静寂のリザーバーに響き渡る、「ミーン」という電子音はサンデーバサーのあこがれ。
バスフィッシングにまつわる「音」の中でもひときわ印象的なサウンドを奏でる、SHIMANOのDCリール達。
自分でもDC音を響かせたいけど、DCリールの高価な事…
そんなバサーの為に、廉価DCリール、17スコーピオンDCがついにリリースされます。
その存在意義をシェアします。
目次
SHIMANO2017新製品
SHIMANOの2017年の新製品で、注目の機種である、スコーピオンBFSと、スコーピオンDC。
本題である「17スコーピオンDC」の話題に入る前に。
昨日書いた「17スコーピオンBFS」の記事についてちょっと書かせてください。
17スコーピオンBFS
昨日書いた17スコーピオンBFSについての記事。
記事を書きながらいろいろ調べていると…
165gという自重が、SHIMANOのHPでシレっと公表されていることに気が付き、記事を書いている途中でネタが出来ました。
17スコーピオンDC
しかし今回の17スコーピオンDCの記事は、他ブロガーさんの記事で既にシェアされている事柄以外に新しい発見がありませんw
そこでただの焼き直しになってしまわないよう、私なりに17スコーピオンDCは買いかどうかを交えてご紹介したいと思います。
すでに他サイト様でまとめられていますが、基本スペックから。
もうご存知の方は流し読みしていただいて結構ですw
出典:SHIMANO
17スコーピオンDC特徴★

ボディは、14スコーピオン200の流用。
スプール径34mmの「100番」サイズで、ラインキャパは14lb-100m。
扱いやすいスタンダードサイズですね★
I-DC5

肝心のブレーキユニットは、メタ二ウムDCと同じ、I-DC5を採用。
どうやら、あの、DCリール特有の「ミーン」って音が出る、とのこと。
旧11スコーピオンDCは、DCなのにDC音が出ないという、DCである意義が半分失われている?謎リールでした。(お好きな方、ゴメンナサイ)
今度の17スコーピオンDCは、その点がっかりさせられる事は無さそう。
スプール幅について
今回のスコーピオンDCについて、’スプール幅’に着目すると、残念な点があることをKenDさんがシェアしてくださっています。
DC100のスプール幅が22mm、ベースモデルとなる、スコーピオン200が25mmワイドスプール。
つまり本来25mm幅のスプールが収まるべき場所に、25mmスプールのドラム面を狭めた22mm幅のナロースプールが入っている、とのこと。
無理矢理狭めた分、無駄な重量増につながってしまうらしいです。
さすがの着眼点です。
今回の17スコーピオンDCを購入検討されている方は必見です!
自重は215g
自重は少し重たい、215g。
ベースとなる、14スコーピオン200が、アルミボディ+真鍮ギア仕様で、自重210g。
自重よりも、タフネスさを重視した設計。
そこから+5gですから、DC機構を搭載して、5g増に抑えているのは健闘していると思います。
あれ?メタニウムはもっと増えてるのに。
ちなみに16メタニウムMGLが175gで、15メタニウムDCが190gと、メタニウムは15gの差となっています。
メタニウムの重量増が15gなのに対して、スコーピオンの重量増が5gに収まっているのは不思議ですが..
こういう事ですかね?
メタニウム:MGLスプール+SVS→非MGLスプール+DC
スコーピオン:非MGLスプール+SVS→非MGLスプール+DC
MGLが軽い分、メタニウムの重量増が多い、ということになるのでしょうか。
他に何がしかのトリックがあるかも知れません。分かり次第追記します★
ざっくり何が違う?
そのほかの差は、マイクロモジュールギアの有無、ベアリング数(スコーピオンDC8個、メタニウムDC10個)となっています。

3万円でDC音
おそらく今回の’17スコーピオンDCの最大のウリは、実売で3万円を切る価格で、あの「ミーン」が味わえること、その一点につきます。
ちょっと重くて、コストを抑えた残念?な作り。
しかし、あの心ときめくDC音が、3万円で味わえる。
それだけで17スコーピオンDCの存在価値は大いにあると思います。
価格は37,500円と据え置き。
これだけ素晴らしい機構を備えているにも関わらず、価格は11スコーピオンDCから据え置き。
SHIMANOの良心。
DCリール普及に大きく貢献することは間違いありません。
台数が多く出てくれることにより、さらに身近なDCリールの登場も、早まるのではないでしょうか。
あまり出回りすぎて、あのDC音のありがたみが減ってしまうのは、悲しいですが…
もう買える!
既に予約が可能なようです。
ただし確認したところ、在庫切れになっていました..
3万円でDC音、人気なんでしょうか。。
※追記
17スコーピオンDC、DC音が鳴るかどうか、100%確定ではありませんでした。
タイトルで期待して読んでくださった方、大変申し訳ございませんでした。
裏が取れていませんでした。SHIMANOの中の人に聞いたわけではないので…
ただ、現時点でDCユニットが、15メタニウムDCと同じ、I-DC5が搭載されるという事なので、鳴る可能性が極めて高い、という事でお願いします。
また正確に確認出来次第、追記いたします。
※追記に追記w
スコーピオンDC、DC音出ます!
まとめ
これまで価格がネックで手を出せなかった禁断の?DC機構。
私をはじめとした、DCリール未体験の潜在需要を多く獲得できるはず。
さらに多くのアングラーがDCリールの良さをシェアしていければ、メーカーにもユーザにもメリットがあるはずです。
ikahime的リール記事はこちら★
2017新製品に関する記事★
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
