重かろう、悪かろう!?
ダイワ 14 カルディア 2004 を2年使用してみてのレポートをお届けしたいと思います。
目次
置き忘れ事件

霞ヶ浦
スピニングリールは、以前はダイワ 12’ルビアス2004を使用していました。
霞ヶ浦でおかっぱり釣行をしていたとき、暑さと寝不足で朦朧としていたときにうっかりタックルごと置忘れ、紛失してしまいました。。。
最寄の警察署に藁にもすがる思いで、落し物の問い合わせをしてみたものの、手元に帰ってくる可能性はほぼ絶望的。
そりゃ置き忘れたのが悪いですよ…そんなこと分かってますけど…
新しいリール[Daiwa カルディア]との出会い

DAIWA 14’カルディア2004
あまりの悔しさから、帰りにキャスティング南柏店に寄って、新しいリールを購入することに。
さすがに急な出費でしたので、ルビアス再購入費を捻出できず、泣く泣く14’カルディアにグレードダウンすることにしました。
しかし使ってみると、これがとても素晴らしいではないですか。
どちらかというと低価格帯にカテゴリーされるリールではありますが、決してただの安物リールではありません。
そんな14カルディアを2年間ほど使用してみたので、どんなヤツなのか、簡単にご紹介したいと思います。
ダイワ(Daiwa) 14 カルディア 2004
![daiwa 14' caldia[カルディア]](https://ikahime.net/wp/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
daiwa 14′ caldia[カルディア]
出典:DAIWA
SPEC
品名 | 2004 |
巻取り長さ(cm) | 64 |
ギヤ比 | 4.8 |
標準自重(g) | 205 |
最大ドラグ力(kg) | 2 |
標準巻糸量 ナイロン(lb-m) | 3-140|4-100 |
標準巻糸量 PE (号-m) | 0.4-120|0.6-100 |
ベアリング(ボール/ローラー) | 6/1 |
メーカー希望本体価格(円) | 25,000 |
[MAG SEALED]マグシールドは劣化と無縁

DAIWA マグシールド
2年ほど使用しましたが、性能の劣化、巻き心地の劣化が一切感じられません。
異音なども生じず。マグシールドの恩恵でしょうか。
もちろん正直に言って巻き心地はハイエンドモデルと比べれば劣りますが、実釣性能に支障がないレベルでそつなくまとめてあると感じます。
そしてその性能がまったく劣化しない。

ライントラブルが少ない
巻き癖が付きにくく、ライントラブルが少ないとても優秀なリールです。
この価格帯ではラインローラーにBBは非搭載かと思っていたのですが、改めて調べてみると、BBの搭載位置の見直しによって、ラインローラーにBBが搭載されているみたいですね。
きちんとラインスラックを考えて扱えれば、リールの性能に起因するライントラブルはほとんど起きないと考えて良いでしょう。
デザイン

DAIWA 14’カルディア 2004
好き嫌いのなさそうなそっけないシルバー。
しかしそつなくまとまっていると思います。
近年の、特に2010年代に入ってからのエアローターを搭載してからのダイワのスピニングリールのデザインは何かブレークスルーがあったように思います。
すべての価格帯のリールでデザインがよくなっていると感じます。
低価格帯リールにありがちな安っぽさがあまり感じられません。
ドラグ
私はバスフィッシングとエリアトラウトでこのリールを併用しています。
エリア用の2.5lbや3lbという細糸を扱っても、信頼のおけるドラグ性能でした。
出るときは出て、出ないときは出ない。出始めの違和感もなし。
この当たり前の動作がスムーズに行えるドラグだと思います。
音も控えめな「チチチチ…」という音質で上品です。
欠点
15ルビアス2004 | 185g |
14カルディア2004 | 205g |
少し重めです。
ですが一昔前の同クラスのリールと比較すれば飛躍的に軽くなってはいます。
ルビアスと比較しての話です。これはまあ当たり前といえば当たり前ですが…
他にはあまり欠点らしい欠点は見当たりません。
初心者にも上級者にも使っていただきたい、実売価格を考えたらとても良いリールです。
’14カルディアの他のインプレ★
初心者向けオススメタックル★
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
