純正状態のバスライズ(1BB)のインプレッションです。
唯一無二のブレーキシステム、イージーマグは非接触型ブレーキらしく、特有の無重力感を味わう事が出来ます。
目次
シマノ ’18バスライズ インプレ
シマノ ’18バスライズのフルノーマル状態を味わってきました。
(工場出荷状態ではなく、一度ばらして余分なグリスを脱脂しましたが、部品はすべてノーマルですw)
ベアリング数はわずか1個、あとはすべてプラスチック製のカラーとなっています。
そんなリールがまともな訳がない!?と思いきや、これがなかなか興味深い感じに仕上がっていました。
イージーマグ
’17バスライズ最大の特徴といってもイイのが、イージーマグと呼ばれる、マグブレーキ。
すごく単純な構造で、サイドプレートのダイヤルをコリコリ回すと、ブレーキユニットがせり出してきてスプールに磁石が近づき、ブレーキ力があがるという仕組みです。
独特の無重力感
そのイージーマグのブレーキフィールがとても独特で、ある種の無重力感を感じさせてくれます。
単にブレーキの効きが甘いから?とも思ったのですが、ちゃんとブレーキ設定が決まればさほどバックラッシュする事もありません。
非接触型ブレーキ
遠心ブレーキ(SVS Infinity)との違いは、遠心=接触型、マグ=非接触型という点です。
非接触型である事、それがこの不思議と抜けの良いフィーリングを味わせてくれてるのではないでしょうか。
さらにブレーキ力を高めるためのギミックがなにも付いていないから、なおさらそれが引き立つという訳です。
飛距離は問題なく出る
カシータスMGLと交互に投げていたのですが、正直言って、飛距離はそこまで大きな差が出なかったです。
(ただ、同じ飛距離を飛ばすのに、より簡単に投げれるのは当然、カシータスMGLです。)
樹脂ベアリングの可能性
しっかりと飛距離が出るバスライズ。こんなに安っぽいプラスチックのカラーが、案外よく滑る、という事なんでしょう。
ベイトキャスティングフェチさんの記事で知った、13Fishingの「Concept Zero Bearings(コンセプトゼロベアリング)」なる樹脂製のベアリングが超気になってしまいましたよ!
ベアリングの代わりに配置されたプラスチックカラーに、地味な凄みを感じてしまいましたw
音がカッコ悪い
バスライズ最大の欠点は、キャスト時の音がちょっとカッコ悪いという事です。
他のリールがシュウィーン!という感じだとすれば、ブオォーン!みたいな、あまりカッコよくない音がします。
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