リールカスタムthino
もう、バックラッシュしないですむ方法。
ベイトリールの厄介なトラブル、バックラッシュ。
バックラッシュを劇的に減らす方法をご紹介します。
バックラッシュとは
バックラッシュを減らす方法をお話する前に、なぜバックラッシュが起きてしまうのか、考えてみましょう。
バックラッシュとは、ベイトリールでキャストした際にスプールが過回転し、必要以上にラインが出てしまうことです。
なぜバックラッシュは起こるのか
キャストをして、いったん回り始めたスプールは、回転し続けようとします。
一方で、飛んでいくルアーは風の抵抗によって失速し、着水の際には止まります。
回り続けるスプールと、失速するルアーの速度に差が生まれ、起こります。
速度差を吸収してくれるブレーキ
その速度差を吸収するため、ブレーキシステムが装着されています。
最近のベイトリールのブレーキ性能は非常に優れており、着水時以外はほぼノーサミングでもキャスト出来るようになりました。
ブレーキシステムの進化によって、すでにかなりバックラッシュしにくくなっている、と言えます。
さらにバックラッシュしにくくしたい
しかし、出来ることなら、さらにバックラッシュしにくいリールが良いですよね(笑)
釣り場でバックラッシュを解く時間、とても勿体無いですし、ほんとイライラしますよね_:(´ཀ`」 ∠):
私も初心者の頃は常にバックラッシュを直していました。
特に、買ったばかりのリールで慣れていないとひどいですよね…
カスタムスプールに変えてみよう
さらにバックラッシュしないリールにするためには、純正よりも優れた回転性能を誇る、カスタムスプールへの交換がおすすめです。
「え、リールカスタムって、なんだか敷居が高いよ。」
そう思ったかもしれません。
でも初心者だからこそ、カスタムスプールで得られるメリットが大きいと思います。
なぜカスタムスプールでバックラッシュしにくくなるのか、解説いたします。
慣性の法則
軽いスプールに交換するメリットは、「慣性の法則」で説明できます。
高校の頃、物理学で習ったやつですね!
「動いているものは、そのままのスピードで動き続けようとし、止まっているものは、そのまま止まっていようとする」
という感じです。
で、リールのバックラッシュにどう関係するのでしょう。
慣性質量
それを説明するために、もう一つ、「慣性質量」という言葉が登場します。
「重いものほど、止まっていようとする慣性が大きく、動かしづらい」
というものです。
一方で、「重いものほど、いったん動き出すと止まりにくい」
という性質もあります。
純正スプールは速さが変化しにくい
つまり、重たい純正スプールは、「速さが変化しにくい」。
これがバックラッシュの原因となります。
スプールを軽くすると、「速さが変化しやすい」状態になります。
ルアーが加速or失速した時、素早くスプールの回転が追いつくことで、バックラッシュしにくくなるのです。
ベイトフィネス寄りの特性に。
軽量でレスポンスに優れたスプールのおかげで、ベイトフィネスリール寄りの特性となります。
軽いルアーをキャストするわけではなくても、ベイトフィネス寄りにしてあげると、扱いやすくなります。
Avail社のスプールがおすすめ
私は、Avail社のカスタムスプールを使用しています。
Made In Japanの高品質なカスタムスプールを製造するカスタムリールメーカーです(^ ^)
まとめ
以上、バックラッシュしないですむ方法でした。
もちろん、絶対にバックラッシュしなくなるわけではありませんが、キャストがほんとに楽になります。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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ikahime