バットがMH、ティップがMLという事でややもすれば違和感が生じそうな組み合わせですが、テーパーに全く無理がなく自然と曲がるのも好印象です。
本当に不思議な竿ですよ。
掛けてからはバット全体で「MHクラスのトルク」を発揮してくれるというメリットもあります。
目次
アメリカンロッドでベイトフィネスに最適
アメロ好きの悩みとして、ベイトフィネスロッドをどうするのか。という問題があります。
というのも、やはりどうしても日本のフィールドで使うには長め&硬めのラインナップがメインだからです。
しかも彼の地にはそもそも「ベイトフィネス」という概念すらありません。
という訳で、ベイトフィネスロッドだけはマスプロモデルを使っている、というアメロファンも少なくないでしょう。
しかし、探してみると「ベイトフィネスに適したアメロ」があるんですよ。それがこの「キスラー[Kistler] KLX FWTJ69MH」です。
私のように「アメロでベイトフィネスをやりたい!」とお考えの場合、買って損は無いロッドだと思います。
3/8ozが上限。
キャストウェイトはmax3/8ozまで、という事で確かに表記通りだと思います。3/8ozのシャローロールを投げてみましたが、ややティップがもたつく印象。
(ご存知の通り、スピナベは3/8ozの表記ですがあくまでもそれはヘッドウェイトでして、実際にはもう少し重いです。)
でも決して使えない訳では無いですが、適応としては△〜○で1/2ozはちょっと厳しい感じでした。大体のウェイト感覚が伝わりますでしょうか。
小型の巻き物もめちゃ楽しい
Finesse Worm Tube Jigという番手ですが、小型の巻き物プラグもめちゃ楽しいですね。写真はフラッシュユニオン バイブススピナーベイト(4g)。
バイブススピナーベイトはこう見えてかなりブレードの振動が強いコンパクトスピナーベイトなのですが、適度に柔軟性のあるティップがぴったりハマります。
キャストもバシバシ決まりますね。
ネコリグも最高
4inクラスのストレートワーム(DSTYLE トルキーストレート4.8in )に1.8gのネイルシンカーをインストールしたネコリグ。これもとても楽しく使うことができます。
針先が出ないフックを使用してカバーに入れることが多いと思うのですが、6ft9inのロングレングスがマッチして、回収も楽です。
さらに掛けてからはMHクラスのパワーを発揮して楽に引き剥がすことが出来ますね。
どこで買えるの?
正直言って、キスラーロッドを扱うショップさんは多くないです。なので、ちょっと買いにくいというのが難点です。(そのため持っている人が少なく、そこが良かったりもしますが..)
私はトライアドさんの通販を利用しました。
キスラーロッドの品揃えに関してはNo.1と言える充実ぶりで、2020モデルも大量に入荷しています。
デメリット
デメリットとしては、アメロ全般に言える事ですがガイド&ガイドリングが少々チープだという事ですね。
ガイドはKigan製マクロサイズ(一見同じであるがマイクロガイドよりやや径が大きい)のセラミックリングステンレスフレームガイドが搭載
富士工業ではなく、Kiganという1978年創業、韓国のロッドビルディング関連の製品を扱うメーカー製です。
とはいえ機能面で圧倒的に劣る、ということはありませんし、その違いを敏感に感じ取れるほどの腕前もありません。
ですので、アメロはこういうモノだ!という思いで向き合っていきたいと思います。
他のキスラーロッドインプレ
他にも【マグネシウム2 MG2-LMH-70-MF】という番手も持っています。ご興味がある場合ドウゾ。
まとめ
以上、キスラー[Kistler] KLX FWTJ69MHについてでした。
本当に素晴らしいロッドなので、興味がある場合はぜひ試してみていただけると嬉しいです。アメロの印象をガラッと変えてくれる名竿だと思いますね。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
(アフィリンク貼れないので全然関係ない番手のリンク貼っておきます 謎)
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