アメリカンロッドの雄、キスラーのロッドを購入しました。
ライムグリーンの個性的なルックスと、ノースフォークコンポジット社のブランクスで武装した、イカしたアメロです。
どんな竿なのか分かりやすくお伝えするため、エクスプライドと比較してみました。
目次
キスラー マグネシウム2 MG2-LMH-70-MF
キスラーのマグネシウム2というモデルです。比較的、低価格なモデルで実売で3万円弱ぐらい。
MG2-LMH-70-MFという番手です。
マグネシウム2、ライトミディアムヘビー、7ft、モデレイトファストアクション、の略。
聞きなれないライトミディアムヘビーは、MとMHの中間ぐらいの番手です。
シングルフック系巻き物にベストマッチ
https://www.instagram.com/p/B3OV5fRpJtH/?utm_source=ig_web_copy_link
主にシングルフック系の巻き物(スピナーベイト、バズベイト、スイムジグなど)に活躍してくれているエース的存在です。
特にスピナーベイトには良くマッチングしてくれて、ナイスフィッシュを連れてきてくれました。
キャスト時の柔軟性と、大きい番手のシングルフックをしっかりとフッキングしてくれるパワーを兼ね備えた一本です。
キスラーとは
1999創業のキスラー社は老舗のひしめく米バスロッド業界においては比較的歴史の浅いメーカーです。しかし ながらその技術力と精神の根源は、キスラー社の創立者Trey Kistler氏の父親の代にまで遡ります。Trey Kistler氏の父親、Bill Kistler氏はオールスター ロッドの共同創立者、そしてキャスタウェイロッドの創立者です。彼は父親からロッド造りを学び、彼の父親がキャスタウェイを引退した後、彼自身の理想とするロッドを生産する為に彼、そして彼の父親の名前を冠したブランドを立ち上げました。
出典:triad
キスラー社については、輸入代理店のtriadさんの説明を載せておきます。
比較的若いメーカーですが、高名なロッドメーカーの創立者の息子さんが設立したメーカーという事なんですな。
ディティール
あまり興味がないかもしれませんが、キスラーロッドのディティールを見ていきます。
国産ロッド代表、エクスプライド172MHと比較してその異端児っぷりをご覧あれ。
Fuji社製ECSリールシート
リールシートはごく一般的なFuji社製のECSリールシートを採用。
素っ気ないフォアグリップとフックキーパー
フォアグリップはめっちゃ素っ気ないEVAのシンプルなもの。
フックキーパーが装備。ただ、この場所はラインが引っかかる懸念が少しあります…
ついでにブランクスは無塗装仕上げ。ロゴマーク周辺のみクリア塗装が吹いてあるのみで、超シンプル。
個性的なWinnグリップ
Winn社のグリップを採用しています。ド派手な見た目が最高。
触り心地はゴムっぽい感じで、コルクやEVAとは似ても似つかない感覚です。
Winn社はロッドラップテープや、リールグリップスリーブをリリースしているメーカーです。
釣具屋さんで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
ぶっといグリップエンド
グリップエンドのEVAがめっちゃデカい。国産ロッドには無い意匠。
[ American Tackle Microwaveマクロサイズ (ステンレスフレーム/セラミックリング) ]
ガイドはマイクロガイドセッティング仕様。エクスプライド172MHと比べ、かなり小さいです。
- 1
- 2