この比重は、通常の4本撚り(ヨリ)のPEラインのセンターに、高比重のPTFE繊維を加えた5本撚り(ヨリ)とする事で実現しているそうです。
目次
感度ヨシ
当たり前ですが感度は明らかに向上しますよね。
着底させてからズル引きすると、ボトムの様子がかなり明確に伝わります。
いわゆるドラッギングをやるときに、強い武器になるかな、と感じました。
沈み具合に違和感なし。
肝心の沈み具合ですが、少なくとも浮いてしまってダウンショットができない、ということはないですね。
ちゃんと沈んでくれて、フロロラインでのダウンショットとほぼ遜色ない使用感を得られます。
視覚的効果UP
さらに、10mごとにラインカラーが変わるカラーパターンを採用しています。
そのためボトムに着底したことが、視覚的にも分かるという副産物的な効果もあります。
ライトなカバーにダウンショット
写真のような、軽めのカバーに絡める感じでダウンショットを積極的に導入できるのは強いですよね。
キャストアキュラシーの向上
それからPEラインのメリットとしてキャスト飛距離の向上もあります。
どんなリグであっても、飛距離があった方が良いに決まってますよね。
沈む系のプラグにも高相性
もちろん、ダウンショットだけでなく、沈む系のプラグに対する相性も良かったです。
ティムコのグリマー7を投げてみましたが、しっかりとミドストすることが出来ました。
デメリット:ラインテンションが抜けるとノー感じ
ただし、PEラインの特性として、ラインテンションが抜けてしまうとノー感じになってしまうことが挙げられます。
(感度が高いPEラインですが、ひとたびラインテンションが抜けると、フロロやナイロンよりもかえって感度が落ちる)
ディープのダウンショットリグは、微細なバイトをしっかりモノに出来るかどうか、というのはとても大切なポイントですので、気をつけたいところですね。
まとめ
以上、高比重PEライン(シマノ 炎月G5)を使用したPEダウンショットについてでした。
個人的に、タックルのPEライン化が進んでおります。出来の良い高比重PEラインによって、ますますその割合が増えそうな予感です。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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