まだ「脳がバグるほどの黒さ」はないですが、カメラはバグり始めています。この時点でピントが全く合わず、ホワイトバランスも大暴れします。
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真っ黒!!に仕上がった
今日は引き続き塗装DAY。
リザードクローラーは[影]へと昇華したのだ…
くっろwww#黒色無双 pic.twitter.com/ubMTSkSh86— ikahime (@ikahime_net) July 17, 2020
リザードクローラーの顔の凹凸にもほぼ影が落ちず、まるでそこだけぽっかり切り抜かれたような感じに見えます。
とはいえ、肉眼で見た時はここまでの印象はないという事実だけは伝えておきます。なんていうか、もう少し普通に見えます。「人間の目の優秀さ」はハンパないですね。
うん、黒いです。このまま使って魚が見上げたら「ただの影」っぽく見えるかもしれません。(笑)
星&目を塗装する
続いて、純正カラーである「ブラックスター」を再現すべく星を塗装していきます。星の形は百円均一でラテアート用のプレートが売っていたので購入。
木にボディを優しく挟み込んで固定し、ラテアートプレートをあてがって白い水性塗料を吹き付けていきます。
星の位置は適当で。こんな感じ?
あとフロントフックの取り付け部分にも星を塗ってバイトマーカー的なイメージ。コレは純正にはない意匠です(笑)
目もそこらへんにあった適当な黄色で塗りました。
塗面はデリケート
確かに圧倒的な黒さに仕上がる黒色無双。ただし塗面はめちゃくちゃデリケート、かつゴミが付着しやすい状態でほぼ「観賞用」です。
光を吸収するために表面に極めて小さな凹凸をつける「粉状塗膜層」を形成するので、その凹凸によってホコリがつきやすいのかもしれません。
手で少し触るだけでホコリやゴミが付着して黒さが落ちてしまいます。それを拭き取ろうとして触れるとさらに汚くなってしまう悪循環。
また、塗膜の強度は非常に低く、軽い接触でも光沢が発生したり、塗膜の剥がれが発生します。なるべく触らない方が良いですね。
アクリルウレタンで仕上げ
というわけで、黒色無双むき出しの状態ですとルアーが使い物にならないためアクリルウレタンで仕上げをすることにしました。
もちろんせっかくの黒さがウレタンの反射で台無しになることは分かっているのですが、苦渋の選択です。
アクリルウレタンはロックペイント社のマルチトップ クリヤーQR(2液性)を使用しました。主剤:硬化剤の割合は10:1です。
アクリルウレタンの塗装はタレる直前の水準で厚塗りしていくのがコツです。
ヒートンや羽根を元に戻す
ヒートンやフックを元に戻していきます。目は2液性のエポキシ接着剤で取り付けました。
完成
というわけで完成です。どうでしょうか。なかなかいい塩梅に仕上がったと思うのですが…(頭に細かいゴミが付いているのは、アクリルウレタンを塗装した際にマスキングしたヒートン周辺から塗装のクズが落ちてしまった。)
黒色無双感は全く無くなってしまいましたが、それでも普通の黒よりは黒いです。
うむ。カッコ良い。あとは釣るだけですね(笑)
まとめ
以上、黒色無双(光陽オリエントジャパン)でルアー(リザードクローラー)を塗ってみた結果でした。
素人なりに頑張って塗装した結果、ほぼネットに出回っているレベルの「極めて深い黒」に近い塗装が出来たと思います。
バスから見てどうなのかは不明ですが、深いブラックは濁りが入った時に有効そうな予感です。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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