マツダディーラーでCX-8の2.5リッターガソリンターボと2.2リッターディーゼルターボにW試乗してきました。
果たしてどちらがベストバイなのか。
目次
マツダ CX-8
マイナーチェンジしてガソリン車のラインナップが加わったCX-8の2.5ガソリンターボと、2.2リッターディーゼルターボにW試乗してきました。
CX-8といえば!!サウザーボート✖︎CX-8のカタログ広告が目に焼き付いているアングラーも多いのではないでしょうか。
またここ数年マツダはホントいいクルマが増えている印象で、ユーザーの方のインプレッションもおしなべて良好…
オラオラフェイスのコワモテミニバン全盛の今、クルマ好きの琴線に触れる車を実直に作り続けるコアなメーカーですよね!
ディーラーにお伺いする機会がありましたので、気になるCX-8のガソリンターボ&ディーゼルターボに試乗してみました!
2.5リッターガソリンターボ(25T PROACTIVE)
まずは2.5リッターガソリンターボから試乗。中間グレードの25T プロアクティブになります。
すっきりと洗練された味わいのガソリンターボ。
いくらディーゼルが良くなったとはいえ、やはり回転フィーリングの良さはガソリンに軍配が上がります。アイドリング時の静粛性や、アイドリングストップからの復帰時の振動もガソリンが静かです。
正直回してめちゃくちゃ気持ちいいフィーリング、とかでは無いですが、実用域からガッツリトルクの出てるエンジンで、マツダのセールストークである4リッターガソリン車並みのトルク感、というのも納得できる仕上がり。
軽くアクセルペダルに右足を乗せておけば、スルスルと速度がノッてる感じです。
ただ唯一文句をつけるとすれば、回転の頭打ち感が若干早いというトコロ。5500回転ちょっとがレブリミットで次のギアにシフトするので伸び感があまり無かったです。
実はディーゼルとあまり変わらないんですねえ。ガソリン車はもうちょい回ってくれるとより気持ちいい感じだと思うのですが。
とはいえスポーツカーではない、2t近いSUVのエンジンとしては非常に洗練されてますし、車の性格的にはこれでまったく問題ないでしょう!
2.2リッターディーゼルターボ
お次は2.2リッターリッターのディーゼルターボに試乗!こちらは最上級グレードのXD L-package。
特に目立つ違いは革シート(オシャレな茶革)とデジタルメーターになってる点。
5年ぐらい前に旧型のCX-5ディーゼルに試乗した際は、まだまだ「ディーゼル感」の強い、トラック的なフィーリングが強く感じられた記憶からスタート。
しかしながら、新型CX-8のディーゼルは洗練度が異様に増してて、車に詳しくない人が乗ったらもはや判別不能なレベルと言っても過言ではないかと。
CX-5より強化されているという遮音対策の効果なのか静粛性が非常に高く、低速走行時に窓を開けるとほのかにディーゼルのカラカラ音が聞こえてくる程度。
当然回転フィールの良さはガソリンには及ばないものの、ガソリンにはないゴリゴリとしたワイルドな回転感覚やサウンドは、これはこれで気持ちいい!と言えるレベルで、もはやネガティブ要素とも言い切れません。
また、背中をグイッと押される鬼トルク感はディーゼルが一枚上手でしたね。
個人的にはディーゼルが好き
というわけで両車乗ってみたのですが、大変悩ましいものの、個人的にはディーゼルが良いと感じました。
ガソリンの高回転の伸び感がディーゼルとあまり変わらなかった事が決め手ですかね。
だったら足の長い(燃費の良い)ディーゼルの方が良くね?って感じです。
でも静かで質の高いガソリンターボも魅力たっぷりでした。
CX-8のココがイイ!
質感の高い走り
最大のウリでもある、質の高い走行性能。
ガソリン&ディーゼル共にホントいい車です。
内装カッコいい
内装の質感も高いです。
決して派手すぎない、すっきりとしたデザインに好感が持てます。
6人乗りの贅沢感
6人乗り仕様の2列目キャプテンシートがマジで贅沢。
最上級グレードのL-packageでは、フロントシート同様のセンターコンソールまで付いています。
下手なミニバンよりも2列目は快適かも。また、7人乗り仕様の2列目シートよりも、6人乗りのキャプテンシートの方がリクライニングの角度が多く倒せるそうです。
6人乗り仕様を強く推奨いたします。
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