希代のタフベイト、バンタムMGLをバラしてみました。
シンプルな構造で、メンテナンス的な観点から見ても名機です。
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バンタムMGL オーバーホール
さて、2019年のシマノ新作リールの情報も出そろったこのタイミングで、2018年再注目株であったバンタムMGLを入手しました。(遅っw)
ギア比5.5のPG(パワーギア)、LEFTハンドル仕様。
とりあえずしばらく釣りに行く予定が無いので(汗、まずはタフネス系アングラー待望の名機であるバンタムMGLを全バラします。
そのタフネスさの源泉を確認しつつ、楽しみたいと思います。
ハンドル回り
まずはハンドル回りをばらします。特に難しい点はありません。
ドラグ音出しピンの紛失に注意するという事ぐらいです。
メインギア
メインギアオープン!真鍮製のMMギアです。
ドライブギア軸やピニオンギア、クラッチ機構等をバラす
ドライブギア軸周辺の部品をバラシて行きます。
ピニオンギア、クラッチ機構等も一気にやっちゃいます。
ウォームシャフト回り
ウォームシャフトの支えはカラーになってます。
だいたいバラした
ほぼ全バラ状態。特にややこしい作りとかは有りません。
他のシマノリールとよく似ています。
注意点
ウォームシャフトギアのEリング
ウォームシャフトギアのEリング(写真中央)が、タミヤのEリングセッターが入る隙間がありません。
なのでマイナスドライバでこじって外すしかないのですが、ぶっ飛び注意です。
BB押さえバネ
本体A側のスプールベアリングを支える、「BB押さえバネ」と呼ばれるバネが有るのですが、これがとても外しにくいです。
内部の一番奥に溝が切ってあって、そこに、バネのやや径が大きくなった部分がはめ込まれている為です。
バネを引っ張ってもなかなか外れない上、バネがバカになってしまいます。
そこで、外側からヘッジホッグスタジオのハンドルノブキャップリムーバー でスプリングをこじって外しました。
その際、本体に傷をつけないよう注意が必要です。
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