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ヘッジホッグスタジオ AIR BFSベアリングの案外知られていない事実。[インプレ]
ヘッジホッグスタジオ AIR BFSベアリング インプレ
ヘッジホッグスタジオのAIR BFSベアリングです。
BFS(ベイトフィネス)というネーミングの通り、軽量ルアーをキャストするのに特化させているらしい。
ゲタが履かせてある
ベアリングを見てみると、小径のベアリングを囲うように、ジュラルミン製のゲタが履かせてあります。(赤いやつです)
つまり、純正のベアリングよりも小さいサイズのベアリングを、スプールベアリングとして使える、という事です。
KDW製
ちなみに、このジュラルミンの「ゲタ」はカケヅカさんが製作されているそうです!
そして、ゲタとベアリングの組み付けはヘッジホッグスタジオで実施されているそうな。
スプール小径化と同じ効果を狙っている
わざわざ小さいベアリングを使えるようにするなんて、なんでこんな面倒な仕様になっているんだろう。と思いますよね。
しかし勘のいい方であればすでにお気づきかと思います。
ベアリングの径を小さくすることで、回り出しの軽やかさを上げて、レスポンスUPの効果を狙っている訳ですね。
つまり、極端な話、スプールの小径化と同様の効果が得られるということです。(もちろん、効果のほどは小さいですが)
フィネスリールは、スプール小径化が常套手段ですよね。
例えば、ダイワの最新ベイトフィネス機種であるスティーズAIR TWは、28mm径という驚きの小スプール径で登場しました。
ダイワの最高峰のベイトフィネス機が異常なほど小径のスプールで登場するということは、つまりフィネス機に小径スプールの相性が良いということの証明でもあります。
でも、スプール径の小径化についてはかなり一般的ですが、ベアリングの径を小さくするというのはあまり知られていないチューニングだと思います。
ヘッジホッグスタジオだけのオリジナル
そして、このゲタを履かせたベアリングはヘッジホッグスタジオのみで入手が可能です。
正確なお話ではなくて恐縮ですが、特許的な何かをお持ちのようです。
つまりヤフオクや楽天などで売ってるいわゆる「汎用ベアリング」でこういう形のものは無い、ということですな。
追記
ダイワがほぼ同様のパテントを持っていて、KTFからゲタを履かせたボールベアリングシステムがリリースされているそうです。
ヘッジホッグスタジオだけではない、ということになります。
効果のほどは?
それで、肝心の効果はどうなのよ?というところですが..
ぶっちゃけ、ベアリングだけ交換するだけですと、明らかに純正よりも圧倒的に高レスポンス!とは言いません。
正直、違いが分からない、というぐらいのモノです。
ベアリング交換単体ですと、なかなか違いが分かりにくい、というのが本音です。
フィネスにはぜひ導入したい
しかし、小型軽量ルアーのキャスタビリティを極めたい!という場合、出来ることは全部やっておきたいですよね。
物理的には、どう考えても純正よりレスポンスが良くなるはずです。
さらに、もし最大限にベアリング交換の良さを感じたいのであれば、Avail社製のスプールとの同時交換で、純正とはっきり違うフィーリングを感じることが出来るように思います。
…すいません、カケヅカ先生の受け売りです(笑)
でも事実として、そう思います(^.^)
アブガルシア レボLTX-BF8、シマノ’16アルデバランBFSのAvailスプール搭載機のレスポンスはヤバイですよ!
まとめ
以上、ヘッジホッグスタジオからリリースされているAIR BFSベアリングについてでした。
一応明記しておきますが、本記事についてヘッジホッグスタジオからお金をもらってるとか、そういう事実は無いです!むしろがっつりベアリングに課金してる単なる消費者です(笑
自分が書きたいから書いただけです👍
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
ikahime