シマノ 17スコーピオンBFS XG。
上位機種である16アルデバランBFS譲りの、FTB( フィネスチューンブレーキシステム)が搭載されることが話題となっています。
高いコストパフォーマンスを誇る、ベイトフィネス入門機になり得るのか。
その運命を決定づける要素をシェアします。
目次
フィッシングショー
さて、フィッシングショーも終わり、新作リール達の全貌が明らかになってきましたね。
ベイトフィネス界期待の新星である、17スコーピオンBFS XG。
ベイトフィネス入門機として相応しい存在であるか、考察してみたいと思います。
ベイトフィネスリールは高い。
さて、本題に入る前に。
現在市場にベイトフィネスリールは存在するものの、どれも高価で、ベイトフィネス入門者を寄せ付けない市場を形成していました。
アブガルシア
ただし唯一、アブガルシアには、レボLTなどのベイトフィネスを謳った、1万円台の廉価リールが存在しています。私は、予算の都合もあって、長らくベイトフィネスリールは、レボLTを使用しています。
軽量ルアーへの対応度は意外なほど高く、入門機として十分以上の活躍をしてくれています。
シマノがいい
しかし、回転フィールや、各部の精度感など、シマノ製リールに比べて、一段階、二段階落ちるのもまた事実。
シマノ製ベイトフィネスリールが欲しいものの、アルデバラン一択のシマノ製ベイトフィネスリール。
3万円を超える実売価格に辟易し、購入をためらっていました。
ベイトフィネスは釣れる。
ベイトフィネスタックルの重要性はここで記述するべくもないレベル。
安くて秀逸なシマノ製廉価ベイトフィネスリールの登場を、今か今かと待ち望んだユーザーは多いはずです。
ついに、そんな穴を埋めるべく、17スコーピオンBFS が登場しました。
シマノ [SHIMANO] 17スコーピオンBFS XG
さて、前置きが長くなりましたが、ここで今回登場した、17スコーピオンBFS XGの特徴をかるくまとめてみます。
もう、他のブロガーさんがまとめてくださっているので、簡単にご紹介しますねw
FTB( フィネスチューンブレーキシステム)
今回の17スコーピオンBFS XGでもっともウリになる部分。
シマノは遠心、ダイワはマグネットブレーキ、というこれまでのブレーキシステムの常識?を、シマノ自ら撃ち壊すという衝撃のブレーキシステム。
先行して16アルデバランBFSに搭載された、シマノの新世代ベイトフィネスリールのコアとも言える技術です。
ブレーキユニットと、スプールを完全に分離し、軽量ルアーへの高い対応度を誇ります。
シマノ 16スコーピオン70ベース。
ボディは16スコーピオン70がベース。(たぶん)16スコーピオン70は、70サイズ(12lb-100mのラインキャパ)のコンパクトボディと、32ミリ径のスプールを搭載したモデル。
34ミリ径の他のリール達に比べて、扱えるルアーの重量下限が低く、もともとフィネスより。
アルミフレームによる高い剛性感、ハードユースにも耐える堅牢な作りで、価格と性能のバランスに優れたスタンダード機。
そんな70スコーピオンベースな17スコーピオンBFS XG、どう転んでも悪いリールにはならないはず。(あくまで予想w)
ボディ、フレーム素材
フレーム素材は、アルミニウムで、サイドプレートは樹脂製。
この辺りは16スコーピオン70の仕様を踏襲してくると思われます。
唯一懸念事項としては、16スコーピオン70の自重が190gと、ベイトフィネスリールとしては軽くはない部類に入る、という点。
絶対値としての190gは決して重たい訳ではありません。
コスト面で有利な16スコーピオン70ベースということで、自重が多少犠牲になったとしても、価格面でのメリットを重視するべきでしょう。
※SHIMANOのHPを確認したら、17スコーピオンBFS XGの自重は165gとなっていました!
ベイトフィネスは軽いほうがいい。
ベイトフィネスリールへの要求として「軽さ」はかなりの重要ポイント。
主にライトリグを扱うベイトフィネスリールにおいて、「軽さ」による感度向上のメリットは計り知れません。
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