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リールの最大ドラグ力とは
リールの最大ドラグ力とは、ドラグが滑らずに耐えられる最大の力、ということですよね。
しかし、本当にカタログ値通りのドラグ力が出るのか?については、今まで計測したことがありませんでした。
事務所に「クレーンスケール」が転がっておりましたので、測ってみることにしましたよ。
実際に測ってみた
計測方法は、極めてシンプルです。
リールとクレーンスケールを直結し、ドラグを可能な限り締め込んでから引っ張るというもの。
ラインは切れないように、最大ドラグ力よりも強いラインを使います。ラインの量は、スプールエッジを2mmぐらい残して巻きつけてあります。
SLX DCの最大ドラグ力
とりあえず手元にあったSLX DC(71XG LEFT)の最大ドラグ力を測ってみましょう。最大ドラグ力は、カタログ値で5.0kg。
つい先月購入したばかりのリールなので、経年劣化による性能ダウンはほとんど無いはずです。
ラインは、とりあえず巻いてあった14ポンド(lb)ラインをそのまま使ってみました。14lbラインが耐えられる強度は約6.4kgですので、理論上は大丈夫なはず。
(ですが、本来であればもうちょっと太めのラインが良いです。何回かテストすると激しい伸縮によって劣化したのか、プチンと切れてしまいました)
カタログ値より少し少なめ
1回目 | 2回目 | 3回目 |
3.8kg | 3.6kg | 4kg |
(とりあえず3回ほどやってみた)
実測してみると、どれだけガチガチにスタードラグを締めてみても4kgほどでドラグがズルズルと滑り出しました。
結果、カタログ値よりも20%ほど少ない数値となりました。何度か実験してみましたが、4kgを上回ることはありません。
ラインを減らして計測
1回目 | 2回目 | 3回目 |
4.2kg | 4.7kg | 4.1kg |
お次は、ラインを半分ほど減らして計測してみました。
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