目次
黒色無双でルアー(シグナル リザードクローラー)を塗装!
リザクロこんなんなるまで投げ込んだらやっと出たの。でものらなかった、持ってねえなあ…ワイ。羽モノオモ難しい😂 pic.twitter.com/aTzvssWBhy
— ikahime (@ikahime_net) July 10, 2020
私のポンコツキャストによって、ボロボロになってしまったリザードクローラーちゃん。(カラー:ブラックスター)
これからも末長く愛用するために、リペイントする事にしました。
元々が黒だったので、話題の塗料である黒色無双(光陽オリエントジャパン)でルアーを塗装してみました。
黒色無双は、水性アクリル系の塗料の中で世界一黒いと言われている黒色塗料です。エアブラシ塗りで可視光域全反射率0.8%という驚異的な低反射を実現し(一般的なアクリル塗料の黒は2~6%)、とにかく「圧倒的な黒さ」を追求した塗料です。
黒さの秘密は、光をほとんど反射せずに吸収するから。粉状の光吸収層(極めて細かい凹凸)を表面に形成することで実現しているそうです。
お値段は100mlで2400円と水性塗料としては高価ですが、スペックを考慮すればべらぼうに高い、というモノでもないでしょう。
普通は模型やフィギュアなどに塗るのがセオリーですが、バス釣りブログらしく?あえてルアーに塗ってみました。
塗装の素人が塗っても、ネット上に転がっているサンプルのように「真っ黒」になるのか。その黒さを検証していきたいと思います。
ヒートンやフックを外す
まずはヒートンやフックを外していきます。リザードクローラーの場合、ではありますが特にゆるみ止め材などは塗布されておらず、回すだけで取れます。
羽根も取りました。泳ぎのバランスを崩さないように左右どちらの羽根なのか記録しておくと良い気がします。羽根の脱着には小さなプラスドライバーが必要です。
(あ、あと目も取りました。ステッカーなので簡単に剥がれます。)
下地処理(元の塗装を剥がす)
まずは下地処理から。元の塗装を剥がしていきます。剥離剤を使っても良いのですが、すでに大部分が剥がれてしまっていたのでカッターでペリペリ剥がしました。
ボディのウッドまで一緒に削ってしまわないように注意が必要です。
下地処理(スポンジヤスリ)
さらに塗装のノリを良くするために3M社のスポンジヤスリで表面をざっとヤスリがけしていきます。ヤスリの番手は400番ぐらい。
まあだいたいで良いかと思います。
下地処理(サーフェサー)
ヤスリ掛けが終わったら、エアブラシでサーフェサーを塗ります。
ロックペイント社のロックラッカー プラサフを使用しました。1液型の下地塗料です。
こんな感じに仕上がりました。
ボロボロになったリザクロを補修してます😄元の塗装剥がして、とりあえず下地塗ったぞ〜✌️ pic.twitter.com/W3TFYlLoVL
— ikahime (@ikahime_net) July 15, 2020
乾燥したらスポンジヤスリ(1000番ぐらい)でヤスって、黒色無双のノリを良くします。
黒色無双を希釈
黒色無双を希釈します。
公式HPによると1対1程度で水で希釈して塗るのが良い、との事でした。
とはいえ、なんとなく濃いめの方がより無双感が出そうなので、やや濃いめに調合。6:4(黒色無双:水)ぐらいに希釈しました。
黒色無双を塗装
お待ちかね、黒色無双の塗装をエアブラシでしていきます。タレないように薄めに塗装するのがコツです。なんども塗り重ねる事でだんだんと黒くなっていきます。
最初の一塗り目。本当にコレで無双ブラックになるのか?という感じでかなり薄いです。でも塗り重ねていくうちに驚くほど黒くなっていきます。
10回ほど重ね塗りを繰り返します。かなり面倒ですが、無双感を出したければ焦らず丁寧に重ね塗りすることが必要です。2日ぐらいかけてじっくり塗装していきました。
何度か重ね塗りするうちに、かなり黒くなってきました。いい感じです。
- 1
- 2