バス釣りのネスト撃ちについて。スポーニングにまつわるお話。

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目次

狙っていなくても釣ってしまう可能性もあり

 

ただ、ネストは基本的に狙わないようにしていても、知らず知らずのうちに釣ってしまう、と言うこともあるかと思います。

ブラインドで釣れたとき、それが産卵絡みのバスかどうか、判断が難しい時があるからです。

(写真は産卵管の発達したメスバス。狙ったわけでは無いけど、産卵に絡む個体が釣れてしまう事がある。)

 

そんなケースがありますので、3月〜5月ぐらいにバスが釣れたときは、あまり連れ回さずにそっとリリースしてあげるのが正解です。

ネストにうまく戻れないと、そのネストの稚魚たちは外敵によって滅ぼされてしまうからです。

 

この時期、ライブウェル禁止期間を設けているフィールドが多いのは、釣れたバスを産卵床から離してしまうと戻れなくなってしまうからですね。

時間をかければ釣れる?

ちなみに、ネストを守るオスバスは時間をかければ釣れる…と言うお話があったりします。外敵からネストを守るために、攻撃的になっているからですね。

外敵を排除するために、時には口を使うこともあります。

しかしネストを守るオスバスも必死ですので、そう簡単には食ってきません。

だから、時間さえかければ簡単に釣れるわけではない、というのが個人的な実感です。

ネスト撃ちは絶対悪なのか?

本来であれば、ネストのバスは可能な限りそっとしておいてあげるのが正解です。

しかしネストのバスを釣ってみる、と言う事も、個人的にはブラックバスと言う魚の生態や性質をより深く知るために必要な事だと思います。

 

誤解して欲しくないのは、積極的にネストのバスばかりを狙うことを推奨するわけではないです。先述したように罪悪感に苛まれますのでおすすめ出来ません。

また、ブラックバスの個体は有限の資源ですから、スポーニングにかかわる個体を極力狙わない、という考えは釣り場保護の観点から見ると当然です。

 

しかし、意図せず釣ってしまうこともあると言うことも考慮すれば、ネスト撃ちが必ずしも「絶対悪」と言うわけではないように思います。

まとめ

以上、ブラックバスのネストとスポーニングについてでした。

「ネストのバス」とはどんなものなの?と言うことをお伝えするための記事でした。

ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。

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2 件のコメント

  • バスは国をあげての駆除対象なのでリリースしないほうがいい、言えてます。駆除しなきゃいけない対象を逆に保護する釣り人の動きは法律違反でもあります。たとえ外来魚でも生き物の命の尊厳を侵すことはしたくないといえば正義ですが自分の趣味のために外来魚でも構わず増やしたいと言うと有罪なんです。在来種を守るためネスト打ち大歓迎の行政について釣り人は多くを語れないですよね。ネスト打ちを罪悪と刷り込むのなら、ため池のバス全滅のため水抜きする管理者は大量破壊の大罪人と言うことでしょうか?冷静にそう思いますか?法律が原則であるから、密放流や保護してる釣り人こそ悪人。ネスト打ちは正義に反する!なんて違法を助長する公共の場での発言は禁句だと思う。法律守れ!と正論を言われて困るのは釣り人本人で、そうなると、法律なんか知ったことか!と言う以外ないわけで。バスを減らす運動は法律で強力に擁護されてる行為なんだから。法律と逆行するような規則をコミュニティーに共有する行為は、洗脳による強迫観念であり、それを流布し発信する行為は理性を欠いた発言だと思います。この記事が原因で逮捕されても仕方がないかと。

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