ベイトリールの性能は何で決まるのでしょうか。素材?ベアリングの数?基本設計?スプール重量?設計の新しさ?
なによりも、スプールの回転性能に着目するべきでしょう。
高いスプールの回転性能を持った、チョイ古リールの有用性について考えます。
目次
07メタニウムMgが名機すぎる件
10年落ち中上級機>最新下級機と言い切る理由、それは、’07メタニウムMgがまだまだ高性能、バリバリ現役だからです。
なぜメタマグが現役でいられるかというと、ベイトリールの黄金律、直径34mm径の軽量なスプール(11.4g)の回転性能によるところが大きいです。
要はちょっと古いリールだけど、スプールが軽いのでキャスト性能が高く、多用する3/8oz~3/4oz程度のルアーが非常に扱いやすいんです。
それを軽量(170g)、頑丈、高い整備性、と3拍子揃ったボディで高次元にバランスさせた名機が’07メタニウムMgです。
すでに13メタニウム、16メタニウムMGLとリリースされ、2世代も前のモデルですが、現役バリバリの性能を持ったリールです。
13,000~14,000ほどで購入可能
そんなメタニウムMgですが、発売から9年もの月日が流れた現在、中古市場にこなれたタマが多数、比較的安価に出品されています。
良い出物があれば、13,000~14,000ぐらいの価格で購入することが可能です。
状態の良いものはもう少し高値取引
傷なし、OH済みの個体などは15,000~18,000円前後で取引されることも珍しくありません。
9年も前のリールですが、07メタニウムMgの持つ、現役でもまだまだ通用する基本性能の高さがリセール価格にも反映されていますね。
エントリーモデルの予算で中上級機
同程度の予算であれば、現行のモデルならば’16カシータスMGLなどが購入候補に挙がります。(持っていますが、なかなかイイリールですよ♪)
現行のSHIMANOのエントリーモデルですね。
同じ予算で、2世代前ではありますが、中上級機である07メタニウムMgが手に入るのです。
新車のビッツより10年落ちのセルシオ
リールの中古は、車の中古車に似たうま味があると思います。
考えてみれば、10年落ちのセルシオと、現行の新車のビッツを比較すれば、購入価格はほぼ同じか、むしろセルシオが安いです。
しかし、加速性能、静粛性、乗り心地、各部にかかっているコスト、全てにおいてセルシオが上回ります。
もちろんきっちりと整備(OH)されていることが前提ではありますが、全く同じことがリールにも言えると思います。
急がば回れ。中古で出るのを待て。ギルの中古がおすすめ。
出典:ギル
という訳で焦って現行機種を購入するより、オークションや釣具屋の中古で、良い出物を探すことを強くオススメします。
中古釣具店「ギル」さんの中古が驚くほど安価でお勧めです。
状態の良いものしか扱っていないので、中古リールにありがちな状態の悪さに起因する不具合がありません。
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