目次
ステイン
クリア(透明)でもマッディ(強い濁り)でもない水質。
ストラクチャー
水中の地形変化のこと。「カバー」と混同しがちだが、カバーは水面上に目視できる障害物などを指す。
スナッグレス
根掛かりしにくい性能のこと。(根掛かりの事をスナッグ、とはあまり呼ばない。)
スプール
リールの糸を巻き付ける部品のこと。
スプーキー
バスが釣り人やルアーをひどく警戒し、まったく釣れる感じがしない状態。
スポーニング
産卵のこと。
スモラバ
スモールラバージグの略。主に5g以下ぐらいのヘッドを使用した、小さいラバージグ。
スラック
ロッドの先から出ている糸のたるみ具合の事。(ラインスラック)
スレる
ルアーや人の気配を察知したバスが学習し、ルアーで釣りにくくなること。
スレ掛かり
魚の口以外の部位に針がかかる事。引きに妙な重みが増す。
タ行
ダウンストリーム
下流側に向かってルアーをキャストすること。
タラシ
ルアーをキャストする際、竿先からルアーまでのラインの長さの事。
ターンオーバー
表層の水と湖底の水が入れ替わる事。
チドる
ルアーのアクションの一種。バランスを崩してイレギュラーな動きをすること。
適度なタイミングでチドるルアーは、バイトを誘発するトリガーとなる為、釣れるルアーだと評価されることがある。(コントロール性が落ちるという事でもあるが)
チェイス
バスがルアーを追っかけてくること。ルアーをピックアップする為に適当に速巻きしたりするとしばしば起こる。
速巻きすることにより、ルアーの軌道が少し上向きになり、その動きがその日は良かったりするのでしょう。
最後の最後まで気が抜けませんね。(気が抜けているときほど良く起こるw)
チャンネル
ダム湖などで、元々流れていた川の川筋の事。
ガチのエキスパートは、チャンネルのブレイク(カケアガリ)を狙うなど高度なテクニックを持っていることがある。(到底たどり着けない領域である。)
チャートリュース
黄色、黄緑色のような蛍光色のこと。
おおよそ自然界に存在する色とは相反する不思議なカラーだが、バスが良く釣れるカラー。とくにキツイ濁りの入ったフィールドで目立たせたい場合などに使用する。
ディープ
水深が深い場所。
ティップ
釣り竿の穂先。
テクトロ
てくてくトローリングの意。岸釣りでルアーを水に付けたまま歩くことによって広範囲を探る行為。
デコる
一匹も釣れないこと。
「うわ、デコったわ。8月の三島でデコとか笑えねえ」
テーパー
ロッドの曲がり具合を表す。または「調子」のこと。
使用例:「この竿ファストテーパーか。もう少しパラボリックな感じだったら欲しかったな。」
トゥイッチ
ロッドの穂先をチョンチョンと動かし、ルアーを大きくアクションさせる。
ドッグウォーク
ルアーのアクションの一種。ロッドをあおり左右に首振りさせるアクション。あまり最近では使わない言葉?な気がします。
ドラッギング
リールを巻かずに、ボートを移動させることによりルアーをアクションさせる。
ナ行
ネコリグ
ワームの頭にオモリ(ネイルシンカー)を埋め込み、ヨコにフックを掛ける仕掛け。「ネコソギ釣れるリグ」が語源。
最近では、ワームの中に針先を完全に隠して根掛かり回避性能を向上させた「スナッグレスネコリグ」などが大いに流行っている。
↑スナッグレスネコリグ用フック
ハードなカバーの中に躊躇なく入れれるライトリグ、という事で非常に有用性の高いリグです。
ネスト
産卵床。ベッドとも呼ぶ。産卵床で稚魚を守るオスバスを狙う事を「ネスト打ち」と呼び、この釣り方については賛否両論がある。
次世代の子バスたちの成長を守るためにも、ベッドのバスはそっとしておくのが分別ある大人のアングラーとしての振る舞いではなかろうか。
(偶然釣れてしまうのは仕方がない事ですが)
ハ行
バーサタイル
いろんな用途にオールマイティに使えるロッド、またはリールを表す言葉。
特におかっぱりでは、持っていけるタックル数が限られているので、一本でいろいろなルアーに対応する為バーサタイル性が求められることが多い。
ハードベイト
硬質素材のルアーの総称。ハードルアー、プラグなどとも呼ぶ。
使用例:「あいつは生粋のハードベイターだからね。」「ハードベイトのみの大会です」
バーブ
フックについた「かえし」のこと。バスの口からフックを抜けにくくする。
バーブレス
カエシのない釣り針のこと。人体などに誤って刺さった時に安全な仕様。
通常バスフィッシングで使用する針についてはカエシが付いているものが大半だが、あえてバーブレスに拘って使用するアングラーもいる。
使用例:「私はバーブレス派です。」
パーミング
リールを手のひらで握りこむこと。
「丸形リールは味わいがあるけど、やっぱりパーミングがしっくりこないんだよな」
バックウォーター
ある水域において、流入している河川などを表す。
バックラッシュ
おもにベイトリールにおいて、キャストの際に、必要以上にラインが出過ぎてぐちゃぐちゃ状態になること。
バット
釣り竿のグリップより上、ベリー(中央部分)より下のこと。
竿先から、ティップ(竿先)、ベリー(中央)、バット(根本)となる。
バラす
いったん掛けた魚を逃がすこと。
パンチング
大型の重たいシンカーを使ったワームを濃い植物の中に打ち込む釣り方。
ハンプ
水中の丘。
ビッグベイト
20センチ前後の大型のルアー。
ブタバス
ブタのように太ったデカいバス。アメリカでも同じようで、まるまる太ったブタバスをPIGと呼ぶ。
フェザリング
スピニングリールでのキャストの際、指でラインを触って飛距離を調整するテクニック。
フォローベイト
ある特定のルアーで反応がないとき、全く違う種類のルアーを同じ場所に投げること。
「うわ、今喰ったわ。ネコリグフォローで入れとこ。」
フィネス
繊細な釣り方の総称。主に軽量なルアーを使用した場合にそう呼ばれることが多いが、攻め方を表す事も多く、必ずしも軽量ルアー=フィネスという訳でもない。
「フィネス」
フィーディング
バスのお食事のこと。
「フィーディングタイムにうまくタイミング合わせられたわ。」
フッキング
ルアーを咥えたバスに対して、竿先を大きく煽ってフックを口に貫通させること。
「うわ、フッキング甘かった。バレちゃったよ…」
ブッシュ
水中、もしくは水面に生えている冠水植物。
フラッシング
ルアーに光が反射し、規則的に光ること。
フリッピング
リールを巻かずに、ラインを引き出すことによってキャストする手法。
フローティング
ルアーの動きを表す。水中に入ったルアーが浮く性質のものをフローティングタイプという。
フロロカーボン
ラインの一種類。炭素繊維素材を使用したラインで、こすれなどに強い性質を持つ。
ベイトフィッシュ
バスなどのフィッシュイーターが好んで捕食する小魚。
「ここめっちゃベイト居るから釣れそうなんだけどな..」
ベイトフィネス
ベイトリールで軽量なルアーを扱うテクニックの総称。
ベリー
竿の中央部分。
パワーフィネス
ドラグ力の強いスピニングリールを強いロッドとPEラインに合わせて、カバーなどから強引に引き離す釣り方の総称。
ボウズ
一匹も釣れない事。
ボイル
バスなどのフィッシュイーターが小魚を追いかけ、水面がもわもわすること。
ボイルが発生したタイミングで即座にルアーを投げると、喰う事がある。
スイッチの入った状態のバスなので、食わせやすい。ただし正確なタイミングやキャスト精度が求められる。これを「ボイル打ち」などという。
「うわ、ボイルしてる!」
ボトム
湖底。
マ行
マグナムクランク
大型のクランクベイトのこと。
まづめ
早朝、日の出の頃を朝まずめ、夕方日が暮れる時間帯が夕まずめと呼ばれる。
魚の活性が上がる時間帯、時合い。
マンメイドストラクチャー
水辺における人工的な障害物のこと。(橋脚、桟橋など)
マッディ
濁った水質をあらわす。
ミドスト
一定レンジをゆっくりとルアーを泳がせてくるテクニック。
メンディング
糸のさばき方や、扱い方。「ラインメンディング」という。
モンドリアンバイト
バスがルアーを咥えたのち、反転してひったくるようにバイトする事。
ヤ行
ラ行
ライブウェル
釣ったバスを入れる生け簀のこと。大会などで検量までにバスをキープしておく。
ラインブレイク
ラインが切れる事。
ランガン
RUN&GUN。おかっぱりで一か所に固執せずに、どんどんと場所を変えていくこと。
ランディング
掛けたバスを取り込む一連の動作のこと。
リグ
仕掛け。また、仕掛けを作ることを「リグる」などという。
使用例:「リグるの速いね。」
リザーバー
ダム湖。
リトリーブ
リールを巻くこと。
使用例:「リトリーブスピードもうちょっと遅くしたほうが良いよ」
リップラップ
ゴロタ石。水中に大き目な石(岩)がゴロゴロとある場所。
レイダウン
岸際に生えた木の枝などが水中に倒れ込んでいること。台風や崖崩れなどの際に起こる。
深く長く入ったレイダウンは一級ポイントであることが多い。
ロープロファイルリール
全高を抑え、パーミング(握りこみ)しやすい形状とした、両軸リールの形状のこと。反対語:丸形リール
ローリング
ルアーのアクションの一種。ルアーを正面から見た際に回転する方向にルアーが動くこと。
ローライト
夜明け前や夕方の薄暮時。
ワ行
ワッキー
ワームの横部分にチョンと針をかけること。
ワンド
湾状の地形のこと。
まとめ
以上、バス釣り用語集でした。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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