- バックラッシュの少ない安定したキャスト性能
- 軽量ルアーに対する高次元の対応力
- ピッチング時に優れたレスポンス
- ダイワリール同士の互換性が高い
一方で、ダイワのSVスプールですが、もっとも特筆すべき点はバックラッシュがとにかく少ないという点でしょう。
メーカーが売りにしているポイントそのままで恐縮ですが、実際に近年のシマノリールとダイワリールを使い比べてみると、確かにダイワリールの方がバックラッシュの頻度が少ないように思います。
まあコレはスプール云々よりも、どちらかと言えばブレーキユニットの違いによる特性、も大きいのですが..
さらに、コレもブレーキユニットによるところが大きいのですが、スプールに余計なものがついていないために回転レスポンスが高く、軽量ルアーのピッチングに関して言えばSVスプール機に一日の長があるように思います。
写真のように、マグネットブレーキ作動用の金属プレートはついておりますが、シマノのブレーキユニットに比べれば軽量..なはず。
シマノはSVSブレーキユニットがスプールにくっついており、自重増で、軽量ルアーをピッチングする際の足かせになります。
さらに、同じスプール径同士の場合に、多くのリール同士で互換性があることがSVスプールのメリットです。
いろんな魚種をやるアングラーの場合、ダイワのスプール互換性の高さは大いに武器になってくれることでしょう。
一方で、シマノは機種ごとに微妙にシャフト長などを変更し、あえて互換性が少ない作りにしてあります。(なぜだ、シマノよ…)
結局どっち?
甲乙付け難いですが、現状だとフィーリングの面で言えば、’19アンタレスのMGLⅢスプールがもっとも気持ちよく感じます。
ただし誤解ないように言っておくとどちらも素晴らしいスプール、そして技術であることは間違いありません。
さらに、私はダイワリールについては、ジリオンクラスから上のシャフトレススプールを試していないので、このテーマについて語る資格がないのです(汗
(タトゥーラだと、長いシャフトがついているのですが、ジリオン以上はシャフトレスでより軽量設計になっています。)
シマノだけハイエンドモデル触ってれば、そりゃシマノの方が良いに決まってますよね。
というわけで、スティーズ、ジリオンクラスを入手し、また追記したいと思います。
まとめ
以上、シマノ MGLスプール VS ダイワ SVスプールについてでした。
- どちらも優れた技術。甲乙つけがたい
- 現状、個人的にフィーリング面で一番気持ちいいのはMGLⅢスプール(異論認めますw)
- SVスプール(ダイワ)の方が圧倒的にトラブルが少ない
- 双方の長所を見極めて、自分に合う方をチョイス出来ると良い
しょうもない記事失礼しました。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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