巻きモノへの適応力が非常に高いですね。ツララのHPに記載のある、「旧素材の良さ」というのはこういう事なのか、と感じました。
グラスコンポジットロッドにも近い味わいがあります。
キンキンのカーボンロッドで巻きモノをやると、振動が伝わり過ぎて辛いことがありますが、61Cにそういう悩みはありません。
いい意味で緩めのブランクスがサスペンション効果を生み出してくれるため、むしろ巻モノを積極的にやりたくなるロッドです。
チャターベイトやスピナーベイトなどのシングルフック系巻きモノもとても相性が良いですね。
目次
しかしだるさは最低限
かといって、だるんだるんで感度が悪い、という事が無いのが非常に上手なところです。
ワーミングをやっても、感度が悪いという感じはしません。もちろん、高感度を謳うジグ・ワーム用ロッドと比べれば、もちろん劣ります。
しかし、こりゃやってられないよ、という感じではない。
一本でいろんなことをやりたい、というパックロッドならではの高い汎用性で、非常に良く計算されていると思います。
味わいのあるデザイン
抹茶色のブランクスが非常に味わい深いですよね。ホントシブいカラーです。
それと、グリップに近いバット部分に、柔らかい凸凹したエクストラグリップ?があしらわれています。
怪魚ハンティングする際に、ドラグが出て行く時にロッドを支えるための装備だそう。
個人的にバス釣りにおいては使う機会がありませんが、このロッドのチャームポイントだと思います。
近代的な短めのセパレートグリップ
近代的な短めのセパレートグリップ。
6ft1inのレングスに非常にマッチしていると思います。取り回しがよくて扱いやすい。
迷ったロッド
61Cを購入した際に、比較対象として、めっちゃ悩んだロッドが、
・フエルコのXT-610-4C
・フエルコのXT510-4C
あくまでバーサタイルなミディアムクラスのロッドとして使う、と言う前提で、両者と釣り具屋で比較。
XT-610-4Cではやや強すぎるような感じ、かといってXT510-4Cでは少し弱い感じ、61Cは、ちょうど両者の中間ぐらいの強さでした。
フエルコはロクテンもゴーテンも、グリップがかなり長めで、怪魚ハンティングの際に力負けしないような特性になっているように感じました。
短めのグリップで取り回ししやすそうな、61Cにした、という感じです。参考までに。
正直、高い
お値段は正直、高いですよね。ロッドを収納する際のロッドベルトぐらいは付属してくれても良いかな、と感じました。
でも、かなり拘りを持って作られた感はひしひしと伝わってきます。
バーサタイルなパックロッドとして、完成された逸品ではないでしょうか。良いロッドです。
相模湖公園オカッパリ!
最近はJetSetter 61Cを持って行ってちょい投げする「相模湖公園オカッパリ」にハマっています。
私ごとで恐縮ですが子育て中でして、妻子連れで良く訪れるのです。妻と子供を公園で遊ばせている隙に、パパは一人釣りを楽しむというスタイルにハマって毎週のように通っています。
ラゲッジに61Cを忍ばせておけるので大変スマートです。子育てと釣りの両立にも、パックロッドは素晴らしいマッチングですぞ。(謎)
まとめ
以上、ジェットスロウ × ツララ ジェットセッター 61C JetSlow × TULALA JetSetterのインプレでした。
とても素晴らしいロッドなのですが、生産数があまり多くなく、やや入手しにくいのは欠点の一つです(汗。
しかし定期的に再生産されていますので、Webショップをこまめにチェックすれば購入することは可能です。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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