JBTOP50第2戦ベイトブレスCUPin弥栄ダム(広島県/山口県)では青木大介氏が僅差で追い上げる他選手を抑え、見事優勝を飾りました。
ウィニングルアーとしてステルスペッパー70sを使用していたそうです。
改めて、名作ステルスペッパーの釣れる理由を考えてみます。
目次
JBトップ50第2戦、弥栄ダム
JBトップ50第2戦ベイトブレスCUPストーリー https://t.co/MS7Je8uLek
— JB/NBC Official site (@wwwjbnbcjp) 2017年6月6日
山口県、弥栄ダムで行われたJB TOP50第2戦。
ウエイイン率は100%、リミットメイク達成率は62.7%というハイレベルな戦いを制したのは、青木大介選手でした。
上位陣の僅差での激しいバトルや、試合中にロクマルを釣った今江克隆氏など見所が沢山ありました。
今江プロのロクマル
今江克隆4135g pic.twitter.com/JG7qNMJv0H
— JB/NBC Official site (@wwwjbnbcjp) 2017年6月3日
今江プロのロクマルは、JB認定の弥栄ダム
これを試合中に釣るなんて、かっこよすぎます。
HITルアーは、イールクローラー10インチのクリアグリーンパンプキン/ブルーパールベリー。
弥栄ダム
余談ですが、’弥栄ダム’は、’やさかだむ’と読むそうです。
私の地元に’弥栄’(やえい)という地名があるので、てっきり’やえいだむ’かと思っていました。
こんな形。
関東在住の私にとって、馴染みのないフィールドです。もちろん一度も行ったことはありません。
そこで弥栄ダムについて少し調べてみました。
弥栄ダム、山口県と広島県の県境に位置するダム湖で、旧名八丁ダム。
1990年に完成した比較的新しいダム湖で、流域面積は約300㎢。
関東を代表するリザーバー、亀山ダムの流域面積が69.7㎢ということなので、とても大きなダム湖です。(wiki調べw)
バス釣り環境は、レンタルボートや桟橋が整備され良好な環境。
デカバスの聖地、七色ダムに雰囲気が似ているそうです。
ボート持ち込みOKですが、船外機(エンジン)禁止。
従って、JB TOP50弥栄ダム戦は、エレキオンリーで開催されています。
ウィニングルアー
青木大介選手のタックルとルアー pic.twitter.com/yGCaMJzbMb
— JB/NBC Official site (@wwwjbnbcjp) 2017年6月4日
青木選手のウィニングルアーは、ティムコステルスペッパー70Sと、シェイクシャッドを虫チューンしたもの。
シェイクシャッド虫チューンもすごく気になりますが、今回は名作、ステルスペッパーについて考察してみます。

ステルスペッパー

改めて、ステルスペッパーってどんなルアーなの?ってところから書いてみます。
ティムコ ステルスペッパーは、前後に金属製のペラを装備した、プロップベイト(スウィッシャー)になります。
55mm、70mm,90mm,110mmと4種類の大きさがあり、今回青木大介氏が使用していたのは、70mmのモノになります。
泳ぎの安定感とよく回るペラ
基本表層直下をゆっくりタダ巻きして使うルアーです。2枚のペラによって、複雑な水流をルアー後方に発生させます。
回転性の高い、非常に薄いペラを前後に装備。ペラが高速回転しつつも、ボディは一切ブレない安定したスイム性能を持っています。
ゆっくりな動きなのに、回転するペラによる「速い動き」がプラスされ、相反するアクションを同時に発生することが出来るのがスウィッシャーの最大の特徴です。
アフタースポーナー攻略の定番
スウィッシャーは、アフタースポーン期の動きが鈍いバスに対して有効なメソッドです。
実際に、この時期に亀山ダムでスウィッシャーばかりにやたらと反応が良い事がありました。
他のルアーに全く反応がないときでも、チェイスやバイトを引き出せるパワーを持っているのがスウィッシャーです。
はまったときの爆発力はハンパないです。
平行引き
青木大介氏は、これをショアラインと平行引きしてポロポロとバスをゲットしていたとのこと。
広く探るための平行引きなんでしょうか。
まあこのあたりの解説については、バサー誌にて詳細が掲載されると思うので楽しみにしておきますw
まとめ
あらためて名作ステルスペッパーのポテンシャルを強く感じた一戦でしたね。
ステルスペッパー、もっともっと投げまくって自分のモノにしたいルアーの一つです。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
※追記 ダムプチ情報
リザーバーの大きさを知るには、’流域面積’ではなく、’湛水面積(たんすいめんせき)’を基準にしたほうが良いそうです。
’流域面積’
ダム上流で降った雨が最終的にダムに流れてくると想定される範囲の面積のこと。
’湛水面積(たんすいめんせき)’
常時満水位まで水が貯まったときの貯水池の面積のこと。
弥栄ダムの湛水面積:360.0 ha
亀山ダムの湛水面積:139 ha
