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メタルバイブ
冬の定番、メタルバイブ。
低水温期のタフコンディションにおいて、リアクションによって反応を得る為のアイテムです。
選び方
たかが鉄板、されど鉄板。各社工夫を凝らした意匠と、独自の泳ぎの特性を持たせています。
ただ、基本的には、どのメーカーのモノも、「レスポンスの良い素早い泳ぎだし」「ハイピッチなアクション」を目標として開発されています。(一部例外はありますが…)
大きな違いが出るのは、フォール姿勢。
大きく分けて、ストレートフォールとスライドフォールの2種類に分かれます。
スライドフォールの特徴
・予測不能アクションによって、リアクションバイトを誘発しやすい
・糸がらみしやすい
・根掛かりしやすい
ストレートフォールの特徴
・狙ったピンスポットを正確に狙える
・糸がらみしにくい
・根掛かりしにくい
それぞれそんな特徴があると思います。
製品選びの際の一つの基準としてみると、選びやすいかもしれません。
各社メタルバイブの最もウリとなる特徴を簡潔にまとめてみました。
それではLet’s鉄板!
O.S.P オーバーライド
推しメタルポイント★
・垂直リフトでの素早い泳ぎ出し
・ハイピッチなバイブレーション
・右カーブ、左カーブ、直進フォールと多彩なスライドフォール
・スライドフォールと垂直リフトの緩急
O.S.Pのオーバーライド。
リフト時のハイピッチ&レスポンス、フォール時の変幻自在なスライドフォールが持ち味。
また、キャスタビリティやタダ巻き時のレンジキープ力など全ての性能を極限まで高めています。
O.S.Pの他の製品と同様に、トータルバランスに優れた逸品。
エバーグリーンリトルマックス
推しメタルポイント★
・元祖ジャパニーズメタルバイブレーション
・マックスな震動&スライドフォール
・逆風時でも優れたキャスタビリティ
・1/8ozのみ、リアフックポジション変更によるアクション調節が可能
エバーグリーンのリトルマックス。メタルバイブの定番として君臨しています。
菊元俊文.comによると、菊元氏のフェイバリットは1/4oz。
通常のリフト&フォールのほか、タダ巻きによるボトムトレースも非常に有効なメソッド、との事。
フラッシュユニオン フルメタルソニック
推しメタルポイント★
・細身のミノーシェイプ
・日本刀と同じマテリアルを使用し、極限まで薄くしたボディ
・極薄プレートのレスポンスを生かしたスローリトリーブが可能
・リアクション効果が高いストレートフォール
フラッシュユニオン フルメタルソニック。
日本刀と同じ特殊銅材を用いる事で、薄さを追求したボディは超高レスポンス。
フォール姿勢は、ストレートフォール。狙ったエリアを正確にトレースする事を目的とし、不意の根掛かりも防ぎます。
deps サーキットバイブ
推しメタルポイント★
・0.8mm極薄マテリアルのサーキットボード素材
・低比重サーキットボードボディによる低重心化
・超ハイピッチ&超ハイレスポンス
・低重心による安定したフォール姿勢で、ラインのフック絡みを激減
deps サーキットバイブ。
クランクベイトのリップにも使用される、通称「基板」素材をボディ部に採用した、サーキットバイブ。
圧倒的な低重心化を実現し、ハイレスポンスと安定したストレートフォールを実現しています。
レイドジャパン レベルバイブブースト
推しメタルポイント★
・ABSボディ
・高レスポンス、タイトピッチバイブレーション
・ナチュラルな柔らかい振動
・メタルバイブの硬く機械的なアクションや外観の無骨さを排除
レイドジャパン レベルバイブブースト。姿かたちはメタルバイブ風ながら、ABS樹脂製の非金属ボディを採用。
「柔らかい振動」という他社製品に無い特徴を持たせたメタルバイブ界の異端児的存在。
様々な用途を想定し、フックアップ率の高いトレブルフックを採用。
メタルバイブの様にリフト&フォールで使用する場合は、ダブルフックへの変更が推奨されています。
ジャクソン クオン リアクションボム
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