しかしいつでもキンキンのロッドが最適かというと、実はそうでもないですよね。
例えばクランクベイトを巻き倒すのに、キンキンのロッドでは手元に振動が伝わりすぎて疲れてしまいます。
もちろん、クランクベイトに限ったことではないですが、ハードベイトを使っている時に、適度に柔軟性が欲しい時ってありますよね。
私が低弾性のロッドを使用するときは、以下のようなときです。
- 適度なダルさでサスペンション効果を生み出し、根掛かりを回避したいとき
- ルアーを手前に引っ張りすぎず、美しく泳がせたいとき
そんな時に、あえて低弾性カーボンを使用したロッドを使うことがあります。
目次
例)ゾディアスシリーズ
例えば、シマノのゾディアスシリーズは、低〜中弾性カーボンで作られたロッドです。しかし黒田プロや佐々プロは、ゾディアスシリーズをトーナメントに使用しています。
もし高弾性カーボンが、低弾性より優れているマテリアルだとしたら低弾性カーボンを採用したゾディアスシリーズは一切使用しないはず。
トッププロたちも、扱うルアーによってロッドの弾性を使い分けているという事になります。
ゾディアスを売りたいから?と邪推する考えもあるかもしれません。しかしそんな安直な理由で、勝負の場であるトーナメントで使用するはずはないですよね。
もちろん、黒田プロや佐々プロが公言している内容ですので、改めて私のクソブログでお伝えする必要もない事なのかもしれませんが…
オススメの低弾性ロッド
低弾性ロッドの良さを知ってもらうには、まずはシマノ ゾディアスシリーズを一本購入してみるのがおすすめです。
番手はイロイロありますが私も使ったことのある166MHあたりがもっとも汎用性が高いですね。
とにかく安価で手に入れやすいですし、エクスプライドなどの中〜高弾性カーボンを使用したロッドとの違いははっきりと感じられることでしょう。
私自身、最初にエクスプライドを試してから、その後にゾディアスを使ってみたのですが、決して安かろう悪かろうではないもっちりとしたフィーリングに感動した覚えがあります。
とはいえゾディアスシリーズは2020年にモデルチェンジし、新型に移行しますので今はちょっと待ちで、新型になってから購入するのが良きです。
(新型が発売されたらリンク貼り替えておきます)
まとめ
以上、高弾性カーボンと低〜中弾性カーボンの違いについてでした。
低弾性カーボンは安かろう悪かろうではなく、要は使い分け次第である、という事をお伝え出来れば幸いです。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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