釣行後のこまめなリールメンテナンス、実施していますか?調子が良いリールでも、必要です。
ベイトリールのメンテナンスのやり方をまとめました。
目次
ベイトリールの簡単メンテナンス やり方

私が実戦している、毎釣行後のベイトリールの簡単メンテナンス方法をまとめました。
もちろん、調子がイイリールなら、そのままの状態でも良いとは思います。
しかし定期的にメンテナンスすることによって、トラブルを未然に防ぐことが出来ます。
リールメンテナンスに必要な道具


・低粘土オイル(シマノ BFS専用オイルスプレー SP-017P )
・キムワイプ
・綿棒
・適当なウェス
以上です。
オイルをふき取るだけなのでティッシュでも良いですが、毛羽立ちにくいキムワイプがよりおススメ。
リールの内部にティッシュのケバケバを残したくありません!
オイルは、低粘土の純正オイルを用意します。
高性能な化学合成油のBFS専用オイルを使っています。安いヤツは鉱物油です。
ちなみに、日常のメンテナンスにグリスは使いません。
簡単なリールメンテナンス
簡単なリールメンテナンスのやり方です。シマノ公式動画とかすでにあるので、改めて私がUPする意義も少ないですが一応まとめます。
1.パーツのガタツキ、緩みをチェック。

リールの造形美にうっとりしながら、パーツのガタツキや緩みをチェックします。
2.乾いたウエスなどで汚れを拭きとる。
乾いたウェスで、水垢や汚れなどをふき取ります。
3.レベルワインドなどに付着したゴミを綿棒などで取り除く。

レベルワインド周辺や、細かい隙間にたまった汚れを綿棒などで取り除きます。
特にリール前側に、ラインに付着した細かいゴミが溜まっています。
4.ハンドルノブに注油

ここからは注油作業。まずはハンドルノブに注油します。
5.スプール軸ベアリングに注油する。

続いてスプール軸を支えるベアリングに注油します。シマノベイトリールの場合、サイドプレートとスプールを外します。
すると、スプールベアリングと、サイドプレート内のベアリングにアクセスできます。
スプールシャフト等に付着した汚れをキムワイプで拭きとったのち、注油します。
※スプールベアリングの清掃をより入念にしたい場合
より入念にスプールベアリングを清掃、グリスアップしたい場合は、スプールベアリングリムーバーと呼ばれる特殊工具で、スプールベアリングを外します。
6.メカニカルブレーキキャップを外したところ

メカニカルブレーキのキャップを外したところにも、スプール軸を支えるベアリングがあります。
ここもキムワイプで古い油を除去し、注油します。
差し過ぎ注意。ワンプッシュでOK.
滴るようですと、回転の抵抗になってしまい、性能が落ちてしまいます。
そんなときは、キムワイプで除去します。
※ちなみに、これらのベアリングにグリスは絶対に差さないでください。
全く飛ばないクソリールになってしまいます。
7.レベルワインドのギア周りに注油する

レベルワインドのギアにも注油します。
8.ドラグを緩めて保管する。
最後に、ドラグを緩めて終了です。
締めっぱなしだと、柔らかい素材で出来ているドラグワッシャーに、負担がかかります。
一般的に、メンテナンスといえばそんな感じです。
調子が良ければ、ばらしたりする必要はありません。
オーバーホールも定期的に必要
日頃の簡単な注油等がメンテナンス。一方で、全部バラして洗浄、脱脂、注油するのがオーバーホールです。
オーバーホールの周期は、私の場合、ワンシーズンごとです。調子のイイリールに対しても実施します。
調子が悪くなるまで使ってしまうと、部品交換などが必要になるケースもあり、余計なお金がかかってしまう為です。
とはいえ日頃からマメにメンテナンスしていれば、明らかに調子が悪くなる事は、あまり起こりません。

メーカーに出すのもアリ。
自分でオーバーホールするのはめんどくさい!という場合はメーカーに出します。
シマノメーカーメンテナンス オーバーホール料金
料金:2,100円~20,000円
ダイワメーカーメンテナンス オーバーホール料金
料金:3,500円~25,000円
安いリールはいっそ新しく買いなおすのもアリ。

安いリールについては、あまりにも調子が悪くなった場合、新しく買いなおしてしまうのもアリです。
(思い入れがあるリールは別ですが…)
まとめ
以上、ベイトリールのメンテナンスの簡単なやり方でした。
日ごろからのこまめなメンテナンスと、年1ぐらいのOHでリールはかなり長く使えると思います。
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
