アブガルシア ’16 Revo LTX-BF8とアベイル製マイクロキャストスプールのキャストフィーリングが異次元で、軽く衝撃を受けた話です。
目次
アブガルシア Revo LTX-BF8とアベイル製マイクロキャストスプール
かけづかさんにお借りしたレボltx bf8+アベイル マイクロキャストスプール。(pe1号+フロロ6lbリーダー)
陳腐な表現ですが、スプール回転がガチでレーシングで、異次元でした。
シマノ派だけど、浮気してしまうぞコレ… pic.twitter.com/ygbShKIqCa— ikahime (@ikahime_net) July 30, 2019
アブガルシア Revo LTX-BF8とアベイル製マイクロキャストスプール の組み合わせが、マジでハンパない。
ラインのセッティングは、PE1号+フロロ6lbリーダー。(かけづかさんにレンタルして頂いたものになります)
私は基本的に、シマノリール溺愛ですが、今回ばかりはアブガルシアに浮気します。
スワンプミニのネコリグがすっ飛ぶ

スワンプミニのネコリグ(約3.8g)を投げたのですが、まあ気持ちよくすっ飛ぶこと。
スプールの回り出しのレスポンスが異次元のフィーリングでとにかく最高です。

私の少ない経験上ですが、今まで触ったリールの中でベスト。これは断言出来ます。
シマノのFTBよりはっきりと良い。ただしダイワのCT SVシリーズを触ったことがなく、そこは悔しいところなのですが…
でも、おそらくここまでの鬼レスポンスではないと予想します。
16レボの機体と BFシリーズのマグブレーキと アベイルスプールの 物凄いバランスなんですよね これって……
なんで、三種類のキャパ違いのスプールが 出てるのか 良く分かりますよ👍(ФωФ)— レボおじさん(Y K R) (@revoojisan) July 31, 2019
16レボの機体、BFシリーズのマグブレーキ、そしてAvailスプールの相性がとても良く、このフィーリングが生み出されるそうです。
気難しさゼロ

鬼のように気持ちいい回転フィーリングのくせに、レスポンスが鋭すぎて扱いにくい、なんてことがない。
気難しさゼロ。特に気をつけることもなく、軽くサミングしてあげるだけでOKです。
キャストが変わる
ピュッと軽い力で、バックラッシュの恐怖を全く感じることなくキャスト可能。
合わせるロッドにもよりけりですが、シングルハンドでのキャストも自由自在。
振り抜きを非常にコンパクトにキャスト出来て、キャストフォームが変わります。

スピニングタックルの互換に成り得る

スピニングタックルの互換に成り得ます。むしろ手返しという意味では圧倒的にこっち。
キャストミスしてからのリカバリー(再キャスト)も超速で出来て、サイトフィッシングでも非常に強い武器になってくれる。
写真は実際にサイトでスワンプミニを投入して釣れた、津久井湖産バス。
初めてのリールカスタムにもおすすめ
効果が感じやすいので、初めてのリールカスタムにも、絶対いい。
ハンドルなど、めっちゃいろいろ試しましたが、ここまで絶賛したくなるカスタムパーツは正直初めて。
これをまず紹介するべきだった、と後悔してますw
交換が楽
Availのスプールに交換すればいいだけ、というのもメリット。
ブレーキユニットは純正のままでOK.
ちなみに、LTX-BF8だけでなく、同じブレーキユニットを搭載した、LT7や、LV7でも同様のフィーリングが味わえるそうです。
どうしてそんなヤバイフィーリングなの?
とにかく軽いスプール

スプールが非常に軽量に仕上がっています。

参考までに、16アルデバランBFSのスプール。いや、実はFTBのスプールもめっちゃ軽かったw
でも、フィーリングはアブに軍配なんだよなあ。
スプール軸の構造
上写真の通り、シマノはスプール軸が長く、ピニオンギアに突き刺さってスプールを支える仕組み。
一方で、アブガルシアリールはスプール軸は短い仕様で、ピニオンの軸は別体。これが軽量化に繋がっています。
ブレーキユニットがくっついてない

アブガルシア レボシリーズはマグネットブレーキを採用しています。
ブレーキユニットはサイドプレートにマウントされており、回転体に余計なものがなく、非常に軽く回ります。
ご覧の通り、ブレーキを効かせるための黒いパーツはくっついていますが、シマノのSVSユニットより圧倒的に軽量です。
純正ブレーキユニットとAvaiスプールの相性が抜群

純正ブレーキユニットとAvailスプールの相性がとにかく良いそうです。
やっぱりマグブレーキの出来は、アブガルシアに一日の長があるのね。
ついでにリール自体も測ってみた

これは全くの余談ですが、LTX-BF8リール自体も測ってみました。
最軽量バス用リール、を謳うだけあって、めっちゃ軽い。
3種類の溝深さアリ。【16LTX20R・16LTX34R・16LTX52R】

【Avail】ABU 16Revo LTX-BF8用 マイクロキャストスプール は、ラインキャパが3種類あります。
【16LTX20R・16LTX34R・16LTX52R】
スプール | 6Lb φ0.205mm |
8Lb φ0.235mm |
10Lb φ0.260mm |
---|---|---|---|
16LTX20R | 65m | 45m | 35m |
スプール | 10Lb φ0.260mm |
12Lb φ0.285mm |
14Lb φ0.310mm |
---|---|---|---|
16LTX34R | 70m | 60m | 50m |
スプール | 14Lb φ0.310mm |
16Lb φ0.330mm |
20Lb φ0.370mm |
---|---|---|---|
16LTX52R | 75m | 65m | 50m |
出典:Avail
今回試したのは、もっとも浅溝の16LTX20Rになります。
その他カスタム内容


ちなみに、このレボLTX-BF8、リールカスタムパーツ屋さんがフルカスタムしたリール、という点も見所です。
スプール
・【Avail】ABU 16Revo LTX-BF8用 マイクロキャストスプール【16LTX20R】
ハンドル周り
・【Avail】 ダイワ・アブ用 オフセットハンドル STi 2 90mm
クラッチ
・【カケヅカデザインワークス】アブ 16レボシリーズ用 オフセットジュラルミンクラッチ
レベルワインド周り
アルマイトのカラーは、全てロイヤルパープルで統一。パープルのアブガルシアといえば、小森嗣彦氏のイメージがあります( ・∇・)
うーん、隙がない仕上がり。かっこいいなあ。
レンタル品です
基本的に身銭を切ってレビューしているため、ご紹介出来るカスタムパーツに限度があります。
今回はイレギュラーな形で、「レンタル品」です。
その点、レンタルは非常に合理的で、ほぼ自費購入と同じ条件でテストできます。
実際にフィールドで使って、その感触を十二分に確かめて記事を書いています。
デメリット
アブガルシア(Abu Garcia) ベイトリール REVO LTX-BF8-L 左巻き 2016モデル バス釣り 最軽量モデル
デメリットは、ベース機となる’16 レボ LTX-BF8が高額なハイエンドモデルで、トータルコストが結構かかります。
とはいえ、Availスプールは他社のスプールに比べれば比較的安価です。
それから、やはりラインキャパはかなり少ないので、近距離戦に特化した形になります。
とはいえ、PE1号であれば40mほどは余裕で巻けます。
まとめ
以上、’16 レボLTX-BF8とアベイル マイクロキャストスプールでした。
他に欲しい釣り具もありますが、ぶっちぎってレボとAvailスプールが欲しい。来月のお小遣いで購入します(笑
ikahimeを最後までお読み頂きありがとうございました。


