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【グリス考】リールオーバーホールでSHIMANO純正グリスの巻き心地チェック。DG04vsSP-023A
メタマグを2台OHしたのですが、メインギアに2種類のグリスを使用してみました。
メインギアに使用するグリスで巻き心地が大幅に変化します。
2種類のシマノ純正グリス、DG04とSP-023Aの個性をシェアします。
メタマグOH

年末年始の休暇を利用して手持ちのメタマグ×2をOHしました。
オーバーホールあるある?バラすのは良いんですけど、組み立てがメンドウになってしまいますw
リールの巻き心地を決定する要素として、ギア素材やボディ剛性などが挙げられますよね。
でもそれだけじゃなく、全バラ→組み付け時における各部の締め付けトルクや、使用するケミカル類による巻き心地の変化も無視できない大きな違いを生み出します。
純正グリス

今回使用したのは、左からDG04とSP-023A。
いずれも純正グリスとして販売されています。
DG04はチューブタイプ、SP-023Aはスプレータイプです。
SP-023Aは直接スプレーせずに、何かにいったん出してから指で塗りつけます。直接かけると意図しない部分にグリスが飛び散るので注意が必要です。
そうなってくると、スプレータイプのメリットが分からないな…w
硬めのグリス

チューブタイプのDG04は非常に粘度が高めで、おそらく新品リールに使われているモノに近いと思われます。
しっとりとした、重たい巻き心地となります。
散りにくいと思われるので、メンテサイクルを長くしたい場合にも良いかと思います。
私のような無精アングラーにもぴったりですw
柔らかめのグリス

一方でスプレータイプのSP-023Aはやや柔らかめ。DG04とは明確に粘度が違います。
さらさらとした、軽い巻き心地になります。
好みの問題?
どちらが「巻き心地」が良いのか。
私は硬めのDG04が、しっとりとした重たい巻き心地で好みです。
ただし軽い巻出しを重視したり、巻感度的なモノを求めるとなると、SP-023Aのような軽めのグリスに軍配が上がると思います。
無視できない違い
いずれにせよ、同じリールとは思えないほど、違いが生まれます。
リールによっても相性があると思います。
あまり巻き心地が良いとはいえない07メタマグは、硬めのグリスDG04でしっとり感を補ってあげるのが合っている感じがしました。
まとめ

純正のみならず、さまざまなグリスを試して最上の巻き心地を模索してみたいと思います。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
ikahime