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シマノ‘18アンタレスDC MD【モンスタードライブ】+15gのからくりはメインギヤ強化?
遠投性能のみならず、高いボディ剛性や巻き上げ力でビッグベイター達からのラブコールも多いシマノ ’16アンタレスDC。
そんな’16アンタレスDCに’18年、アンタレスDC MDが追加されます。
標準モデル比で+15gの自重から、MD(モンスタードライブ)の名を冠した理由を探ります。
シマノ新製品ラッシュ!!
今年のシマノ新製品ラッシュは凄まじいモノがありますね。
中でも、注目すべきは鍛造アルミボディのバンタムMGLや、アンタレスDC MDなど剛性感やタフネスさを重視したアイテムの同時リリースです。
硬派なハードベイター感涙のまさに「シマノ剛性元年」とも呼べるラインナップは、シマノリールの今後の方向性について大きな影響を及ぼす気がしてなりません。
そんな大注目のシマノ18新製品の中から、アンタレスDC MDの「+15gの謎」を考察してみたいと思います!
シマノ アンタレスDC MD

出典:伊藤巧氏facebook
SPEC
シマノのフラッグシップ機であるアンタレスDCを、ビッグベイトに適した仕様に最適化したのがアンタレスDC MDです。
まだ出回っている画像が少なくてつらい…
雑誌等に掲載されているとは思いますが、現時点で分かっている情報をまとめてみます。
DCブレーキチューニング
DCブレーキのチューニングに、風圧を受けやすいビッグベイト使用時に適したエクストリームビッグベイトモード(XB)を追加。
エクストラハイギア
’16アンタレスDCには無かった、ギア比7.8のエクストラハイギア仕様。
メタニウムMGLなどではすでに採番されている、「XG」ってやつですね。巻き取り量はハンドル1回転で最大93センチ。
スプール径の大型化
スプール径が37mmから38㎜へ。アンタレスの歴史上、最大のスプール径になるようです。
併せてラインキャパも増え、16lb-100mから20lb-100mに。
最大ドラグ力
最大ドラグ力はノーマルの5kgから6kgへ強化。
自重

※写真は’16アンタレスDC
自重がノーマル220グラムに対して235グラム。
アンタレスDCMDで、ここが最も注目すべきポイントではないでしょうか。
15gの重量増というのは、上述した変更のみで達する数値とは到底思えないので、メインギア等を強化している可能性が高いです。(予測ですw)
「モンスタードライブ」というネーミングからも、「駆動系(ギヤ周り)を弄っている」というニュアンスが感じ取れると思うのは私だけでしょうか。
もしそうだとしたら、シマノの本気度合いの高さがうかがい知れますね。
※→(XG(エクストラハイギア仕様)というのが自重に反映されています。ハイギアのリールというのは、メインギアがかなり大きくなります。それからドラグワッシャーを抑える金属プレートの素材なども変更され、ドラグ力UPする仕様となっています。その代わり、やや重い。また、ロングハンドル仕様なども影響しています。)
発売時期&価格
発売は、2018年3月(右ハンドル)、5月(左ハンドル)ごろを予定。
価格は、76,000円(税抜き)でノーマルモデルからは据え置き。
海水対応となっている点も注目点です。
スタコンのハンドルが似合う

【スタジオコンポジット】 カーボンクランクハンドル RC-SC EXプラス 
余談ですが、アンタレスDC、アンタレスDC MDはスタジオコンポジットのRC-SCシリーズがとても似合いますよね。
ビッグベイトなどを扱う際にはぜひ交換したいです。ハイエンドリールには、至高のカスタムハンドル、って感じです。カッコイイ。
私のスタコン使用例(*‘∀‘)→
まとめ
本気のパワーゲーム仕様、アンタレスDC MD(モンスタードライブ)。
アンタレスDCですら物足りない?というハードパンチャーはなかなか稀有な存在かと思われますが、待ってた方には待望の強化版アンタレスDC、ではないでしょうか。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
ikahime