「カバー攻略専用スモラバ」としてリリースされたo.s.p ZERO FIVE “TUGGER”[ゼロファイブ タッガー]。
今までありそうでなかったO.S.Pからのカバースモラバ。
「タッガー」をご紹介するとともに、改めてカバースモラバに求められる要件をまとめます。
目次
o.s.p ZERO FIVE “TUGGER”[ゼロファイブ タッガー]
スペック
Weight 2.7g/3.3g/4.0g Skirt シリコンラバー Color 7色(全14色予定) Price 2.7g 580円(税抜)
3.3g 4.0g 610円(税抜)発売年月 2017年10月
出典:O.S.P
O.S.Pのジグのラインナップに、新たに加わった「O.S.P JIG ZERO FIVE “TUGGER” 」[ゼロファイブタッガー]。
今までO.S.Pのラインナップにありそうで無かった「カバー攻略専用スモラバ」という事で、注目の新製品です。
すり抜け性能と適度な引っ掛かりを両立した樹脂タングステンヘッド、MHクラスのタックルにも耐える線径のフック、ウェイト別に調整されたガードなどを搭載。
カバースモラバに大切な事
これまで、パワーフィネスやベイトフィネスタックルで、各社からリリースされているカバースモラバをいくつか使ってみました。
カバースモラバに求められる性能は、以下が大事になります。
すり抜け性能
これはカバースモラバにおける最も大切なポイント。
ややこしいカバーに絡めたときに、スッと抜けてきてくれるスナッグレス性能。
これが欠けていると釣りのリズムが著しく狂ってしまいます。
すり抜けすぎない
かといって、あまりにすぽすぽ抜けすぎると、カバーに意図的に引っ掛けてのシェイクが演出しにくい。
「抜けやすさ」と「適度なスタック感」の絶妙なバランスが求められます。
フックの強度
カバースモラバは、M-MHのロッド、8lb-14lbのフロロラインまたは1~2号のPEラインを使用するので、それらに負けない強靭なフックが求められます。
フッキング性能
合わせて、カバーの奥という、フッキングパワーがロスしがちな場所での、高いフッキング性能も求められます。
すり抜け性能を求めれば、ガードを増やすことになり、フッキング率は落ちます。
そして強度の高い太軸のフックも、初期貫通力は細軸よりも劣ります。
それらトレードオフの条件をどこに着地させて、バランスさせるのか。
カバーには引っかからないのに、バスの口には引っかかる。
ちょっとワガママですがそんなスモラバがカバースモラバに向いてます。
各社からリリースされた「カバースモラバ」
これまで、カバースモラバはノリーズのカメラバや、強化新型ケムケムを使用していました。
いずれの製品も上記要件を高いレベルで満たしており、非常に良くできた製品です。
それだけに、後発のゼロファイブタッガーがどのようにまとめているのか、大変気になるところですね。
もちろん、O.S.Pの製品なのでそのあたりは高次元にまとめてるハズなのは間違いないでしょう(o^^o)
ミリ単位の差を感じとる!
あくまで私の実感ではありますが、「スモラバ」は性質上、各社の差が大きく出にくいルアー、と感じます。(私が鈍感なだけ…)
しかし、各メーカーミリ単位で性能の追及を行っています。
そんな各メーカーの「ミクロなこだわり」を理解しながら使うのも、スモラバの楽しさの一つだと感じます。

O.S.Pルアーは最高!

本当にO.S.P製品はどのルアーもレベルが高くまとまっていますよね。
あまり新製品を多発せずに、じっくりと本物の実釣性能を持ったルアーをリリースし続ける真摯な姿勢が好きな理由です。
ゼロファイブタッガー、はやく使ってみたい♬
まとめ
注目のカバースモラバ、ゼロファイブタッガー。
またひとつカバースモラバが楽しくなるルアーがリリースされました。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
