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テキサスリグ入門
初心者向けにテキサスリグの入門記事を書いてみます。
私もまだまだテキサスリグをこなせている、とは言い難いですが、それでも主戦力として使える存在に成長させることが出来ました。
実際に私がテキサスリグでつまずいたポイントをご紹介し、テキサスリグでバスを釣る最短ルートをご紹介します★
テキサスリグとは


砲弾のような形状の「バレットシンカー」と呼ばれるシンカーをラインに通し、その先にワームとフックをセットしたリグの総称です。
最もポピュラーなリグの1つで、針先をワームの中に隠す事で、高い根がかり回避性能を備え、ヘビーカバーへのアプローチが可能です。
そんなテキサスリグについて、基本事項を解説していきます。
シンカー
シンカーは、鉛製かタングステン製のバレットシンカーを使用します。
コスパ的に、鉛のシンカーでも良くね?って思ってた時期もありましたが、テキサスリグのシンカーについては、タングステン製のシンカーをオススメします。
テキサスリグは根がかりしにくいのでロストする事は比較的少ないですし、鉛のシンカーはやっぱりデカイ。
テキサスリグで多用する1/4ozから1/2ozぐらいのシンカー(個人的な頻用ウェイトですw)だと、特にこのデカさが際立ってしまいます。
バスにとってシンカーは違和感でしかない訳ですから、出来るだけ小さい方が良いに決まってる。
正直シンカーについては、各社共良く出来ていて、使用感にさほど差はありません。なので私は一個あたりの単価に重点をおいてチョイスしています。
フック
フックはストレートフックやオフセットフックを使用します。
ストレートフックは、オフセットフックに比べてフッキングパワーが伝わりにくく、その分強いタックルでの使用が求められます。
なので初めてテキサスリグをやる場合はオフセットフック推奨です。
オススメはがまかつのワーム316。
ザ・ベーシックなオフセットフックで、刺さりもよく、ワイドゲイプ仕様でワームがよくずれてくれるのでフッキングが決まりやすい。
コスパにも優れています。

ビーズ

結び目保護と、誘いの「音」を発生させる為、シンカーとフックの間にビーズをかましても良いでしょう。
釣具屋さんに売ってるビーズでも良いですが、手芸屋さんで購入するほうがリーズナブルです。(圧倒的に)
ややロートルなテクニックですが、「釣れる!」って気持ちにさせてくれるおまじない的要素もあったりしますw
シンカーストッパー
シンカーストッパーはRYUGI(リューギ)のコンボストッパーを使ってます( ^∀^)ズレにくくてイイですよ。
ラインの太さに合わせて、サイズが定められているので必ず守るようにします。そうしないとストッパーがズレて無意味になってしまいます。
サイズを合わせたのにズレてしまう場合は二個付けすると良いですね。
あえてシンカーストッパーを無しにして、ワームの動きをより良くするテクニックもありますが、キャストが若干やり難くなるので初めはシンカーストッパーを使うようにする方が良いですね。
テキサスリグはリグるのが面倒?
シンカーストッパー、ビーズ、シンカー、ワーム、フックと用意するものが地味に多いテキサスリグ。
確かにややリグるのが面倒ではありますが、私はノットを「ハングマンズノット」にしてからはテキサスでも面倒は無くなりました。
「ハングマンズノット」は結束強度も高いし、結び方も簡単と良い事づくめのノットです。
そしてノットを作る時の仕草がカッコいいwまだやった事ない、って場合、是非試してみる事を強くオススメします。
慣れると10秒かからないで結べるようになるので、リグを作り直すのが革新的に楽になります。
リールは必ずハイギアで

テキサスリグに使用するベイトリールは、ハイギア(HG)または、エクストラハイギア(XG)のリールがおススメです。(ハンドルを1回転したとき、より長いラインを回収出来るギア比です)
テキサスリグでアタリがあったときは、ラインの弛み(ラインスラック)を素早く巻き取ってからフッキングする必要があるからです。そうすることにより、カバーから素早くバスを引きはがし、ラインブレイクを防ぎます。
また、テキサスリグは同じところで粘るよりも、どんどん次の場所にキャストしたほうが効率よく魚が釣れる事が多く、ルアー回収を何度もするので、その手返しを良くするためです。
ハンドル
ちょっとマニアックですが、テキサスリグをやるリールのハンドルにも拘りたいです。
ド定番ですが、ZPIのイナーシャを使っています。
フッキング後に、すぐにカバーから引きはがす事が求められるテキサスリグでは、力の入りやすい、面積の大きなグリップが効果的です。
また、確実な「指掛かり向上」によって、手返しの必要な釣りにおける効率UPを果たしてくれます。
使い方
テキサスリグの使い方です。私が感じた釣るコツをまとめてみます。
臆せずカバーに入れる

根掛かり回避能力を活かして、ややこしいカバーの中に入れてください。
すぐにバイトが無ければ、木の枝に引っ掛けてロングシェイクしてもイイでしょう。
縦ストラクチャーに添わせる

もしくは、立木や岩盤などの縦ストラクチャーに沿わせてフォールさせます。
クランクベイトでボトムをコツコツとノックするのと同様に、「縦にクランクを泳がせる」ようなイメージで縦ストラクチャーから離れないようにフォールさせます。
フルフッキングをかます
バイトがあったと思ったら、慌てずに、ちょっとテンションをかけて、バスの口の中にルアーが入っているか確認します。
すっぽ抜けを防止するために、「訊く」んですね。
しっかり生命感が感じられたら、のけぞるぐらいフッキングしてください。
それが一番大事です。テキサスリグは針先をワームに隠す構造上、バイトがあっただけではちゃんと掛かっていません。
しっかりとバスの固い上あごにフックを貫通させるため、フッキングを行います。
私はここがちゃんと出来なくて、最初のころかなり苦戦しました。
テキサスリグでは、ガッツリフッキングをかます事を強く意識します。
…ここから、テキサスリグにおすすめのワームをご紹介します★
自分レベルのアングラーでも好釣果をもたらしてくれる、パワーのあるルアーたちです(^^)
ノリーズ エスケープツイン
まずは!定番、ノリーズ エスケープツイン。もはや亀山ダムのバスのエサレベル。
秘密はボディよりも大きなバタバタと揺れるツメ。強い水押しを発生してくれます。
ゲーリーヤマモト モコリークロー
小森嗣彦氏監修のモコリークロー。コモリのクローでモコリークロー。
絶妙すぎるサイズ感。4インチサイズの他のクロー系ワームにバイトが出ないときにローテーションすると取りこぼしバスの口をこじ開けてくれます。
秘伝のゲーリーマテリアル。手が取れやすいのが難点。
デプス ブルフラット
ギル型ワームのパイオニア。釣れる秘密は「スパイラルフォール」にあり。
シンカーストッパーを少し離して、軽めのシンカーで使用するのがキモ。
フォール中のバイトが多いので、縦ストラクチャーなどに絡めて使用すると吉。3.8インチが扱いやすくてオススメ。
エバーグリーン キッカーバグ
ピロピロ動くツメの先のポッチが秀逸。
硬めなマテリアルでとにかく針もちが良いので、ハードカバーを延々と打ち続けるのに最適。
水押しが強いので、マッディフィールドでの実績が高いです。
O.S.P ドライブクロー
巻いた時に、両方のカニ爪がプルプルと震える、バイバイ〜(^O^)/アクションが持ち味。
クロー系なのに「しっかり泳ぐ」スゴイヤツ。スイムバランスがバツグンなのが釣れる秘訣か。
ボリューミーなカニ爪が、バスから見て非常に魅力的な形状らしく、バイトでツメだけ持っていかれる事が多発。
まとめ
奥深きテキサスリグ。
ざっくりすぎますが、初めに気を付けるべきポイントをまとめてみました。
難しく考えがちですが、バスの居るところに送り込んであげて、ガッツリフッキングしてあげれば最初の一本は獲れるはずです。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
テキサスリグに必要なものまとめ
