般に言えることです。

また、開閉した際にハッチの位置が高いので、身長の低い妻が操作するときにはやや難儀します。

ボタン式の電気式リアゲートが欲しいところですね。

真夏にエアコンが効きにくい

真夏になると、特に後席についてはなかなかエアコンが効きづらくなります。

理由としては後席用のエアコン吹き出し口がないこと、そして空間が広すぎるため、エアコンの能力が不足している印象です。

ただし、天井に空気を循環させるための「サーキュレーター」が付いているので、少しマシではあります。

(サーキュレーターの作動音が大きいのも弱点です。)

 

空間を広く取りすぎたことによる弊害と言えますね。

ただし、こちらの弱点は、各社のハイト系軽ワゴンに共通している弱点のようですので、スペーシアギアだけの弱点ではありません。

車線逸脱機能が敏感すぎる

車線逸脱防止アラームが装備されているのですが、効きが敏感すぎて困ります。

ほんの少し車線の方に向かってしまうと作動して鬱陶しいので、常にOFFにしています。

個別でOFFにできるのがまだ救いですね。

自動ブレーキがごくたまに誤作動する

自動ブレーキがごく稀に誤作動します。特に、狭い道で歩行者を追い越そうとするときなどに発生します。

明らかに距離を保って追い越しをしようとしているのに、自動ブレーキが急に「ガッ!」と作動してしまうのです。

さらに、自動ブレーキの効く際の作動音が「ガガッ!」という大きな音が出るものになっているのもマイナスポイントです。もっとスマートに静かに効いて欲しいところですね。

自動ブレーキ自体はありがたい装備ではあるのですが、精度についてはやや低いという印象があります。

物理的なタコメーターがない

物理的なタコメーターがなく、ヘッドアップディスプレイ内に表示されるのみとなっています。

ヘッドアップディスプレイ内のタコメーターは非常に小さく、ざっくりとした数値しかわかりません。

 

必要ないと言われればそれまでですが、ライバルであるN-BOXについては全車物理的なタコメーターが標準装備されています。

高速道路などで燃費の良い回転数を探りたいときなどに、不便です。

EV走行はしないマイルドハイブリッド

マイルドハイブリッド仕様ということですが、あくまでも「マイルド」ですので、電動感はほぼありません。

とはいえ、一応、アイドリングストップからのクリープについてはバッテリーで駆動しているそうです。

しかし、EV走行をすることはできません。

スペーシアギアについて概ね満足している

あれこれ弱点をまとめましたが、総評としては非常によくできた車です。

特にアウトドアテイストの強いデザインが気に入れば、買いですね。ライバルにはない独自のテイストを味わうことができます。

ただし装備面については、ライバルであるN-BOXにやや遅れをとっている印象です。

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購入時にどちらも試乗したのですが、走りの質感については大きく劣る印象はありません。それだけに、一層の装備充実が求められていると感じます。

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