かっ飛びチューニングキットは本当にかっ飛ぶのか。AIR HDを試したゾ。

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いにしえから存在する、リールのベアリング交換チューニング。

ヘッジホッグスタジオからリリースされている、かっ飛びチューニングキットを試してみました。

「かっ飛び」というネーミングであるが、その効果やいかに。

かっ飛びチューニングキット AIR HD インプレ

ヘッジホッグスタジオの、「かっ飛びチューニングキットAIR HD」で、ベアリングチューンを実施しました。

何種類かあり、今回試したのは最高峰のAIR HDと呼ばれるモデル。’18バンタムMGLに取り付けしました。

セラミックベアリング

左:純正 右:かっ飛びチューニングキット

 

AIR HDの最大の特徴は、セラミック製のボールです。異素材感があってカッコいい。

防錆性能や回転性能に優れている、との事。純正は、ステンレス製。

オープンタイプ

片面オープン&片面シールドタイプである事も大きな特徴のひとつ。

純正は両面シールドタイプ。

メリット

・抵抗が少なく、回転性能が良好。

・オイル切れしやすいが、裏を返せばオイルレス状態に近い、もっとも良く飛ぶ状態になりやすい。

デメリット

・注油はこまめにする必要がある。

・ゴミが侵入しやすく、耐久性に欠ける。

バンタムMGLへの取り付け方法

 

バンタムMGLの場合、サイドプレートのベアリングと、スプール軸のベアリングを交換します。

必要工具

 

バンタムMGLへインストール時に必要な工具。

上から、

・HOZAN製先曲がりピンセット

・ハンドルノブキャップリムーバー Ver.2

・スプールベアリングリムーバー Type:R

HOZAN製ピンセット

ピンセットはベアリングを止めてる金具(ベアリングストッパーリングを外すのに使用。

つまようじ等でも代用可。

ハンドルノブキャップリムーバー

ハンドルノブキャップリムーバーはサイドプレート側のベアリングを引き抜くために使います。

 

バンタムMGLは、防水対策やサイレントチューンの一環で、ボールベアリングにゴムのOリングが装着されています。(上写真)

そのため、サイドプレート側のベアリングがゴムの抵抗で外しにくいのです。

スプールベアリングリムーバーTypeR 

 
 

スプール軸のベアリングは、小さなピンで固定されています。

ピンは圧入してあり、外すのにスプールベアリングリムーバー Type:Rを使用します(*’ω’*)

詳しい使い方はヘッジホッグスタジオさんのサイトを参照ください。

オープンタイプベアリングの向き

ちなみに余談ですが、オープンベアリングの装着向きは、ゴミが入りやすいなど特別な事情がない限り、オープン面を見える方向にします。

メンテナンスしやすくするためです。

カッ飛びチューニングキット メリット

さて、ここからインプレです。変えてどうなったのか、まとめます。

飛距離はさほど変わらない。

ここ一番気になるところですよね。結局、飛距離は伸びるのか。

すごくぶっちゃけると、飛距離をラインカウンターで計測したところ、さほど変わりませんでした(;´・ω・)

飛距離の話はあまりアテになりませんが参考までに..

少しだけAIR HDの方が飛ぶような気もしますが、おそらく、プラシーボ効果。微妙に私の筋肉が盛っているw

スイートなツキのいい、フィーリング。

じゃあ、いったい何が変わるのか。それは、キャスト時の回転フィール。これは明らかに変化しました。

回転の立ち上がりが良く、アングラーが欲しい回転数を維持しやすくなる

とはいえ、純正が悪かったワケではないのですが…

トラブルが減った。

結果、トラブルレス性能もUP。適当な感じで投げたときバックラッシュしにくい!

セラミックベアリングは音が変わる

それと、セラミックベアリングの副産物として、ゴロゴロした低音に変わりました。

耐久性

耐久性が純正に比べてUP。

ひと夏をともに過ごしましたが、性能の劣化が少ないのがメリット。

良い回転感覚を長く維持出来ます。

かっ飛びチューニングキットのデメリット

 

かっ飛びチューニングキットのデメリットです。

ノーマルのベアリングがとてもモッタイナイ

前述したように、バンタムMGLは、ゴムのOリング付きのベアリングが標準装備。(写真左)

ブレを軽減し、キャストフィールを向上させる目的です。シマノらしいきめ細かい仕事ですね。

コストがかかっていますが、かっ飛びチューニングキットのインストールでキャンセルする事になります。

 

「ちょっとモッタイナイなあ。」私もそう思います。

でも他のリールに移植して楽しむなどして、活かすことが出来ます。

ややお高い?どうなの?

ご存知のように、リール用ベアリングは、ミネベアの汎用品なら一個数百円で済みます。

ただ、安価なベアリングには当たりはずれがあると言います。(工業製品なのである程度仕方ない)

 

たしかに、ヘッジホッグスタジオの2個で3,680円は、かなり高価です。

でも私は、せっかく手間暇かけたチューニングリールは、選別をしっかりと実施した最高ランクのモノで確実にグレードアップしたいです。

 

それと、セラミック製のものは他での入手方法を知りません(;’∀’)

結論:変化はあるのか。

「高いけど、純正と変わるの?どうせプラシーボ効果でしょう」

私もそう思っていました。

 

しかし、キャストフィールに何らかの違いを感じられる、と断言します。

 

正直言うと、キモチ的な面も大きいです。しかしそれも含め、微差を楽しむことこそ、リールカスタムの醍醐味です。

まずは一歩、ベアリング交換をして、回転感覚についての求道をしてみてはいかがでしょうか。(壮大)

まとめ

以上、かっ飛びチューニングキットAIR HDによる、ベアリングチューンでした。

とても楽しく、交換も簡単なのでぜひやってみてくださいね(*’▽’)

ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。

ikahime
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