LT(ライト&タフ)コンセプトをひっさげて登場するダイワ 18フリームス&18カルディア。
14カルディアユーザーから見たLTコンセプトのメリットを考えます。
今ではすっかりシマノ野郎の私ですが、ダイワリールもこっそり使ってたりします。
12ルビアス、14カルディアとダイワスピニングリールを使ってきた経験から、18年ダイワの目玉製品、LTコンセプトシリーズの魅力を探ります。
目次
LTコンセプト
「ライト&タフ」コンセプトという事で、読んで字のごとく、「スピニングリールはより軽量でより強くあるべき。」というダイワの新理念。
ボディ(樹脂素材であるZAION&DS5による軽量化)、ハンドル、スプールなど主要部品の軽量化を施しつつ、メインギア強化で強さも得るという欲張りコンセプト。
一番のボリュームゾーンである、中価格帯リールのフリームスとカルディアにこの「LT」を適用。
両者に共通するトピックスは以下の2点になります。
スプールサイズと表記の見直し
出典:Daiwa
まずはスプールサイズと番手の見直し。
これまでダイワリールとシマノリールの同番手で「ズレ」がありました。(スプール径がダイワの方がデカイ)
今回のLTコンセプトの番手では、スプールサイズがワンサイズ小さくなりシマノと同様のサイズ感となるようです。
一例としてシマノの2000番が 42mm、2500が46.5mmですからよりシマノスピニングに近い感覚で選べるようになりました。
価格を超えた軽量設計
そしてこの価格帯のリールに見合わない自重、スペックを手に入れています。
それぞれ見ていきましょう。
18フリームス
2500番で60gもの軽量化を実現。
15フリームス:265g
18フリームス:205g
15フリームスの265gという数値が正直使い物にならない!(失礼)ってレベルだと思うので、やっと時代に追いついたという感じも少しします。
メタルボディなので致し方ない部分もありますが…
18フリームスのボディ素材に関しては正式なアナウンスはまだありませんが、自重の減少っぷりから、樹脂素材になっている可能性が高いです。
シマノと違い、リールのボディ素材に樹脂素材を超積極的に使用しているダイワですから、フリームスの樹脂化も躊躇ないでしょう!
※追記
→18フリームスはDS5(樹脂)ボディです。
その他変更点。
・タフデジギア採用
・スプールの形状変更(ロングキャストABS)
・新型ラインストッパー
・ドラグノブの大口径化
・ねじ込み式ハンドル
この価格帯リールの泣き所だった供回りハンドルも、もはや当たり前のようにねじ込み式ハンドルに。
このスペックで一万円半ばのプライスタグ。これは異常に戦闘力高いぞ。
18カルディア
15カルディア2500:220g
18カルディア2500:190g
カルディアは30gの軽量化。セオリー2506の185gに迫る軽さ。
現行モデルも、すでにボディ素材はZAION(カーボン繊維樹脂)製。新型も踏襲してくるはず。
新素材の可能性も??
まだボディ素材の明記がないというのは、もしかしたら、ZAION&DS5ではない新素材採用という可能性もあるかもしれませんね!
※追記
カルディアのボディ、ローター素材はZAION,DS5です。

圧倒的進化

14カルディアユーザーとして今回のLTコンセプトについて、物申す!って感じの記事にしようと思ったのですが、文句のない内容でしたw
んー落とし所が見つからないっす。せめて、14でも十分良いリールという事はお伝えしておきたいと思いますw
ライバルのアルテグラは危機的状況かも
ダイワの中価格帯スピニングリールの怒涛の進化にシマノは危機感を覚えていいレベルだと思います。
特にフリームスの方は、シマノのライバル機種であるNEWアルテグラが正直パッとしないのでシマノはヤバいです。
おまけ


【ヘッジホッグスタジオ】ダイワ ハンドルスクリューキャップ 【ロングタイプ】
ヘッジホッグスタジオのハンドルスクリューキャップ(ロングタイプ)を取り付けると、スピニングリールの置き傷を防止することが出来ます。
フリームスはゴールド、カルディアはブラック、シルバー、ガンメタあたりが似合いそうですよね♪
私もカルディアに使っていますが、おかっぱりのときなどに、非常に助かるアイテムです。
マジでリールの傷って萎えるじゃないですか..実はこれで予防出来るんですよね!
まとめ

18フリームス&18カルディアのあまりの進化っぷりに、同門であるセオリーやルビアスなどとの明確な違いや選びわけが困難そうです。
ラインナップの「格付け順」が混乱するほどの凄まじい進化…
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
フリームスの「アレ」について、必要ないと思うのですがどうでしょう。
