おかっぱりに最もかかせないアイテムといえば車。
そこで最適な釣り車を模索していきたいと思います。
今回の車は三菱 デリカ D:5。
目次
三菱 デリカ D:5
SPEC
エンジン | 4B12 2.4L 直列4気筒DOHC16バルブ(MIVEC) |
4N14 2.2L 直列4気筒DOHC16バルブICターボコモンレールDI-D | |
駆動方式 | FF/電子制御4WD |
最高出力 | 2.4L 170PS/6,000rpm |
2.2L 148PS/3,500rpm | |
最大トルク | 2.4L 23.0kg・m/4,100rpm |
2.2L 36.7kg・m/1,500~2,750rpm | |
全長 | 4,730mm |
全幅 | 1,795mm |
全高 | 1,825-1,870mm |
ホイールベース | 2,850mm |
車重 | 1,690-1,910kg |
三菱の歴史は常にP&Dと共に
出典:オートックワン
三菱のSUV事業の2本柱として、連綿と続くパジェロ&デリカの2強ブランド。
日本が世界に誇る自動車ブランドのひとつであり、三菱ブランドの屋台骨といえる存在です。
そんなパジェロ&デリカから、今回は釣車としてデリカD:5をチョイス。
BOX型ミニバンの風雲児デリカD:5は最適な釣車であるのか。検証していきます。
メリット
過去の遺産からの決別
出典:goo-net
先代のデリカスペースギア時代には、パジェロ譲りのラダーフレームとパートタイム4WDを採用した車体構成で、悪路走破性を優先した、稀有なミニバンとしてその存在感を示していました。
しかし居住性や舗装路での車体安定性など一般的に乗用車に求められる要素を犠牲にしていたのも確かです。
そこでフルモデルチェンジを機に、過去の遺産と決別し、モノコック構造のボディと電子制御4WDを搭載した新しいデリカD:5が登場しました。
最新の4WDテクノロジーで悪路走破性を犠牲にすることなく、舗装路での優れた走行性能と、快適な居住空間を手に入れた新世代デリカ、それがデリカD:5です。
ヒュンダイ&GM&三菱共同開発のワールドエンジンを搭載
出典:wikipedia
エンジンは、ガソリンの直4 2.4リッターエンジンを搭載。
このガソリンエンジンは、韓国ヒュンダイ、米独ダイムラークライスラー、日三菱自動車の三社の共同開発となる、通称「ワールドエンジン」。
デリカD:5のほかにも、クライスラー Jeep コンパスなどにも搭載されています。
170ps/23.0kgというスペックで、よくしつけられたCVTとの組み合わせ。
動力性能は必要充分といったところで、可もなく不可もなく。
下から上まで粘り強く回り、必要な出力を必要なときに発揮する優等生的な出力特性。常に黒子に徹するエンジンです。
当然ながらサウンドや回転フィールに色気はまったくなく、官能性能は低いのがウィークポイント。
オススメはクリーンディーゼルエンジン搭載モデル
出典:e-nenpi.com
今デリカD:5を購入するのであれば、2013年にラインナップに加わったクリーンディーゼルエンジン搭載モデルを強くオススメします。
トルクフルなディーゼルエンジンと6速ATを組み合わせた仕様で、出力、燃費ともにガソリン車を上回ります。
特に低速トルクの太さは特筆もので、車体の重いミニバンにぴったりの出力特性。
ガソリン車もディーゼル車も総じて動力性能に不満は無く、釣り場までのハイウェイ走行もなんら不足なくこなします。
長距離の釣行でも疲労を最低限にしてくれるでしょう。
信頼性の高い4WDシステム
出典:三菱モータース
長い歴史を誇る三菱自動車の4WD技術。
そこで熟成されてきた三菱自動車独自のAWC(All Wheel Control)思想による電子制御4WDシステムを搭載。
四輪の駆動配分を緻密に電子制御することにより、高い走破性能を備えています。
また2WD/4WDの切り替えは、インパネに設置されたダイアルを回すだけで、即座に4WDに切り替えることが可能です。
未踏の地に対する釣行時の悪路走破もなんなくこなし、頼れる相棒となってくれるでしょう。
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