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アングラー取材 第11弾 萩原さん @8月上旬の三島湖 [中編]
アングラー取材第 11弾は三島湖ロコ&レジッター、萩原さんのレンタルボートスタイル紹介[中編]です。
- [前編]はタックル
- [中編]でレンタルボートスタイル⇦この記事でご紹介する動画
- [後編]でタックルボックスの中身
についてお伝えします。
今回の動画に登場した釣り具
三島湖、ともゑボートをホームとする萩原さん。軽さを重視した装備や、2機掛けのイカツイ魚探が見所です。
また、自作パーツの多用で低コストのレンタルボートスタイルを構築されている点も見逃せません。
レンタルボート装備を1つずつご紹介していきます。
エレキ:モーターガイド 旧ツアー82lb 24V
エレキはモーターガイド 旧ツアーの82lb 24V。Xシリーズ、NEW TOURシリーズなどがリリースされた今では、少し旧式のモデルとなりました。
しかし、普及率としては依然として高く、関東レンタルボートスタイルにおけるスタンダード機ともいえる1台です。
故障などもナレッジが溜まっているため、安心して使い続けることができます。
マウント:デュカクラフトワーク バウデッキ ショート
バウデッキはDUCA CraftWork製のショートバウデッキ(ウェットカーボンFRP製)。
DUCA CraftWorksはレンタルボート製品やオートバイパーツを製造するメーカーで、フィッシングガレージブラックで取扱いがあります。
ウェットカーボンFRP製マウントは唯一無二で、アルミやFRP製のバウデッキと差別化することができます。
剛性の高さもそうですが、見た目のレーシーさもポイントの一つ。
マウントは’01ゲーターマウントのショート加工を合わせています。剛性感は他のマウントに劣りますが、軽さ重視のチョイス。
DUCA CraftWork製のショートバウデッキとの組み合わせは、大人であれば指一本で持ててしまうほどの軽さです。
キャビテーションプレート:ZPI パワードームZX
キャビテーションプレートはZPI パワードーム ZXを装備。こちら実は貰い物ということで、メーカー不明とのこと。
私がZPI パワードーム ZXを使用しているのですが、形状が非常に近似しているため、おそらくパワードームではないか?というところです。
ドアノブ:カケヅカデザインワークス マウントドアノブ
‘01ゲーターマウントのドアノブは、カケヅカデザインワークス製のマウントドアノブに交換。落下防止機能としてリーシュコード付きとなっています。
また、純正の丸ノブに比べて力を掛けやすいため、がっちりとエレキを固定することができます。
カラーはレジットデザイン好きの萩原さんらしくパープルをチョイス。
東京足立区のプロショップ、マニアックスの通販で購入することが可能です。
魚探左:HONDEX HE-5700 T.Namiki(モノクロ)
魚探は2機掛け仕様。
1台目は往年の名機、HONDEXのHE-5700 T.Namikiのモノクロモデルを使用。ワイドビーム107Khz(38°)とスポットビーム400Khz(10°)の2つの周波数を同時表示することができます。より狭いピンスポットを表示する400Khzのおかげでピンの沈みモノを把握しやすいことから、ずっと愛用しているそう。
古いモデルなので故障もしたのですが、修理しながら使うことで今では弱いところは全て修復済みで、長く使える状態になっています。
魚探右:ハミンバードのHELIX 10 ケヴィンヴァンタム シグネチャーモデル
もう一台はハミンバードのHELIX 10 ケヴィンヴァンタム シグネチャーモデル。KVDのロゴと、ボタンが赤いのがシグネチャーモデルの証。(メガイメージングは非搭載のモデル)
ハミンバードの魚探は、サイドスキャンが他社製魚探よりも綺麗に写ることがメリット。広範囲に沈みモノを探したりする用途で使っています。スタンプや廃タイヤなどがくっきり映るそう。
それから、MAPを表示してAUTO CHART LIVE(オートチャートライブ)=等深線作成機能を使い、ブレイクなどの位置を把握しています。
2台の魚探は、HONDEXで一般的な2D魚探、ハミンバードでサイドスキャン&マップ機能という使い分けをしています。
2017年ごろの伊藤巧氏のボートセッティングを参考にして組んだ魚探システムです。
HONDEX振動子
HONDEX用の振動子はエレキヘッドの下部にマウント。
振動子ポール
振動子ポールはホームセンターでアルミ角パイプを購入して自作。こちらにはハミンバード用振動子を装着しています。
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