ありがちなお題目ですが、「オカッパリに一本持って行くベイトロッド」を自分の使ったロッドの中から真面目に考えてみます。
目次
オカッパリに一本持って行くベイトロッド
オカッパリで一本だけベイトロッドを持って行くとしたら、何を持って行きますか?
月並みな答えですが、一本しか持っていけないのなら、幅をもたせたロッドを選ばざるを得ません。
いわゆるバーサタイルロッド、と呼ばれるロッドですね(^ν^)
シマノ エクスプライド172MH
さて、一口に「バーサタイルロッド」とは言っても沢山のロッドが存在します。
そんな沢山のバーサタイルロッドから私が選ぶのは、シマノ エクスプライド 172MH。
MじゃなくMHな理由。
え、「M(ミディアム)」じゃないんだ?
その理由としては、172MHのキャストの守備範囲がとても広いからです。
軽い方は、7g〜8gから。例えばカットテール4inchの5gヘビーダウンショットリグなど。
重い方は30gぐらいまで。たとえば躱マイキーなど。
ライトリグから大型のウェイクベイトまで幅広くこなします。
上限重視
上限のキャパが、たとえば1610Mなんかに比べると10gぐらい違ってくるんですね。
下限重量に関しては無理やり投げれないことはないですが、重いモノは竿が折れてしまったりする可能性もあって無理やり投げれないので、上限のキャパを重視します。
なのでMではなくMHをチョイスしました。
ちなみに、SHIMANOのHPによると、適合ルアーウェイトは10g~30gとなっています。

ジグやテキサスにも対応
ジグやテキサスなど打ちモノ系の釣りもそこそこ対応してくれます。
ミディアムだと、フッキングも含めたこの辺りの扱いがやや辛いところ。
7フィート2インチのレングス

私の個人的な実感としてはオカッパリでは6フィート10inchから7フィート前後のロッドが適していると思います。
オカッパリはとにかくキャスト飛距離が大事です。
その点を考慮するとエクスプライド172MHのレングスはおかっぱりにとても適した長さに感じます。
逆にボートは、6ft2inchから長くても6ft6inchぐらいまで。
それ以上長いとボート上で邪魔ですし、オーバーハングの下をせめるときなんかもまあまあ邪魔です。
ボートの場合、自分が近づいていけばいいだけなので、飛距離はさほど重要ではありません。
「おかっぱりロクテン、ボートロクロク!」が最も取り回しやすいです。
二本持って行こう
記事の根底を覆す主張で申し訳ないですが、可能であればオカッパリには二本ロッドを持って行くのがおすすめです。
オカッパリバッグを背負って、ロッドホルダーにロッドを装着します。
私はリーニアのオカッパリバッグに、ロッドホルダーを装着してスピニングタックルを持って行っています。
いくらバーサタイルロッドといえど、カットテールのノーシンカーや、1.8gのダウンショットリグは投げれないので。
MHをチョイスしたのは、軽いルアーはスピニングタックルで投げれば良いから、というのもあります。
リールは、バーサタイル性の高いメタニウムMGL
余談ですが、リールはどうするか、というお話。
1台だけ、となると、リールはバーサタイル性能の高い、メタニウムMGLなどが適しています。
ラインキャパを持て余さない70番サイズで、日本のバスフィッシングにベストマッチ。


マグブレーキ化や、軽量スプールでフィネス性能を付加した、ZPIのZ-PRIDEが、おかっぱり至高のリールでしょうなあ。
非常に高額ですがw
まとめ
エクスプライド172MHをおかっぱりに持っていって、MHロッドの高い汎用性を実感してみてください。
シャキッとしたキャストフィールも魅力のひとつです。
正直言って、「エクスプライド」ブランドは、色気やカッコよさはほどほどです。
しかし道具としてガンガン扱えて、黒子に徹するロッドとしては最高の相棒となってくれると感じます。
上限重視のおかっぱりロッドに超最適です。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
硬めのグラスコンポジットロッドが最強かもしれない
最近はちょっと考え方が変わりまして、よりウェイトカバー範囲の広い、硬めなグラスコンポジットロッドが最強ではないか?と思っています。
オカッパリ便利アイテム
