スモラバといえば。Qu-Onのエグジグですね。
「釣れないときはエグジグ」
その超シンプルな姿に隠された、実釣性能の高さ。
その秘密に迫ります。
目次
エグジグ
出典:jackson
エグジグとは
Jackson/Qu-on(久遠)から発売されているスモールラバージグです。
JBTOP50、江口俊介氏によって開発されました。エグシュンのジグ、でエグジグ。
現在販売されているスモールラバージグの中で最も有名なスモールラバージグ。
スモラバといえばエグジグです。
エグジグ 商品ラインナップ
一口にエグジグといっても三種類あるようです。
★EGU Jig [エグジグ]
★EGU Jig HYPER [エグジグハイパー]
★EGU Jig BF COVER Jig [エグジグ ベイトフィネス カバージグ]
上から順にスピニングタックル用、ベイトフィネス用、込み入ったカバー用。でいいでしょう。
手元にエグジグと、エグジグハイパーのストックがあったので、ご紹介いたします。
まずはエグジグから。
エグジグ
WEIGHT
Weight:1/32oz(0.9g)
Weight:3/64oz(1.3g)
Weight:1/16oz(1.8g)
Weight:5/64oz(2.2g)
Weight:3/32oz(2.7g)
自重は、上記の5種類。
私はキャストのしやすさと、喰わせ能力のバランスがとれた1/16ozを基本として、喰い渋ったら軽くしてみます。
価格は、公式サイトではオープンプライスとなっています。
Amazonでの価格は、2016年8月25日時点で520円(税込み)でした。
スカートの巻き量、長さのバランス
シリコンラバー製のスカートの巻量が、多すぎず、少なすぎず絶妙な長短のバランスで巻かれています。
人間の目から見ても、とてもバランスに優れたシルエットとなっています。
なんていうか、黄金比のようなバランスを感じます。おおげさでしょうかw
名作ルアーに共通する、バランスの良さ。
例えば、メガバスのヴィジョンワンテンなどが持つ美しさなどに通じるものを持っているかと。
これにより、スレバスを狂わせる生命感あふれるシルエットを実現し、さらに適度な水押しと乱水流を発生してアピール。
またフォール時や、着底時のフワッとしたアクションを生み出してくれます。
しかしキャスト時やフッキング時に邪魔にならない、決して多すぎない量。
アピール力とフッキング性能が高次元でバランスされています。
ガードの硬さ、スナッグレス性能
ガードがとても絶妙な太さ、硬さになっています。
根掛かり回避性能を高めつつも、フッキングの際には邪魔にならない。
スピニングタックルでのフッキングでも、しっかりかかってくれます。
樹脂タングステンヘッドによるすり抜け性能、泳ぎのバランス
高比重、高感度素材「樹脂タングステンヘッド」を使用。
「樹脂タングステン」、通称「樹脂タン」。
タングステンと有機材料からなる複合材料で、高比重かつ高感度でありながら、環境にも優しい素材であるそうです。
これにより、ごく小さなシルエットのヘッドとなっています。
そのため、着底の感覚も感じとりやすいですし、木の枝などにスタックしそうになってもすり抜け性能が高く、根掛かりしにくいです。また、小さな樹脂タングステンヘッドに重心が集中しているため、ぶれることなくキレイにフォールしてくれます。
最もバイトが多いのはフォール時ですが、着底してからのリフト&フォールや、ずる引きなどでもバイトが出ることがあり、気が抜けません。
また、樹脂タングステンのヘッドは無塗装となっており、少しでも価格を抑えるためなんだとか。これは非常に嬉しい配慮ですね。
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