ついでに言及しておくとメインギアは真鍮(ブラス)製。しっとりとした巻き心地と耐久性を持ち合わせているメインギア素材です。
目次
サイドプレートは樹脂
ブレーキユニット側のサイドプレートは樹脂製です。
もちろんやや残念ではありますが、仮にアルミ製だとしても、少なくとも私には違いは感じられないと思います(汗
MADE IN マレーシア
マレーシア産です。
’16メタニウムMGLとの比較
’16メタニウムMGLとの比較です。
流石に高さ方向はややボリューミーなものの、長さと幅はそれほど変わらず、非常にパーミングがしやすいサイズ感です。
いかにグラップラー300がコンパクトであるということが伝わるでしょうか。
主にライトジギング/ジギング、タイラバ向けだが…?
グラップラー300は、メインの用途はソルトのライトジギング/ジギングやタイラバ用リール、ということで販売されているリールです。
太糸PEラインを大量に巻いたバーチカルなオフショア全般の釣り、といったところ。
先述したように、ハンドルもジギングに向いたシングルハンドル、ノブも大型のものが装着されています。ラインキャパはシマノ300番。
SVSブレーキ付きだから、バス釣りにも使えるぞ
出典:シマノ
ということで、バスアングラーには関係ないリール、だと思いきや、SVSブレーキが付いているため、ダブルハンドル化してマグナム級のビッグベイトなどのバス釣りにも使えるリールです。
実際に奥田学氏がバンタム180XXH-SBに合わせて、ジャイアントベイト用タックルとして使用していますね!
この組み合わせがめっちゃ渋くて、イイなあ。と思っていたのです。
最近ソルトもちょいちょい始めたので、ジギング用リールを物色していたら、「そういえばグラップラー300ならバス用途にも流用出来るな。」ということで購入してみました。
奥田氏はフロロ25lbで使っているそうなので、私もちょいと真似してみようかと思います。(追記しますね)
極めてコスパが高い
グラップラー300の最大の特徴は、ジギングリールとして極めてコストパフォーマンスが高いことが挙げられます。
「マイクロモジュールギア」、「SVSブレーキ」、「HAGANEボディ」、「X-SHIP」、「エキサイティングドラグサウンド」を搭載して実売2万円ちょい。
見た目も安っぽさがないですし、オシアコンクエストと並んだとしても、胸張って使えるリールです。
オシアコンクエスト200と比較
オシアコンクエスト200もジギングリールとして購入したのですが、実際のところ実釣性能においてはなんの遜色もない、というのが正直なところです。
ボディの剛性感についても不足を感じることは無いですし、巻き上げトルクも丸型リールと比べて劣っていません。
とはいえ、差がつく部分としてはやはり巻き心地。
そしてやはりコンクエストの鍛造アルミ削り出しボディの美しさ、所有感。
そのあたりはお値段なりの差があるかと思います。
グラップラー300、非常に良いリールです。
唯一の弱点は…_?
あとはウィークポイントを挙げるとすれば、ベアリングの数がやや少ないということ。(ボール/ローラー 5/1。オシアコンクエストは10/1)
しかし、ウォームシャフトの支えやハンドルノブ軸など、比較的性能に影響の出にくい箇所がベアリングレスなだけ。
スプール支え、ピニオンギア支え、ハンドル軸終端など肝心なところにはしっかり入っています。
ですので、それほど気にするところでも無いのかな、という感じはします。
まとめ
以上、シマノ グラップラー300(301HG)のレビューでした。
- オシアコンクエストと比較しても、実釣性能において全く不足なし
- 間違いなく価格以上
- ジギングリールならコレ
- バス釣りにも使える汎用性
ikahimeを最後までお読みいただきありがとうございました。
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