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シマノ 炎月[エンゲツ]SS B610L-S インプレ
鯛ラバ用に購入したシマノ 炎月SS B610L-S のインプレです。2020年にリニューアルされたシリーズで、上位モデル(ゲーム炎月、炎月リミテッド)を喰ってしまいかねない素晴らしい仕上がりです。
最初に使用感をまとめると以下。
- 価格以上の盛り盛り装備(つまりコスパ最高)
- 派手すぎないデザイン
- カツカツバイトをしっかり乗せてくれる乗せ調子
- 今、もっとも買いな鯛ラバロッド
というわけで、非常にお気に入りの一本となっています。
その詳細をご紹介していきたいと思います。
「Xシート エクストリーム ガングリップS」と呼ばれる特殊形状のグリップを採用しており、右巻き、左巻きそれぞれグリップ形状が専用設計となっています。
そのためロッド自体のラインナップにもRIGHT、LEFTの2種類があり、左巻きをチョイス。
(グリップは後から交換可能)
※リンクは在庫切れのため、炎月SS B610ML-S。
鯛ラバ:バーチカル20~80g/ドテラMAX120g、水深10~60m+α、小~中型が多いエリア、低活性時、潮が緩い状況 etc.
公式の説明です。
シマノ 炎月SS B610L-S SPEC
品番 | B610L-S/LEFT |
全長(m) | 2.08 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 140.0 |
自重(g) | 144 |
先径(mm) | 1.3 |
適合ルアーウェイト(g) | 20~80 |
キャストウェイト(g) | - |
適合ライン PE(号) | MAX1 |
リールシート位置(mm) | 440※D |
カーボン含有率(%) | 67.0 |
本体価格(円) | 27,500 |
商品コード | 39638 9 |
鯛ラバ専用ロッドの必要性について
個人的な見解として、鯛ラバは専用ロッドが好ましいですね。ライトゲーム用の柔らかめなロッドでも良い気もしますが、少なくともキャスティング用のルアーロッドですと硬すぎてバイトを弾きます。
専用ロッドならではのスローテーパーかつ中弾性で、バイトを弾きにくいロッドは必須かと思います。
触ってみると分かるのですがキャスティング用ロッドとは特性が180度違うと言っても良いぐらいベツモノなんですよね。
個人的に、鯛ラバに4〜5回挑戦して毎回ボウズだったのですが、その時はキャスティング用ロッドでチャレンジしていました。そして、専用ロッドを導入したらその釣行ですぐに真鯛が釣れました。
…そういう事なんです。
私は東京湾で鯛ラバをやるのですが、1日にそんなにチャンスタイムは多くないです。その数少ないバイトをしっかりモノにできるのは専用ロッドだけですね。
B610L-Sと B610ML-Sで迷いました
この炎月SSシリーズには、
- 「乗せ調子」・・ダルダルな中弾性ブランクスと、パラボリックに曲がるテーパーを採用
- 「掛け調子」・・割とパキッとしたブランクスと、ファストテーパー気味の調子
の2種類が用意されています。
今回ご紹介するB610L-Sは、前者。そのうち一番柔らかいモデルとなります。
ひとつ硬い番手のMLか、Lか。というのは非常に悩ましいところでした。
決め手は、
- 真鯛のカツカツとしたショートバイトを弾かずに乗せるか?という点を優先したかった
- 東京湾真鯛はショートバイトが本当に多い
- 釣れる真鯛のサイズは比較的小ぶり
その辺りを考慮し、Lをチョイスしました。
ちょっと不安になるのは、潮が速い時や水深が深いときに対応できるのか?ということです。
結果的に、MAX水深50m、鯛ラバ100gを使用してややだるく感じる時もあるかな?ぐらいで、さほど問題ないように思います。
むしろ東京湾鯛ラバでしたらこのぐらい柔軟性があったほうが良い時も多いです。
シマノ 炎月SS B610L-Sのディティール
全体図
ワン&ハーフ設計(バットの途中に継ぎ目がある)の2ピース。ガイド数は12個で、ティップ側のセクションにすべてが付いています。
ワン&ハーフ設計
全長:6.10フィート。ワン&ハーフ設計(バットの途中に継ぎ目がある)で仕舞寸法は140.0cm。
継ぎ目には「ロッドフェルールワックス」を塗布しておくことをお勧めします。固着することが無くなりとても快適です。
ロゴマーク
ロゴマークです。バット部分に「炎月」と「ENGETSU SS」のロゴ。
ロゴマーク裏には機種名である「B610L-S」の表記。
そして「SPIRAL X」、「HI-POWER X」のロゴ。一部の高級モデルのみ採用されている「ダブルX構造」を搭載しています。
最後にソリッドティップモデルを表す「TAFTECα SOLID」のロゴです。
Xシート エクストリーム ガングリップS
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- 2