ずっと気になっていた、釣り人社の「亀山湖高滝湖バス釣り大明解MAP」を購入してみました。
自分の釣りノートとして活躍してくれそうです。
内容についてレビューをシェアします。
スーパーロコ二本仕立て
亀山編と高滝編の2部構成。主なコンテンツはタイトルの’MAP’からも分かるように、ポイントマップとなっています。
それぞれ十数箇所のポイントごとに見開き2ページで、ちょっとした解説文&写真付き。
最後にスーパーロコのシーズナブルパターンの解説が5ページぐらい載っています。タックルやルアー情報、湖上でのベイトフィッシュの動きなど。
亀山ダム担当は、ノリーズプロスタッフのツルカツさんこと鶴岡克芳氏。
高滝編担当は、ノリーズプロスタッフの石井真氏。
タックルやルアーは、ノリーズプロスタッフと言う事で、全てノリーズ。ノリーズファンは必見の内容になっています。
季節ごとに、ベイトやバスの動きを丁寧に解説した内容はとても勉強になる有益な情報となっています。
予習&復習に

亀山にそこそこ通った状態で、読んでみました。
ポイント情報は、ああ、あそこね、ここね、となって楽しいです。
ネットの情報よりも深く、亀山&高滝について知ることができます。
スタンプや岬に伴う地形変化、ゴロタや水中島の位置など、ググってもなかなか手に入れにくい情報が掲載されています。
各ポイント名称も詳しく掲載されています。
等深線をもっと詳しく欲しい

ただ欲を言えば、水深がところどころ載っているのですが、正直言ってもう少し詳細に掲載して欲しいところであります。等深線の記載が無いのはマイナスポイント。
自分で書き込めば良いかw
詳しい人は物足りないカモ

あまり誌面を掲載するのはよろしくないとは思いますが、購入を検討されている方のため?に、参考までに少しだけ載せさせてください。
行く前の予習用として使用すると、情報の価値が活きてくると思います。ただし、通いつめた詳しい人にとっては、「俺の方が詳しい」ってなるかもです。
情報の密度としてはそこまで高くないかなと。
ただテーマというか、この本が対象としているのは「自然」です。刻一刻と変化する湖の情報をこういった冊子にする場合、悩ましい部分が多々あったのではないでしょうか。
そういう視点で見れば、なるほど無闇やたらに変化しがちなポイントは掲載できないでしょうし、このぐらいざっくりとした感じになるのかなあ、と思います。
ポイントの概要、ストラクチャーなどのおおまかな場所や地形変化を把握するため、購入するのが良さそうです。
ただ、そこそこ通っている人も、もちろん新たな発見は出来ると思います。

50UP出現ポイント!?

個人的に面白いと思ったのが、この「50UP出現ポイント」。
なにゆえ?という感じもしなくはないですがw
S級な、複合要素ポイントを示しているという解釈でよろしいと思いますw
もしくはスーパーロコによる実績ポイントなのか?
この表現は面白いです。
スーパーロコについて
地図がメインで、ロコ達の考え方の記事は4ページ程度とやや少なめ。
むしろこっちのボリュームをもう少し増やして欲しかったです。
石井真さんの神動画
「亀山湖高滝湖バス釣り大明解MAP」の高滝編の担当者、ノリーズプロスタッフ、石井真さん。
そんな石井さんの衝撃動画があるのでご紹介しておきますね。
「バスフィッシングのABC 石井真高滝湖・亀山湖ディープウォーター攻略」という作品です。
この動画、真冬の高滝ダムで、ボッコボコ釣る神動画。
え?冬バスこんなに釣れる?この人ハンパない。ってなります。
これまで見た釣り動画の中で最も衝撃的な内容でした。
ラッピングミノー、メタルワサビー、インザベイトバスなどのメタル系や、ディープクランクを駆使し、難しい冬バスをリアクションでボコボコ釣る、衝撃の内容になっています。
特にスゴイのが、ショットオーバー5(確か)の高速巻きで数釣りをしているシーン。
真冬の高滝湖で、ハードベイトによる「数釣り」をサラッとやってのける恐ろしい動画です。
その日の湖のコンディションを読む力、ベイトフィッシュやバスの回遊コース、バスの生態を熟知していないと出来ない芸当なんだろうなあ。
一応Amazonに中古が売っているみたいですが、20,000円になってる….
あまりにスゴすぎる内容なのに、残念ながら廃盤となっており、プレ値での取引がされています。
私は友人に借りて見たのですが、もし興味がある方は、これを持っている友人を探し出して、見てください。ホントすごいですから。マジでもう一回見たい。
復刻してくれないんでしょうか…
まとめ
この本の正しい使い方は、ノートとして使用する事みたいです。
自分だけの釣り情報をどんどん書き足して、有益なノートを作るためのモノ。
地図に余白が多いのはその為、という事が記載されていました。なるほどな、と思いました。
自分で汚して有益な情報を作っていく。それがこの本の正しい使い方なんですね。
自分だけのオリジナルマップを作り上げるのに最適な一冊となっています。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
