DUELのカーボナイロンライン、ハードコアクイックショットCNをお試ししてみました。
どちらかというとカーボンラインに近い特性です。
ナイロンの「伸びすぎ」が気になる巻き物タックルに最適な感じがしました。
DUEL ハードコアクイックショットCN 14lb

DUEL独自の素材、カーボナイロン。
フロロカーボンとナイロンのハイブリット素材という事で、どのような使用感なのか試してみました。
(バサクラで巻いてもらったヤツですw)
今回試したのはハードコアクイックショットCNというライン。見た目が淡いゴールドで高級感に溢れております。(チタンゴールドというカラーだそうで)
かなりどうでもイイですが、意外とラインの色ってリールの見た目に及ぼす影響が大きくて、変な色だとテンション上がらないですが、これはイイ色だと思いました。
フロロに近い
両者のハイブリット素材という事ですが、どちらかと言えば、フロロカーボンに近い使用感でした。
フロロほどパキっとしておらず適度な柔軟性がありながら、ナイロンにありがちな「気持ち悪い伸び感」が少ない。
また、ナイロンの弱点である「根ズレの弱さ」も解消されているとの事。
霞ヶ浦の護岸やシートパイルに擦り付けても、すぐに表面がガリガリになったりせず、確かにナイロン特有の弱さは少ないように思います。
巻き物に良さそう。

巻き物にはナイロンライン!という一般論があります。私も特にクランクベイトにはナイロンラインを多用するようにしています。
これにはいくつか理由がありますが、伸縮性のハナシが良く言われていることだと思います。
ナイロンの良く伸びる特性。これが「クッション機能」を発揮して、根掛かりを軽減したり、バイトを弾く事を低減してくれます。
しかし、メリットにもなり得るナイロンラインの伸びですが、フッキング時などにはパワーが伝わらない、気持ち悪い感じがしたりもします。
特に柔らかいグラスコンポジットロッド+伸縮性の高いナイロンだと遠投時にフッキングパワーの不足を感じる事もありますよね。
そのナイロンラインの「不用意な伸び」が、どうしても嫌いな場合には、カーボナイロンの出番だと思います。
※カーボナイロンの比重: 1.14(ナイロンとほぼ同じ)という点も含めて。
まとめ
なかなかに気持ちいい使用感のDUEL社カーボナイロンでした。
フロロ、ナイロンのいいとこどり?ややもすればそういったハイブリット製品は「中途半端」になりがちですが、全くそんなことはない「第4のライン素材」として、浸透していく実力のある素材感です。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
ikahime