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BRISKY LURESさん
BRISKY LURESさんは、美しいハンドメイドルアーをリリースされるルアービルダーさんです。ビルダーの武田氏は、日本最大級の釣りメディアである「TSURI HACK」の編集者さんでもあります。
私のTSURI HACK記事を担当してくださっており、いつも叱咤激励を受けつつ記事を書かせて頂いています。(謎)
そんな武田氏とやりとりしている際に、「実はBRISKY LURESと言うハンドメイドクランクベイトのビルダーとして活動している」と教えてくださいました。
インスタを見てみると、めちゃくちゃかっこいいハンドメイドクランクの数々が!!じゅるり…(実はインスタでFF内でしたが、武田氏とBRISKY LURESが同一人物だったとは!)
「ぜひブログで紹介させてください!」と半ば強引に"Oliver"と "Natalie"を送って頂いたのでした。
と言う訳で、早速BRISKY LURESさんのクランクで実釣してきましたので、その特徴をご紹介いたします。
ラウンドタイプの"Oliver"
🐟🐟🐟バスブロガー「ikahime」さんより、ステキな一枚をいただきました。津久井湖による釣果だそうです。流石。「釣れなくても陽気(brisky)に」がコンセプトですが、やっぱりバスの口についたクランクベイトは“映え”ますね…
Brisky Luresさんの投稿 2020年7月3日金曜日
まずはラウンドタイプのOliver(オリバー)。先日の津久井湖釣行で、OliverバスをGETする事が出来ました。カラーは、#05. Blue Gill。
カバークランキング向け

浮力の高いラウンドボディと、回避性能の高いスクエアビルリップを装備したOliver。カバークランキングに最適なモデルです。
でも、それだけじゃないのがポイント。タダ巻きでのアクション性能も高い次元にまとめられているため、オープンウォーターでの使用もOKです。
美しいカラーリング

非常に美しいカラーリングがBRISKY LURESさんの最大の持ち味。私は塗装について素人なのでアレですが、バイトマーカー的に塗られたチャートやオレンジの発色がとても鮮やかで素敵です。
また、フックサークルがなかなかつきにくいほど塗膜が頑丈で、キャストが下手でガンガンぶつける私にとってとてもありがたいです。
太く成形されたテール

「呼ぶチカラ」を高めるためにあえて太く形成されたテール部分。馬の背に付いたバスをしっかりコールアップする事が出来ました。
また、カバークランキングを想定し、テールワイヤーのみ1.2mm径の丈夫なステンレスワイヤーを採用されています。(ラインタイとベリーアイは0.9mm)
きめ細かい配慮ですね。
(Oliverのロゴもめっちゃ素敵。)

プロト段階ではテールをやや細めに製作していた、との事。
アクション
テールをブンブンと振って、アピールしてくれます。
優れたキャスタビリティ

キャスト飛距離を考慮し泳ぎが破綻しないギリギリまで自重UPさせた、と言う事でキャスタビリティも優れています。
お世辞にもキャストフィールがあまり良いとは言えないカルコン101でのキャストも気持ちいいですね。
純正フック
ちなみに純正フックは、マルトフックのPTFEコーティングのトリプルフック(日本製)。前#5、後#5を採用しています。
前後フックが絡む(届く)サイズで稀に絡む事がありましたが、もちろん武田氏も知っているはずで、あえて「掛け重視のセッティング」になっていると言う事でしょう。
気になるようでしたらいずれかのフックサイズを下げる事で解決するはずです。
"Oliver"を投げたタックル
Oliverを投げたタックルです。
- ロッド;往年の銘竿、シマノ ファイナルディメンションTS-1610MLF
- リール:KDWクラッチと夢屋コルクノブで武装したカルカッタコンクエスト101
- ライン:GT-Rウルトラ14lb
タックルはグラスロッド+ローギアリール+ナイロンラインの巻き仕様。掛かりが皮一枚でしたが、グラスロッドとナイロンラインの柔軟性でギリギリキャッチ。
クランクベイトを美しく泳がすためのローギアリールです。クランクベイトを引っ張りすぎず、綺麗なウォブルが出ると感じています。
フラットサイドの"Natalie"
こちらは、フラットサイドのNatalie(ナタリー)。

カラーは、#9. Sexy Chartreuse Shad(いわゆるセクシーシャッド)をベースに、背の青を濃く、サイドを明るめのホワイトで吹いてもらった世界に一つだけのNatalie(ナタリー)です。

こちらが#9. Sexy Chartreuse Shad。粋な計らいに感謝です。
張り出したコフィンリップ

大きく張り出したコフィンリップとバルサ素材(浮力が高い)で、ある程度カバーに強いFS(フラットサイド)クランク、というコンセプト。
実際にOliverと交互にカバーに無遠慮に投げつけて引いてきましたが、かなり高いレベルで躱してくれる印象。
強烈なフラッシング

また、フラットサイドならではのボディ側面でのフラッシングは強烈で、遠くからバスを引きつけてくれる予感です。
(自分の腕前不足で、ナタリーバスはまだなのが申し訳ないです..)
アクション
キビキビと小気味好く泳ぎます。レスポンスに優れていますね。
基本のスイム性能が高い
NatalieとOliverに共通しますが、基本のスイム性能の高さを持っています。ゆっくり巻きでも早巻きでも破綻しにくい。
初めて泳がせたときに、あまりにも正確にビシッ!とまっすぐ泳いでくれて、仕事の丁寧さが伝わってきました。(実際に「かなり入念にスイムチェックしている」との事。)
キャスタビリティは当然ながらOliverと比べれば劣るものの、重心移動のないバルサ製フラットサイドクランクとして考えれば非常に秀逸です。
また、Oliverと同じ610MLFで投げていたため、しかるべきタックル&ラインで投げれば問題ないハズ。ラインは10lb〜12lbが良さそうですが、絶対にロストしたくないので実は悩ましいところでもあるんです。
純正フック
ちなみに純正フックは、マルトフックのPTFEコーティングのトリプルフック(日本製)。前#6、後#6を採用しています。
Oliverでの実釣で実感しましたが、皮一枚での掛かりでも絡め取るようにフッキングしてくれた、信頼できるフックです。
まとめ
以上、BRISKY LURESさんのハンドメイドクランクベイトについてでした。
美しいカラーリングと、抜群のスイム性能を持ったクランクベイトです。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
