スピニングリールを組み付ける際、必要になってくるのが「芯出し」という作業です。
ヤベエ、なんか分解前よりも巻きが重くなった?って思っても、ピタッと芯出しが出来れば怖くありません。
そんな、芯出し(センター出し)の手順をまとめました。
スピニングリールの芯出し
スピニングリールを組み付ける際に、必要になるのが「芯出し」です。
大きく分けて、ドライブギアの芯出しと、ローラークラッチの芯出しの二つの作業となります。要するに各部のクリアランス調整、といったところです。
(本当はシム調整もセットでするべきだと思うのですが、今回は工場出荷状態のシムがおおよそ正しいという前提で割愛します)
今回のオペは、シマノ ’16ストラディックCI4+ 2500HGSが生贄です(*’▽’)
まずはドライブギアの芯出し
まずは、ボディ横のネジの締め付けトルクを微調整して、メインギアの芯出しを実施します。
スピニングリールはホント繊細で、ネジ一本の締め付けトルクで、びっくりするぐらい巻き心地が変わるんですよね。
作業の前に、ローラークラッチを借り組みします。
ローラークラッチが付いてないと、巻いたときにピニオンギアがピュッと出てきてしまうからです。
それと、巻き心地を調整する為、ローターを仮に被せてハンドルを取り付けます。(ローターが無いとハンドルが付けれない)
ローラークラッチとハンドルを組んだら、芯出し作業のスタートです。
ストラディックCI4+の場合、ボディを閉めるボルトは4本あります。
そのうち、メインギアの芯出しに大きく影響するのは上の二つのボルトでした。(私の個体が、という話かもしれませんが)
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