バス釣りに行きたい。だけど釣り道具の知識が全くない。
そんなバス釣り初心者の方に、管理人オススメの初心者向けタックルをスピニング編、ベイト編と2部に分けてご紹介。
第2部である今記事では、初めてのベイトタックルにオススメのロッド、リールをご紹介します。
長文注意ですw
目次
ロッドの素材、ガイドの素材★
オススメのタックルをご紹介する前に、まずはリールやロッドについて基本的な事項を少しだけ説明します。
この記事では、ロッドの素材、ガイドの素材について説明しますね★
ロッド(竿)の素材について
バス釣り用のロッドは、ざっくりといって、2つの素材があります。
主流は、カーボン製のロッド。
そして、ちょっと特殊な存在、グラス製のロッド。
カーボン
炭素繊維素材ですね★
テニスラケットや自転車のフレーム、あらゆる分野で使用されています。
バス釣り用の釣り竿のほとんどは、カーボン製です。
グラス
グラスファイバー、つまりガラス繊維ですね★
グラスコンポジットといって、カーボン繊維に、グラス素材を混ぜたロッドが主流です。
巻物、主にクランクベイトなどを扱うのに、適した素材ということで、専用性の高い素材としてラインナップされています。
最初の一本としては不適合なので、ここではこんなものもある、という程度の認識で良いと思います。
ガイドについて
ライン(糸)を通す穴を、「ガイド」と呼びます。
この、ガイドの素材も、ざっくりいって3つの素材があります。
軽く解説しますね★
SiC
最も使われている素材。(エスアイシー)と読みます。
私は最近まで(シック)って呼んでましたw ハズカシイ…
9割方のロッドでこの素材によるガイドが使われています。
硬さはほぼダイヤモンドに匹敵し、摩擦係数が低く、ラインに負担をかけないマテリアルなので、多くの釣り竿に使用されています。
しかし、高価なのが最大のウィークポイントで、ロッドの価格を上げている要因のひとつでもあります。
アルコナイト
SiCの次に、有名なヤツ、アルコナイト。
なんといっても、SiCに比べて、6割ぐらいの価格という、コストパフォーマンスが最大の特徴。
とはいってもまだまだ認知度、普及度ともに低いのが現状です。
しかしバスフィッシングの本場、アメリカではごく一般的なガイド素材として、普及しています。
国内市場では、SHIMANOの優良ロッド、’ゾディアス’シリーズに採用されているのが有名。
SICと比較するとやや硬度が劣るそうですが、実際に使用してみると、ほとんどネガな部分は見当たらない、第二のガイド素材です。
トルザイト
一言でいうと、やべえ高いヤツw
2013年ごろに登場した、SiCよりも総合力の高い素材。
SiCよりも薄く、小さく作れるんですね。
軽量化を極限まで求めた、一部の高級ロッドのみに採用される、雲上系ガイド素材です。
当然、ここでご紹介するロッドには使われていませんので、こんなものがあるんだあ、程度で良いと思います。
オススメロッド
さて、ロッドやガイドの素材について軽く説明したところで、本題のオススメロッドに話を移します。オススメスペック
まず、’はじめてのベイトロッド’にオススメのスペックです。
・カーボンロッド
・M~MHの硬さ
・6フィート6インチ~7フィートぐらいまでの長さ
ロクテンミディアム
さらに細かく言うと、「ロクテンミディアム」というキーワードを基準にするといいと思います。
’ロクテン’は竿の長さ、’ミディアム’は竿の硬さのことですね★
6フィート10インチの、ミディアムパワーの竿が現代バスフィッシングにおいての、基準となる仕様です。
(異論があるかもしれませんが、ここではあえて言い切りますw)
★シマノ エクスプライド166M
★シマノ ゾディアス1610M
※エクスプライドシリーズは、2017年2月にフルモデルチェンジします。
ここに掲載したのは、モデルチェンジ前のモデルになります。
モデルチェンジの関係か、1610Mが在庫切れになっていたので、166Mを掲載します。
166Mも良い竿ですが、オカッパリメインでやる予定なら1610Mがオススメです。
エクスプライドorゾディアス
エクスプライドか、ゾディアスか、どっちがいいのか。
まず前提として、最近の廉価竿は大変高性能になってきており、ゾディアスでも十分以上の性能を発揮します。
というか、ゾディアスは決してエクスプライドの廉価竿ではありません。
狙いが違います。
どう違うのか
無理を承知で一言で言い表すと、ゾディアスはもっちりで、エクスプライドはシャッキリです(爆
両者の特徴
両者の特徴はそれぞれ以下のようになります。
- 1
- 2