B.A.S.S.ノーザンオープン戦での、日本人選手の好成績がビッグニュースとして舞い込んできました。
しかし実はB.A.S.S.ってナニ?「バスマスターオープン」ってナニ?というレベルなので、こっそり勉強しました。
より米国トーナメントシーンを楽しむ為に、米国バスフィッシングトーナメントついて、解説してみます。
目次
アメリカのバス釣り大会
まずはアメリカのバス釣り大会の概要を調べてみました。
すごく大まかに言って、B.A.S.S.という団体と、FLWという団体が居て、それぞれ各地で大会を開催しています。
ウィキペディアによると、 伝統と格式のB.A.S.S.(バスマスター)と新興勢力のFLW、という関係らしいです。
それぞれのスポンサーを調べてみました。
B.A.S.S.は、大会ごとに異なるのですが、最高峰の大会であるバスマスターエリートは、トヨタ自動車やヤマハなど名だたる大企業が名を連ねています。
FLWは、レンジャーボート、巨大スーパーマーケットのウォルマートなど。
今回は、話題になっている「B.A.S.Sノーザンオープン戦」を開催している、伝統と格式の「B.A.S.S.」についてまとめてみたいと思います。
FLWについてはまたの機会にw
B.A.S.S.
「バスマスター・~」という大会を運営している組織、「B.A.S.S.」についてです。
「B.A.S.S.」とは、世界最大のフィッシングトーナメント団体で、全部で9つもの大会を開催。
…全てを解説するのは大変なので、よくSNSで話題になる、主に上から5つの大会をご紹介します。
「バスマスター・クラシックシリーズ」
バスマスター・クラシックシリーズとは、バスマスターシリーズの中でも、最高峰の大会です。
年に一度開催するトーナメントで、2004年度大会では、大森貴洋氏が「日本人唯一の優勝」を飾っています。
2017年度大会は3月の24日から26日の日程ですでに開催され、若手である、ジョーダン・リー選手(26歳!)が大逆転劇によって優勝しました。
以下クラシックシリーズへの参戦条件です。
・前年度クラシック優勝者
・アングラーオブザイヤー獲得者(バスマスターエリートシリーズ年間優勝者)
・オープンシリーズの優勝者
・エリートシリーズの年間順位上位36名(参戦権獲得重複で変動)
・B.A.S.S.ネイションズ優勝者
・B.A.S.S.カレッジシリーズ優勝者
など
これら条件を見てわかるとおり、それぞれの大会での優勝者や上位ランクの選手たちが集う大会です。
つまり、B.A.S.S.のトーナメントに参加する全員の夢の舞台が、バスマスタークラッシック!なんですね。
並木敏成氏、田辺哲男氏、清水盛三氏など名だたるプロアングラーが参戦を経験されています。
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