トヨタ FJクルーザーとjeepラングラーガチンコライバル対決!
バス釣りに最適な車種はどっち。
目次
トヨタ FJクルーザーとクライスラーJeepラングラーアンリミテッド

トヨタ FJクルーザー

クライスラー ジープラングラー アンリミテッド
車格や価格帯が非常に似ていて、ガチンコなライバル車種!であるFJクルーザーとJeepラングラー。
私はラングラー購入時、もともとFJクルーザーが欲しかったのです。
試乗&見積の結果、ラングラーを購入するに至った訳なんですが、そのあたりのお話をしてみたいと思います。
FJクルーザー
デビューは2006年春。もともと北米専用モデルで、2010年12月から日本国内でも右ハンドル仕様が販売開始されました。
仕様諸元は割愛しますが、ざっとメカ的な特徴としては、パワフルな4リッターV6エンジンと堅牢なラダーフレーム+パートタイム4WD仕様。
流行のいわゆる「SUV」とは一線を画す本格派クロカン四駆です。
つい先日、惜しまれながらも生産終了となりファイナルエディションが発売されました。
いいとこ
デザインがGOOD
最大の特徴はイエローやオレンジの派手なボディカラーが似合うポップでキュートなデザイン。良いですよね~。
ランドクルーザー40をモチーフとし、過去の名作をデザインソースとした「ヘリテージ系」的なデザイン手法。
MINIやチンクチェント(FIAT500)と同様の手法ですね。
乗り心地がGOOD
ラングラーを購入したときにFJクルーザーも試乗したのですが、乗り心地は明らかにトヨタの方が一枚上手ですね。
洗練されている、とまでは言えませんがラダーフレームでデカいタイヤを履いたクロカン4WDとしては非常にレベルの高い乗り心地です。
フロントサスペンションの形式が、FJのフロントサスは乗り心地に優れた独立懸架方式で、ラングラーのそれは悪路走破性に重きを置いたコイルリジッドなので、当然といえば当然なのですが。
わるいとこ
観音開きのドア
FJクルーザーは観音開きのドアを採用しています。「特別な車」感があってメリットでもあるんですが、ちょい不便かなと。
他に観音開きのドアを採用した国産車には、ぱっと思いつくのはマツダのRX-8やホンダのエレメントなどですかね。
ツードアよりは便利ですが当然4枚ドアよりは開口部も狭く、確かフロントドアが開いてないとリアドア開けれない、って感じだったと思うのでやや不便です。
荷室が狭め
それと荷室が若干狭めです。写真はリアシートを倒してあるので、広めに見えますが、ラングラーと比較するとやや狭めです。
とはいえ釣り道具を積む程度なら全然問題ないのですが。
値引きが少ない強気の販売姿勢
私がFJを買わなかった最大の理由は値引き額が少なかった事w
そこかよ、って感じですが、基本FJ欲しい人は指名買いだと思うのであまり値引きしなくても売れるんでしょう。

乗ってるバスプロ★
川島勉氏
釣りプラスさんの「釣り車」企画で川島勉氏がオレンジ色のFJクルーザーに乗っているという記事が公開されていました。
川島氏のオシャレなイメージにぴったりマッチしていてカッコイイ!ですよね。
ガンクラフト 平岩 孝典氏
ガンクラフトの代表、平岩孝典氏も黒いFJクルーザーに乗っていますね(^^)
これまた平岩氏の世界観に合っていてカッコいい★
バス釣りにはどうか
ロッドを積む室内長は余裕でクリアしています。
また悪路でも躊躇なく入っていける走破性もあります。(実際には釣り場に行くときに悪路を走ることはそうそうないですがw)
悪すぎない取り回しも野池ランガンした際の駐車場所や切り返しにも丁度よさそうです。
なにより釣り場までのワクワク感を高揚させてくれる、そんな車だと思います。
という訳で、バス釣りには非常に適していると思います。
…続きましてはラングラーアンリミテッドについてです。
ジープラングラーアンリミテッド
現行のJK型は2007年デビュー。今年で発売から10年目とモデルイヤーが非常に長いですが、2018年には新型のJL型?が発売されるようです。
「アンリミテッド」は4枚ドアのロングボディの事で、JK型から設定されました。
元来の2ドアが本物のジープだ。という声はひとまず置いておくとして、今ではラングラー全体の確か8割ぐらいがアンリミテッドだそうで、人気モデルです。
高い悪路走破性と、1941年のウィリスジープから脈拍と受け継がれる「これぞJEEP」なデザインが最大の特徴。
伝統の7スロットルグリルと張り出したオーバーフェンダーがカッコイイ。
いいとこ
乗っていて楽しい
THE・JEEPなデザインで、なにより乗っていて楽しい。テンション上がります。
分かりやすい車なので車に詳しくない人からもウケがイイのもポイント。
特殊感
また、元来ソフトトップを想定した作りで、社内にロールバーが張り巡らされていて、「特殊感」を常に味わえます。
意外と悪くない使い勝手
アンリミテッドは4枚ドアで使い勝手も悪くなく、荷室も狭くないです。
わるいとこ
乗り心地×
悪路走破性を最重視したコイルリジットサスの弊害ですが、乗り心地がハード。
ラングラーのインプレを読んでいると、たまに乗り心地は悪くないというレビューを見る事がありますが、そんなことは絶対にないです。はっきり乗り心地は悪い。
分かりにくい例えで申し訳ないですが、「デカいジムニー」といった感じ。
段差を乗り越えたときの突き上げはハンパないし、めっちゃバタバタします。
デカくて重たいタイヤ履いてんなあって実感しまくりです。
ここが最もつらいところ。
リアシートが狭い
あとリアシートの居住性が悪いです。大の大人が過ごすには狭すぎるし、一切リクライニング出来ないのも痛い。
2-3時間なら我慢できるけどそれ以上の長距離ドライブは厳しいと思われます。
ぶっちゃけ故障は?
アメ車は壊れる。そういったイメージをもたれている方も多いかもしれません。
噂の真相は…微妙に壊れますww
実際に新車で購入し、3年間でいくつか故障が発生しました。
1.雨漏り
アメ車というかラングラー特有の持病です。
ソフトトップの替わりにFRP製?のハードトップ仕様なんですが、簡単に取り外しできる簡易的な屋根なんです。
乗っけてパチン!と止めるだけなんで、パッキンとかがちゃんと密着していなくて水が社内に入り込むんですね。
あと雨が降った時の水の取り回しがあんまりうまく出来ていない感じで、長雨の時期は結構な割合で雨漏りしてます。
ディーラーで実際に水を掛けて、どこから漏れているか見てもらって硬化するゴムみたいなやつでシールしてもらうしかありません。
タダでやってくれますが、地味に発見に時間かかるし、完全には直りません。
2.エアコンのエアミックスドアの動作不良
寒くなってきたので、温風を出そうとしたら、温かい風が出なくなりました。
空調の流れを制御する「エアミックスドア」が張り付いて動かなくなっていたとの事。
保証期間中でしたので、新品交換で解消しました。3年以内でこの故障はちょっと出来が悪いといえるでしょうww
国産車じゃあまり聞かないですよね。
3.サイドモニターの故障
ボンネットにキノコミラーが付いていない代わりに、助手席側のドアに、死角を補うモニターが付いているのですが、これが映ったり映らなかったりします。
ディーラーに行くと映ってたりしてなかなかイライラしますw
結局無償保証期間過ぎちゃったので絶賛放置中。映らなくても特に支障がある訳ではないのですが…気になる人は気になると思います。
..という訳でちょいちょい細かいところが壊れます。
ただし、走行に重大な支障が起こるような故障は起こっていませんので、大したことないっちゃないんですが、ノートラブルは期待してはいけませんねw

乗ってるバスプロ★
JACKALL 秦拓馬氏
ダウザ-俺達。こと秦拓馬氏がラングラーに乗っています。
JACKALLカモフララッピング仕様のラングラー!かっこいい(*’ω’*)
バス釣りにはどうか
こちらも「アンリミテッド」で長いので、ロッドを積む室内長は余裕でクリア。
FJと同じく走破性も問題なし。
最小回転半径が7.1mと取り回しは正直、極悪なので狭い道での切り返しは苦手です。ですがボディサイズが馬鹿でかくないということもあり、野池ランガンにも悪くないと思います。
FJと同じで単なる移動時間の質を高めてくれるワクワク感があります。
ただし燃費はあまり良くないです。市街地で6キロ~7キロです。
という訳で、FJと同じくバス釣りには非常に適していると思います。
何故ラングラーを選んだのか
結果的に私はラングラーを選んだのですが、その理由をまとめると。
・JEEPブランドや分かりやすさ。
・4枚ドアの利便性
・ディーラーの販売姿勢(大幅値引き、ナビサービス、低金利などトヨタさんより積極的でした)
・荷室の広さ
そのあたりでラングラーをチョイスしました。
ただFJ欲しい気持ちが無くなった訳ではないのでFJを見かけるたびに良いなあ。と感じます。
まとめ
以上FJクルーザーとJeepラングラーアンリミテッドについて、釣り車目線で対決してみました。
FJとラングラーで迷っている方の参考になれば幸いです。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
