サイドハッチをあけたとき、シャフトで支えられている構造になったので、ブレーキ調整のたびにサイドハッチを落としそうになるあのストレスから解消されます。
私のクロナークCi4+もそうなんですが、サイドハッチが本体とつながっていない場合、水辺で使う工業製品という事もあり、常に落水の危険と隣り合わせ。これは嬉しい配慮です。
目次
NEW SVSインフィニティ搭載
ブレーキユニットは、’16メタニウムや’17クロナークに搭載された「New svs インフィニティ」に。
より静かでブレのない高性能なブレーキシステムにアップグレードされました。旧svsインフィニティのオイル切れによる異音などのトラブルなどからも解放されそうです。
また外部ダイヤルからのブレーキの調整も可能となり、ハッチを開けなくてもざっくりとした調整なら可能となりました。
パワーギアの消滅
旧来のクラドの大きな特徴のひとつであった5.5:1のローギアがラインナップから消滅。
代わりにXG(エクストラハイギア)が設定されました。
6.2:1、7.4:1、8.5:1の3種類というラインナップになります。
ここは正直、ちょっと残念な部分ではあります。
コンパクトボディ
従来のボディよりも10%ほどコンパクトに。しかしながら気になる自重については、210g→215gと、若干の重量増となりました。軽量さをウリにするモデルではない為、これはこれで良いのかもしれません。
ハンドル長の変更
時代の潮流に合わせ?ハンドルが長くなっています。42mmから45mm(全長90mm)へ長尺化。
パワーが必要になる8.5:1のXGモデルは48mmのパワーハンドルとなります。
出典:US SHIMANO
まとめ
これだけの高機能を備えつつ、USドルでの定価は179.99ドルと、実売価格は2万円を切る?可能性もある、17クラドK。
上位機種キラーの売れ筋モデルとなりそうな予感プンプン。正直、この価格帯のモデルでここまでの装備になるとは驚きです。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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