目次
へドン ビッグバド チューニング

ビッグバドのチューニングにハマっています。(写真はチューン前のドノーマル状態)
ビッグバドは何も手を入れない状態だと正直かなり出来が悪く、チューニング必須のルアーです。そこがまた愛しいのですが..イジると性格がかなり変わります。
Basser誌のWebメディア、siteBの古沢勝利さんの記事と、今江克隆さんの記事を参考にアレコレチューニングしてみました。
ビッグバドの種類
まずはビッグバドの種類からご紹介します。
現在、容易に入手出来るビッグバドはへドン製とスミス製の2種類あります。
へドン製

まずはへドン製のモノ。フックはスプリットリング+エイトカン仕様。

テールのブレードは中央刺しで、こちらもスプリットリング+エイトカン仕様となります。カランコロンとスイートな音質ですが、音量はあまり大きくないですね。
個体差も激しいのが特徴で、ただ巻きするとかなりチドリます。カラーは津久井湖湖畔の矢口釣具店さんオリジナル、通称「矢口バド」です。
スミス製

そしてスミス製のモノ。フックはヒートン直付け仕様。

テールのブレードは上部刺し仕様、かつスプリットリングが無いヒートン直付け。ボディとブレードの接触面積が増えてよりノイジーにする工夫ですね。スミス製は最初からブレードチューンされているという事です。
さらにセンターに穴が設けられており、お好みによってヒートンを中央刺しにすることも可能。
フック交換

OWNER(オーナー) スプリットリング カルティバ P-12 スプリットリングハイパーワイヤー #3 46lb/76lb 18個 ...
まずはへドン製、スミス製に共通するチューニングからやっていきます。どちらにも共通するコトとして純正フックの品質が悪く、針先はかなりアマいので交換が必須です。
純正にもっとも近い大きさは#3ですね。お好みのフックで良いと思いますので、今回はがまかつ トレブルSP MHの#3を用意しました。
siteB記事によると、古沢勝利さんはフロント#2、リア#3にするそうです。フロントフックを大きくするのは、浮き姿勢の最適化とバラシ防止のため。さらにフロントフックを「赤」にしてバイトマーカーとして機能させるそうです。
(これは後々やってみたいと思います。)
また、ついでなのでスプリットリングも信頼性の高いものに交換しましょう。カルティバのハイパーワイヤー#3を用意しました。

へドン製は純正のエイトカンを残し、スプリットリングとフックを取り付けました。
エイトカンをヒートンに換えても良いのですが、めちゃくちゃしっかり埋め込まれていて抜けなかった汗。抜く場合は半田ごてで熱してから抜くそうです。

スミス製の純正はフックとヒートンが直付け仕様ですので、ヒートンごと替えてしまいます。日本の部品屋のヒートン1.6mm×22mm クローズ ステンレス製を用意。ちょっと長いような気もするので、もう少し短いモノでもOKです。

ちなみに純正ヒートンはちょっと心配になるぐらい短いです。

ヒートンを交換したら、へドン製と同様にがまかつ トレブルSP MHの#3、カルティバのハイパーワイヤー#3を装着しました。
これだけでも大幅に戦闘力UPですね。
ブレードチューン-ブレードの取り付け位置変更

ビッグバド ブレード 中央刺し

ビッグバド ブレード 上部刺し
まずは代表的なチューニングとして、ブレードの取り付け位置変更があります。「中央刺し」または「上部刺し」の2種類です。
へドン製は自分で穴を追加する必要がありますが、スミス製は穴が最初から空いているため簡単に取り付け位置を変えることが出来ます。
個人的な見解としては「上部刺し」が好み。音が大きくなるため巻きのリズムを取りやすいからです。ただし重心が上に来るためか、ややチドリやすくなります。
また、ブレードのヒートンを緩めてボディとの距離を微調整しても音が変わります。これは現場でベストポジションを見つけたいですね。

ブレードチューン-ヒップアップロングヒートン(ケツ上げ)

今回はへドン製の方を普通の「上部刺し」ではなく、今江さんのブログに掲載されている「ケツ上げチューン」を実施してみました。長めのヒートンを斜めにぶっ刺すチューニングです。
「上部刺し」の過激バージョン!?ですね。重心を極端に上げることであえてバランスを崩し、チドリを誘発します。見た目もイケイケでかっこいいです。
ブレードチューン-ブレードの穴を広げる

ブレード単体のチューンとして、ブレードの穴を広げるチューンがあります。穴を広げる事でブレードの可動域を増やし、より多くボディに当たるため音が大きくなる効果を狙ったものです。

やり方は簡単でブレードを外して穴をペンチなどでグリグリ拡張するだけです。(やりすぎてブレード上部が千切れてしまわないように)
投げまくっていると穴が広がってくる(はず)ですので、ある種の「エイジングチューン」ですね。
ブレードチューン-ブレードを叩く

ブレードを叩いて平らにするチューンもあります。

トンカチでブレードを叩きつけて平らにするだけでOKです。これは音量よりも音質を変えるチューンだと思います。加工前より高くて金属的な音を発生させます。(そんな気がします。)
このチューンに関してはどちらが良いというモノではなく、好みの問題ですね。
ブレード交換

ブレードそのものを交換するチューンです。今回は、日本の部品屋からリリースされている「可動ブレード」ってやつに交換してみました。
この形状のブレードに交換するのは、つかじーさん&缶さんの缶バド記事を参考にしました。

左)日本の部品屋 可動ブレード 右)ビッグバド純正ブレード
純正ブレードと比べて、左右に少し張り出したこの「可動ブレード」に交換することで、より慣性がついてケツ振りがでかくなるそうです。
リップに板オモリ

リップに板オモリを貼るチューニングです。ビッグバドは浮き姿勢がケツ下がりなのですが、そのせいで泳ぎだしのレスポンスが悪いです。
リップに板オモリを貼ることで適度な水平姿勢へと変わりますので、泳ぎだしのレスポンスが向上します。ただし個体差があるため一概に何グラム貼れば良いというものではなく、現場で浮き姿勢をみながら貼る必要があります。
板オモリはACTIVE アクティブ エスウエイトをよく使います。1gごとに小分けなのでとても使いやすいですね。
まとめ
以上、ビッグバドのチューニングについてアレコレでした。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
OWNER(オーナー) スプリットリング カルティバ P-12 スプリットリングハイパーワイヤー #3 46lb/76lb 18個 ...
