オシアコンクエストとカルカッタコンクエストを比較して、ソルト用リールと淡水用リールの違いをチェックしてみました。
目次
ソルトリールと淡水リールの違い。
海水専用としてリリースされていますが、気になるのはソルト用リールは一体何が違うのか?というところです。
オシアコンクエスト201HGとカルカッタコンクエスト101を比較
そこで、カルコンじゃダメなのか?というところを、分解してチェックしてみました。
比較対象のボディサイズが200番台と100番台という違いがあるのが申し訳ないのですが、海水仕様になっている箇所はおそらく番手に関係ないはずです。
結論から言うと、かなり海水仕様に特化した仕様になっているように感じます。
という訳で、細かい違いを検証していきたいと思います。
ハンドル
パッと目について、一番違う部分としてはハンドルの仕様ですね。
オシアコンクエストはシングルハンドルで、EVA製のゴツいノブがついています。
100g〜200gといった重量級のジギングをやる場合にも疲れないための仕様ですね。
(PG[パワーギア]仕様は、ダブルハンドルで中型のEVAノブが装着されています)
カルカッタコンクエストはダブルハンドルで樹脂製のノブ。(私のは夢屋 コルク ハンドルノブ TYPE 3 ショートに交換しています)
確かに、もしカルコンのノブでジギングをやったら、小さくて指が疲れてしまうはず。
あとはハンドル軸の太さが、200の方が太く、ロックナットは12mmの仕様です。
また、ボディ外側に露出しているネジが200の方が少ないです。
まあこれらは200/100の違いになりますね。
スプール
スプールも全くの別物です。(200/100の違いもありますが、おそらくカルコン200との比較でも同様の違いがあるかと思います)
オシアコンクエストは40/18(径mm/幅mm)、カルカッタコンクエストは36/21(径mm/幅mm)。
オシアコンクエストは肉厚でナローなスプールです。
落とし込みの際に、レベルワインドとの抵抗を減らすためにナロースプールになっていると思われます。
また、扱う仕掛けのウェイトが非常に重たいため、肉厚で頑丈です。
サイドプレート
サイドプレートに仕込まれた、SVSInfinityの外部ダイヤルの有無も大きな違いですね。
オシアコンクエストは無し、カルカッタコンクエストは有り、となっています。
もちろんオシアコンクエストにもブレーキユニット自体はあり、キャスティングゲームでの仕様も一応考慮していますが、それほど微調整をする必要性はない、という事でしょう。
ブレーキユニット自体は、両方とも一世代前のSVS Infinity(’14年デビュー)となっており、同じです。
防錆ベアリング
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